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【憧れの人】

少々危なっかしくはあるけれど、いつだって自分の気持ちに素直で自由。

晴れた日には燦々と降り注ぐ太陽の光を全身に浴びて、雨の日には静かに雨音を楽しむ。

たまに突拍子もないことをして周囲を驚かせることもありそうだけど、その無邪気さが憎めない。

彼にとっては経験すること全てが喜びなのだろう。

目的地など無くても迷うことはない。
その瞬間瞬間、惹かれる方向へ歩き出すだけ。
踏み出す一歩はとても軽い。

彼のように人生を楽しめたら、私ももっと沢山のことにチャレンジできたのではないかと思う。
「あ、これやってみたい。」
「こんなこと楽しそうかも!」
と閃いても、しばらくして思うのだ。
「これをやって何になる?」
「周りの人はどう思う?私に出来るの?」
やらない理由はどんどん膨らんで、閃きのワクワク感は消えていく…。

そんなことを繰り返していくうちに、行動範囲は狭くなりパターン化してしまう。
今までの自分を振り返って、関わる人や環境は違えど同じことやってるな〜って経験、皆さん無いだろうか?

なんとも忙しい頭と心だ。
「閃いた→やってみる」の方が断然シンプルなのに。きっと彼の頭の中はとてもシンプルだろう。
人によっては「おバカさん」って感じるくらいに。

でも、それでいいんだよな〜。
彼のシンプルさに憧れる今日この頃。

【今回ご紹介したのは】
愚者 (ぐしゃ)様。
破れかぶれでサイケデリックなお召しものをサラッと着こなす。少々丈が短いようにも感じるがそこにブーツを合わせるのがさすがのセンス。
右手の小枝も彼にかかれば魔法の杖✨
「足元なんて見ませんよ。こんなに素晴らしい空なんだから〜!」

ではまた、次のノートでお会いしますよ♪
バイバイ。

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