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23.11.12 自分の事業をつくる

今のブランドを終わらせる宣言をして、家業を継ぐことからも解放され、ゼロになった私たち。
これから何をしていくのか、どう生きていくのか。未来が見えない不安と焦りが襲ってくる。
行動したいのに、何をすればいいのか分からない。

そんなとき、慶吾さんが手を差し伸べてくれた。

出発点としての、バイブルをつくろう。
自分たちの事業を仮置きして、資料をつくろう。

今、一番必要で、そして唯一できる、「作る」という行動。
行動することが見えるだけで、こんなに安心して、やる気になるんだ。
一緒に考え、時間を割いて、戦ってくれる共犯者がいることが、すごく幸せだと思う。

私たちが考えてきたこと、話してきた言葉を張り出す。
光景をつくる、人に喜びを与える。無化する。

アイスで世界を変えられると、本気で信じられるのか?
マリメッコは、戦後の暗いフィンランドを、カラフルで力強いファッションで、明るく変えた。今の北欧らしさを作った。

私たちは、アイスクリームの可能性を信じて、活動してきたわけではない。
もっと大きな信念があって、アイスクリームは手段にすぎないのだ。
同時に、手段としてのアイスクリームの可能性は、とっても強く感じていると思う。

アイスクリームがどんなに素晴らしいものか語り合う時間に、少し違和感を感じていた。
ブリュードッグのように、ビールは素晴らしいものだ!ビールの可能性を信じている!とは言えない。アイスクリームに人生をかけることは出来ないと思う。

では私たちはどんなことをしてきたのか?

なぜオシャレカフェであんみつを出したのか?
なぜ居酒屋イベントをやったのか?
なぜホテルでオリジナルアイスをあんなに必死に作ったのか?

出てきたキーワードは
「カオスは美しい。」
これがどんな事業の確信になっていくのか?

アイス屋ではない
空間屋さんなのかもしれない。

少し見えたからって、進んだわけではない。
行動が伴わないと、意味がない。
経営は、見えない未来との戦いだ。まだまだこれからだ!

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