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#8 社会学を2ヶ月学んで気づいたこと
コペンハーゲン大学では社会学部に所属しているのですが、そこでの2ヶ月間で気づいた2つのことを書きたいと思います。
1社会のコアバリューを理解することの大事さ(講義・歴史)
価値観が文化、制度を作っている。そもそも社会の根底にある概念を理解することがその国を理解するうえで、大事なことだと思いました。
例えば、デンマークであれば平等・寛容という価値観がある。
労働の分野でいえば、その価値観に基づいているため、アウトプットが出せれば、働く場所・時間に縛られないといったことにつながり、フレキシブルなワークスタイルが実現する。
2.当たり前を疑うこと
デンマ―クに留学に来る前は、デンマークの多様な教育制度や、幸福な国という良いイメージに惹かれていました。もちろん素晴らしい面もあるけれど、少し社会の一側面に焦点をあてて美化しがちだったなと思います。
例えばフォルケホイスコーレという学校はよく「自分探しの学校・学び直しの場所」というキーワードでとらえられることもあるけれど、必ずしもそれがあてはまるとは限らないのだなと調査を通じて個人的に思いました。
私がフォルケホイスコーレに通っている2名の日本人と通った経験のあるデンマーク人に話をきいて感じたことは、
フォルケホイスコーレに行ったからと言ってやりたいことが見つかるわけではない。人生の様々な選択肢の1つに過ぎないし、むしろ一人旅のほうが自分と向き合えることもあるのかもしれない。ただ、多様な人との共同生活の中で、自分次第で新しい自分の側面を知ったり、やりたいことに素直になれる自分に出会える可能性がある環境ではある。
留学で実際に現地に来て自分の目で確かめることで客観的に事実をとらえられるのだなと思います。
講義、実践活動を経て感じたことなので、また残りの3か月で変わるかもしれません。
ただ、今私なりに留学生活約3か月を経て考えたことは上記です。
それではHejHej!
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