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木10ドラマ silent 第4話感想

前回の話の続きから始まった第4話。
今回は、湊斗の優しさ全開。
全開ゆえに…
そんな4話を振り返る。

あらすじ
青羽紬(川口春奈)の家で鉢合わせした佐倉想(目黒蓮)、戸川湊斗(鈴鹿央士)、光(板垣李光人)。思わずその場を去ろうとする湊斗に、紬は想と二人でちゃんと話した方がいいと諭す。

湊斗は8年ぶりに想と向き合う中で何も変わっていないと感じ、高校仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。そんな湊斗に対して、紬と想の復縁を懸念する同級生たち。だが、横井真子(藤間爽子)は、紬が今は湊斗のことを本当に大切に思っていることを理解する。 迎えた当日、フットサル場で待つ同級生たち。そのとき、想は…。

想の歩み寄り方。
紬の気の使い方。
ちゃんと向き合おうとする湊斗。
2人がちゃんと前みたいに仲が戻ってよかった。

声出して湊斗の名前を呼んだ想。
想が家族以外で声出して話したのは、多分湊斗だけだよね。
そう思うと、前回のと繋がって号泣だった。
喋りたくなくて喋らなかった想に、好きな方で話して良いよって湊斗。
親友だったからか、湊斗が持ってる優しさからなのか。
湊斗も紬と同じように、ゆっくり優しく想の心を開けて。
想にとって、心許せる場所がまた戻ってこれたかな。

2人とも好きで一緒にいる

想のちょっと悲しそうな顔。
微笑みながらも無理して隠してる感じ。
複雑だなぁ…
別れた理由が理由だから、まだ好きだよな。
再開したことで抑えてた気持ちが蘇ってきて、
でも今彼女の横には違う大切な人がいて、
お互いがちゃんと想い思い合ってるの知って、
切ないよな。

不器用な光の優しさ。
手話できないけど、持ってる優しさ。
でも想にまだちょっと持ってる壁。
この距離感も可愛いけど、
前に紬を振ったことに対して
嫌悪感を抱いてるのかな?

湊斗の言った言葉に対して光がちょっと怒ってたのは
きっと察したんだろうな…

フットサル、ちゃんとみんな集まる同窓会。
先生もみんなも紬も湊斗も本当に優しい感じに泣けてくる。
想の嬉しそうな顔、楽しそうな顔。
やっと心から笑えたんじゃないかな。

みんなから距離置いて心閉ざしていた想に、
もう一度みんなで集まって仲良くなれるチャンスを、
タイミングを、場所を作って与えてくれる湊斗。
色々考えて躊躇してる想の背中を押して、
みんなの輪に入れてあげる優しさ。
こんなの、嬉しいよ。

8年前と何も変わらない想。
耳が聞こえないってだけで、
性格も、フットサルの技術も変わらない。
声も、優しさも、お茶目さも変わらない。
多分紬に対して好きって気持ちも。

最後の湊斗の言葉。
できることなら聞きたくなかった。
バカだなぁ、本当に。
なんでそんなに優しいのに、
周りの人を優しさで包み込んであげられるのに
その優しさを自分に向けてあげないんだ。
もっと自分に自信を持てたら、きっと違ってたのかな?
湊斗の性格的に、周りからの声も優しいからプレッシャーに感じちゃうよな。

自分も好きだけど自分よりふさわしい人がいる
お似合いの人がいる。
見てたら好き同士なの分かるし、それを見るのが辛い。
なんて思ってそう。
今隣にいるのは自分なのに…
湊斗…

紬は本当に湊斗が好きなのに…
思い合ってるのに、好き同士で一緒にいて
幸せなはずなのに…
どうしてこうも上手くいかないんだろ。

楽しくないわけない。
つまんないわけない。
どう思うかは相手決めることであって、
自分で言わないでよ。
勝手に決めちゃだめだよ…

同じ言葉を2人から言われた紬は、どう思ったのかな?
同じ過ちはもうしないで!って思っちゃう。

自分の隣にいるときより、
違う人の隣にいる方が可愛いってさ、
ずっと近くで見てきた湊斗だから言える言葉だよね。

湊斗って呼んでもらえて嬉しかったから
紬も名前呼ばれたら喜ぶと思うって、
じんわり優しいアシスト。

最後、湊斗と想が話してたシーン。
声を震わせながら思いを話す湊斗。
涙を流しながら話を聞く想。
最後の最後まで湊斗と想の表情がすごく切なかった。

矢印の行方がまたしても狂い始めて、
今後の展開が気になるけど、
どうにかみんなが幸せになる方法はないのかな?

この4話の結末、実は4話の序盤からちょこちょこ湊斗の匂わせがあったんですよね。
紬とのデート、光との電話…
わかった上でもう一度見返すと、おもしろいかもしれません。

湊斗役の鈴鹿くん、演技が上手すぎて…
ドラゴン桜のちょっと嫌な感じの生徒役と、
silentの優しさ100%の湊斗役との振り幅が広すぎて
今後、絶対ブレイクすると思う!
それくらい秘めてる才能、ポテンシャルが高くて
見応えがある俳優さんだなって改めて思った。

次回は第5話、折り返し地点です。
今後の展開、矢印の行方、色々楽しみ。

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