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【カナダワーホリ】5月のふりかえり

みなさんこんにちは、Mari(Mariiiabroad)です。当noteをご覧いただきありがとうございます。コロナ禍にカナダで4ヶ国目のワーホリをスタートさせ、早いもので半年以上が経過し、折り返しに入りました。

半年間続けた仕事を期間満了で円満に退職し、次の職場に引越した今月。
永住権の申請に向けて、色々と考えをめぐらす今日この頃。そんな2021年5月の1ヶ月を写真とともに振り返っていきたいと思います。

■先月の記事はこちら■



1.5月の全体像


5月の前半は有給消化だったので、それまで特に観光もしなかったバンクーバーの気になるところに出かけてみたり、久々にがっつり買い物したり、美容院やネイルをしたり、普段しないことを色々してみた。

詳しくは週刊日記の方に書いたので割愛するが、規制の中でも少し冒険できた時期だったかな。天気も予報よりよい日が続いて、創作活動を休んで、引越し前の今だからできることをした。

ユニクロでも色々買ったり

後半は、写真にも載せたように引越し。バンクーバーを離れ、自然が多く人口の少ない町へとやってきた。

アメリカにいる山好きの友人が私のインスタをみて「うらやましい」と言ってきたが、私は正直山より海派。ニュージーランドよりオーストラリア派。(ニュージーランドも素敵なビーチたくさんあるけどね!)

この町は、数週間滞在していたニュージーランドのクイーンズタウンを彷彿とさせる。主要都市と同じかそれ以上に物価が高く、観光業でなりたっているアウトドア天国。

新しい家族の元に引越してきて、週30時間の仕事を始めた。



2.仕事


前はカナダ人の8才の双子くんの面倒をみていたけど、今回は1才半の同じくカナダ人の男の子。とても活発で、見たもの何でも口に入れるので気が休まらない。ここの家族に決めたのは、「ビザをスポンサーしてくれる」ってことで、その方向で動いてたんだけど、最初の1週間でしっくりこず。

2週目に、「Mari、そろそろスポンサーの準備しようか?」と言われたのだが、ファミリーとの相性もどうなんだろうと思うことが色々とあったので、3週間したところで話し合って、雇用関係を解消することで話がまとまった。

というのも、ここのファミリーの元でこの先(最低)1年やっていく自分が幸せを感じると思えなかったのだ。お給料もいいし、家賃も食費も無料だけど、住み込みでは子どもとの相性がよくても家族(両親)との相性がそうでもないと詰む。そんなわけで、迷いながらモンモンと日々過ごし、夕方5時にはヘトヘトになった脳みそで今後のことを考えて出した結論だ。

今この記事を執筆している6月上旬では相変わらず週30時時間働いているが、「お互いが次を見つけ次第、給料は発生しなくなる」とのことなので、絶賛仕事探し中である。

何事も、実際にやってみないと分からない。幸い、まだワーホリビザの期間が残っているので、少し心の余裕をもって次を考えられている。ただ、雇用契約を解消したことによって、食費も交通費も通信費(スマホ代)も払わなくてはいけなくなった。そのため、物価の高いこの地では家賃を払っていないとはいえ、そんなに余裕のある生活ではない。

話合いをして最初の数日は実に気まずい空気が流れていたが、今では少しずつお互いの役割を果たし、残り数週間のパートナーとして何とかやっている。



3.健康・運動



5月、ついに1回目のワクチン接種をすることができた。
カナダ全体では、人口の半数以上の人が1回目のワクチン接種を終わっている。日本でも色々と言われているワクチンの接種だが、カナダにいる限り周りを見ていると、「副作用がどうとか待ってらんない。とりあえず、仕事しなきゃだし元に戻ってほしい」という人が多いように感じる。

かくいう私も最初は抵抗があったが、今のファミリーとコントラクトを結ぶ時に「ワクチンの順番が来次第、すぐに打つ事」とされていたし、ワクチンを打つ事で今後の選択肢が増えると思ったので、抵抗はなくなっていた。

平日の午前中、ママさんが車で会場まで送ってくれた。
接種は特に痛みもなく、あっという間に終わった。

副反応はよく聞いた腕の痛みや風邪のようなだるさだけで、服を脱ぎ着することが困難なのを除けば、48時間後にはすっかりいつも通りに戻った。

ちなみに、私はモデルナだった。
2回目は4ヶ月後の予定と言われたが、これがきっと縮まっていくように思う。上手くいけば、もし日本に一時帰国しても、その頃には「ワクチン接種完了者は隔離なしでよし」なんてルールが出るかもしれないと密かに期待している。

またスムージ―?と思われた方。そう、また親知らずを抜いたのです。

前回はバンクーバーの歯医者で抜いたのだが、今回はこっちの歯医者さんで抜くことに。初診でX線とられて、それでも大して今の状況がよく分からないそうで、「おい、何のために撮ったんじゃ」と突っ込みどころ満載。こっちの技師は、能力のある人を確保するのが難しいのかも。前の歯医者でも、何度も撮りなおしていたし。結局初診だけで保険なしで$200を超え、高い高い!とひーひー言っていた。

