見出し画像

23.11.02 文化の日

カルチャーと題したイベントへの出店。

たくさんの飲食出店者さんたち
お馴染みの顔ぶれもあるし、新しい人たちも。

私たちは、何故、たくさんのイベントに出店してきたのだろう。

オンラインで販売開始したとき、こんなにイベント出店がメインになるなんて思ってなかった。
多くの人にブランドを知ってもらうために広島や東京で、福岡のコーヒーショップでイベントをさせてもらうようになった。
お客さんと話して、目の前で食べてもらって反応を見れることが楽しかった。

だんだんイベントに誘われることが増え
気づくと、イベント屋さんになっていた。
マーケットやイベントをやる時に呼びたい、ポップで新しくて、便利なアイス屋さん。

最初は、憧れの場所、大きいところから声をかけてもらって、嬉しくて誇らしくて、毎週末イベント出店をしていたときもあった。

知ってもらうための出店は
売上をあげるための出店へと目的が変わっていった。

カラフルでポップで世界観もありフレーバーが独特なアイスクリームなんて、いいコンテンツだ。

私たちは、いつの間にか雑貨化・コンテンツ化して消費されるようになってしまったんだな。
これは、お店という自分たちを守ることの出来る空間を持ってないことの弱点かもしれない。

今まで、売上になるから、という理由で出店をしていたけど、イベントに、売上目的で常連出店しているようでは絶対に、スケールなんてしない。
ちゃんと目的を持って出店して、私たちもその場を利用させてもらわないと、そうなるべきだと感じた。

カルチャーをつくりたい

いつか、閃いたように浮かんできた目標。
二人で語り合っていた「カルチャー」
私たちはあのとき何を見ていたんだろう?
カルチャーって、つくるものじゃないよな。
と、しばらくして気付いて、そんなこと目標にするのは辞めたんだけど
その時ともまた違う今の感情。

今の私たちには、これから作っていくだろうものが少しづつ見えてきている。
私たちが信じること、甘味の可能性、世界を変えれるんじゃないか!と目を輝かせて二人で語り合っていること。それは文化になりうるとおもう。

消費される人たちと消費しにくる人たち
それが狭すぎる範囲でぐるぐる回っている
最初は新鮮で楽しかったけど
飽きてしまったんだと思う。

顔見知りと「よっ!」と挨拶し続けて終わる時間よりも
信頼できる人と、今と未来の話を熱く何時間も語る時間をつくりたい。

でも、それと同時に
私自身は昔から、イベントやパーティーが好きだし、人が集まるところに積極的に行ってきた。
当時は学生だったり、社会人になりたてだったりと、大人の話を聞きたかったし、頼れる人を探していたし、新しい世界で興味があった。
今はそうじゃないかもしれないけど、当時のそんな自分が作った人間関係だったり、体験が、今に生きているし、すごいい行動だったと思う。
だから、価値観が変わっても、昔の自分を否定したくないな、と思う。
成長しているんだな。昔の自分も良くやってた!と褒めたいし、今、考えていることも大切にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?