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23.11.08 THE END OF HISTORY

今日は記念すべき日だった。
SCREAM ICE CREAMは、皆の自意識によって作り上げられた作品だったのだと、最後にして、最も強く理解することができた日だった。

使う人、食べる人のことを全く考えていなかった。
楽しくて、承認欲求も満たされて、アイデアが実現できる場があって
そこに、誰かを幸せにできているかなんて考えは、存在していなかった。

このブランドは俺が作った。俺たちのものでもある。
そんな「ブランドの奪い合い」は本当に虚しいものだった。
完全に私物化されていた。こんな、誰のためにもならないブランドは、終わらせて正解だったと改めて思う。
そして、この虚しさも、結末も、私たちの未熟さが生み出したものだ。
信念も意志もなかったブランドは、こんなに脆弱だった。
本当に、最後まで悔しかった。
最初から最後まで、事業者の意見なんて存在していなかった。

終わりにすると話すと、ポテンシャルあると思っていたのに、とか、期待していたのに、と残念がる人がいる。
このブランドのポテンシャルって、どこにあったんだろう?何のことを、ポテンシャルと言っているのだろう?
そして、実際のところを知らない人たちが、どうしてポテンシャルを感じることができるのだろう?
関わっている人も、周りにいる人も、みんな、無責任だ。
責任は事業者にしか、取れない。

私たちの「ブランド作り」デビューは失敗に終わった。
そして学びもデカかった。
強くなれた。譲れないスタンスができた。

会社の信念に共感してくれる人を仲間に入れる
・事業者としての意志を強く持つ
・プロや専門家という肩書きの下に入ってはならない
・お金を恩で返さない。パートナーに申し訳なさは持たない。

こうやって失敗や悔しさを乗り越えて、軸ができ、信念ができ、本当の仲間が集まってくるんだろう。
もっともっと強くならないといけない。

私たちの信じるものが間違っていないと、世の中に証明したい。
真に強い事業者がきちんと評価され、インパクトを持てる世の中を作りたい。
失敗できない理由ができた。これからは、私たちのやることで、誰かのために、社会のためになりたい。

ブランドは終わったが、事業者としては序章の終わり。これから本編!

たくさん学ばせてくれて、ありがとうございました。

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