そして翌週、親知らず抜歯。こちらは$316だった。
前回と違って普通に生えてたらしく、麻酔を4本打ってからはスムーズに処置が行われ、「え、もう抜けたの?」とあっけにとられてしまった。

ここ数ヶ月の歯医者代で、日本とカナダ往復できたのは間違いないけど、それでも日本で保険入ったり、カナダ戻る時に隔離したり・・・という手間を考えたら、これでも安上がりだ。とにかく、虫歯の治療と親知らず2本の抜歯が終わり、ホッとしている。

抜歯の数日前に、ZOOMにてあったクッキングワークショップにて作った、生まれて初めてのタイ料理。



ヨガやジム

5月終わりに規制が緩まったBC州。とはいえ、未だにジムやスポーツアクティビティは予約制のところが多い。せっかく回数券を買ったので、使わな損!ということで、屋外ヨガと屋内ジムを予約した。

あ、そうそう。プールにも行ったっけ。

久々すぎて、自分の筋力のなさを思い知った。
子どもの頃は25mクロールなんて大したことなかったのに・・・。
月日の経過を思い知ったのだった。

ちょうどこの時、ファミリーがキャンプでいなかったので、許可をもらってジャグジーを使わせてもらった。

最後に大きな浴槽に入ったのは、確か去年の10月にクイーンズタウン(NZ)に旅行した時だったから、かなり久しぶり。本当は夜に入るのが気持ちいいんだろうなぁ。

この後YouTubeも撮ったんだけど、編集する時間ができる前に刻一刻と状況が変わるので、今はお休み中。とりあえず、日々の暮らしが最優先。


4.人との出会い


ワーホリも4ヶ国目、コロナ禍の海外生活も2年目、人生で引越した回数はたぶん30回ほど。そんなことを繰り返していると、環境に順応するのが上手くなる。

日本にいた時は友達が多くなくても苦じゃなかったけど、海外では人とのコネクションなしでは精神的にやっていけない。自分の中の価値観のプライオリティは間違いなく変わった。あと、日本だと社会全体が「これはこうあるべき」みたいな単一の価値観を持つ傾向にあって、つまんないなぁと思うことが多かったけど、海外で会う人は多様な価値観を持っていて、意見が違うから相手を否定する、みたいな低次元の争いがないのも友達を作りやすい理由かもしれない。(ここ数年、マウンティングとは無縁である)

ここのママさんからも冗談交じりで「友達づくりのプロでしょうね」なんて言われたけど、確かに、警戒とかせずにオンラインでもガンガン人と会うし(もちろん、コロナ禍では大人数では集まれなかったけれど)、常に好奇心のアンテナは張り巡らせているかと思う。

そんな甲斐あってか、来て1週間経つか経たないかで友達ができた。

カナダ人と台湾人の夫婦と、香港系中国人の女の子3人とピクニックに。
(顔がむくんでいるのは前の日少し飲んだせいだと信じたい)


2人には別の日にマウンテンバイクも教えてもらった。

いやー、ここに住む人たちアクティブすぎるわ。都会女子にはついていけない(苦)

しばらく経って、「仕事辞めるからここを離れることになる」と伝えると、餃子パーティに呼んでくれた。

そのまま、ボードゲーム。

なんか、小学生の時に林間学校で群馬や栃木や長野に行って、長い夜がつまんないなぁなんて思った気がするけど、大人になるとこういう夜の過ごし方が何だか贅沢だなって思ったりする。

他にも、オランダから移住してきたマダムの素敵な戸建てに招待いただいたりもしたけど、週刊日記に書いた気がするので割愛する。



おわりに


(以前も紹介した本『Magic』)

この本に紹介されている感謝のワークを始めて3週間ほど経った。
正直効果は分からないけど、今自分が与えられているものに気づくことがマインドフルネスと直結していていいなと思う。

さて、いつもとは違い、イレギュラーな1ヶ月だった5月。
慣れた場所を旅だって、根づく前にさよならを決めた起伏のあった1ヶ月。

そんな中でも、毎日積み上げているし、投げやりにはなっていない。
人生の目標は幸せになることだから、その方法はいくつあったっていい。

最初から目の前の選択肢の全てを確定させることはできないし、プランは練りつつも行く先によって変えていく柔軟さが必要。予定は予定であって、決定ではないのだから。

リスクを冒したから観れた景色があったし、改めて自分の心の声を聞いて、自分にとって何が必要なのか確認することができた。今に満足できないなら、別の可能性を探っていく、それだけ。

行く川の流れのように、日々世界は動いているし、状況はどんどん変わっていく。ここに引越してくる前は色々と不安だったけれど、仕事をして自分が残りたいかどうか決断を下してからは肩の荷がおりてスッキリした。きっと私には軌道修正が必要だったんだと思う。

過去、ニュージーランドでも同じようなことがあったんだけど、なんとその翌日に素敵なファミリーが見つかってそこで働くことになった。そこではビザが切れるまで半年以上働いたし、あの時違和感を感じたまま押し通さなくてよかったと思った出来事だった。今回もそれに似ている。

ピンチはチャンス。どんなに暗く見える状況でも、それはきっとどこか別の素敵な出口に続いている。そう信じて、日々できることをやっていくのみ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
みなさんの5月はいかがでしたか?

2021年6月9日
カナダより

Mari



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