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インドに暮らす、2022年

年末年始は日本に一時帰国していました。オミクロン前だったので、エネルギー溢れる4歳児をホテル隔離に巻き込まずに済んだのが功績。そして日本に住む祖父や祖母に孫をたっぷり可愛がってもらったのが最大の功績。

個人的には8ヶ月ぶりに美容室に行って、髪と頭皮と心を癒せたのが最高の功績。(ちなみに、すでにもう今すぐ美容室行きたい)

昨年から今年にかけて、あらゆる移動が命がけで、一寸先は闇の状態をほふく前進してきました。

身の安全を第一にするのであれば、日本の家から出ないのが一番なのかもしれない。しかし家族が一緒になって、苦しい時も危ない時も共に過ごすのだと決意してからは、不安定な状況下での移動も必要な判断なのでした。

有事とも言える危機的状況をかい潜ってきたことで、だんだん野生の勘が冴えてきました。いつ移動できるか、各政府はどのタイミングでどう判断するか、どこにリスクとメリットがあるか等等。

安全に生き延びることに必死だった2021年。
2022年はもう少し肩の力を抜いて、インドのあれこれを堪能したい。
今しかできない子育てや自分のチャレンジも楽しみつつ、
今ここにある小さな感情も大切にしたいと思います。

さて日本からインドに戻るとき、飛行機の窓から見る地上の景色にいたく感動しました。深い緑の森が波状に幾重にもうねっていて、人間なんか誰も住めなさそうな神秘の世界が広がっていました。

あとから地図で確認すると、そこはミャンマー・インド・バングラデシュの国境らへん。きっとこのあたりは、人間以外の圧倒的なパワーが支配している。誰も立ち入ることができない、地球だけの場所です。

(この地図の真ん中らへん一帯、縦に波打ってる。)

太古の昔、インド亜大陸がユーラシア大陸に体当たりするように移動してきて、大きな2つの大地がくっついた。その時にできた波状の森だと直感的に感じました。

インドって、大陸の成り立ちからからしてキャラが濃いです。もうこれはどうしたって、地球が定めた性格だからそういうもんなんだなって心から理解できます。

海洋研究開発機構HPより引用


そんなこんなで、今年もよろしくお願いします。

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