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#私の不思議体験

こんなタグの記事投稿募集を見つけたので、
なんとなく覚えていることを書いてみようと思う。

あれは10年以上前の学生時代に
バイトしていたクリーニング屋さんでのこと。

超スーパーエクストラ人見知りで人間と関わる事が大嫌いだった私は、

1人でシフトに入り
その空間にずっと1人でいられて
黙々と1人で仕事をこなせるその地味なバイトが最高この上なかった。

一応接客業ではあるので、
衣類を預けに来る人、受け取りに来る人はいてその時に多少会話をする必要はあったのだけど。

バイトのメンバーは田中さん、鈴木さん、斉藤さんと私の4人。 (仮名)

私だけシフトが特別で
開店する朝の9時〜閉店する18時までずっと1人。

他のバイトさん達
(3人とも小学生〜大学生くらいのお子さんを持つお母様方)
は14時くらいで入れ替わるシフト制。

私以外のメンバーは交代制のシフトだし、私1人の時間に個人的にクリーニングに出しに来るメンバーもいたので、普通にみんな顔見知り。

その中の田中さんのお子さんが、小学3年生くらいだったかなあ…めちゃめちゃ可愛い女の子で。

田中さん地味目なのにその子お目目ぱちくりの極みで。
(田中さんごめんなさい)

しかもものすごくいい子で
時々田中さんと一緒に来ては、私に飴をくれたりと餌付けしてくれるのでした。

1ヶ月に1回あるか無いかくらいの頻度で来てくれていたのだけど、
ある日、田中さんと娘ちゃんと弟くんが3人で手を繋いでやってきた。

その時弟くんは初めて見たのだけど、
またその娘ちゃんに似て目がくりくりで可愛い。
(田中さんごめんなさい。※2回目)

いつも通り衣類を預かって、
いつも通り餌付けされつつ会話をして、
いつも通り滞在時間5分無いくらいでバイバイ。

2人とも可愛かったなこんちくしょー🤤🤤
なんであんなに可愛いんだろなこんちくしょー🤤🤤🤤🤤🤤
(田中さんごめんなさい。※3回目)

と余韻にひたりながら、
1人勤務なのでそのまま接客の時以外は誰とも会話せず勤務が終了したのでした。

それから数週間、若しくは1、2ヶ月後くらいに斉藤さんがお客さんとしてやってきた。

斉「今日のお客さんの入りどう〜?」

私「今日全然来ないです〜のんびりできていいですけどもふふふ〜」

なんて会話をしながら、
ふと田中さんの話になって

私「この間田中さんがいらしたんですけど、お子さんめちゃめちゃ可愛いですよねーもう2人して可愛いとか田中さん前世で徳積みまくってたんですかねー」

というような事を興奮しながら話していると

斉「2人?あそこ一人っ子じゃなかったかな?親戚の子とでも来てたのかねえ?」

ん?親戚?
いやでも2人ともめっちょ似てたぞ…目えくりくりで可愛かったぞ……🤔?

と、思いつつそんな感じで会話終了しつつ斉藤さんは帰っていきました。

後日また斉藤さんがやって来て

斉「田中さんにこの間の事聞いてみたんだけど、やっぱりあそこ女の子の一人っ子みたいよ?しかもその子と以外ここに来たこと無いって言ってた!」

え、まぢか。

誰だったのあの可愛い男の子…

確かにその男の子と会話した記憶は無いけど、
手を繋いでいた事と、可愛かった事だけはものすごく鮮明に覚えていて

……自分怖い…
幻覚かもしれないのにしれっと人に話しちゃった……

という体験と

鈴木さんこの話に全く出てこないのに、何故仮名ふる必要あった?

という文章構成能力の無さに震えながら終わります…

どろん。

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