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盛岡 旅行記 ②壬生義士伝と洋食屋さん 2023年11月19日

東京のタクシー乗務員、みやびと申します。歴史を旅する、元美脚女子です。🚕💨

先日訪れた、岩手県盛岡市のことを書かせてください。👀📝

旅好きの私が「盛岡に行きたい!」と思っていたのは、壬生義士伝という歴史小説の影響です。

浅田次郎氏の名作でして。時は幕末、、

飢饉に苦しんだ東北は、まだまだ生活苦に喘ぐ日々。

下級武士の吉村貫一郎は、二駄二人扶持。どんなに努力しようとも薄給は変わらない。

3人目の子を宿した妻は、産むことも育てることも出来ぬ貧しさに悩み、入水しようとさえするのです。

吉村貫一郎は、苦しい生活の南部盛岡藩から脱藩し、己の腕を頼りに、稼ぎの良い新選組に加入します。

南部訛りが抜けず、真面目で腰が低く優しく、一方で金のために人を斬れる守銭奴。

愛する家族を餓えから救い、養うため、彼は人を容赦なく斬るのです。

同じくらい愛していた故郷を捨てて脱藩し、家族のために生きる事を決意して出て行く。

彼と関わった人物の記憶を辿り、物語は語られてゆきます。

吉村貫一郎は、どれほど故郷を愛していたのか?
南部盛岡とは、一体どんな町なのか?

美しい盛岡の町。北上川と姫神山、石割桜の雄々しい姿。

私は、『壬生義士伝』を肌で感じてみる旅に出発しました。

盛岡駅に到着し、ホテルまで歩くこと10分少々。

初めて降り立つ盛岡の町には、クリスマス前の煌びやかなイルミネーションも無いし、地味な印象です。

雪を想定した町づくりなのかな?と思わせるものはいくつか見かけましたけど、、東京で暮らす私には、盛岡はとても質素な町に写りました。

東京よりずっと肌寒い盛岡の町を歩きますと、ライオンズマンションの前にはライオンの像が。

冷んやりするけど、空気が気持ち良い。ライオンだけでなく、マイナスイオン〜😚❤️

あれはAEON〜🎶

ちょっとした発見に心躍らせて、ホテルまでの道のりも楽しみました。

盛岡駅 到着が、9時。

ブラブラしながら歩いて、ホテル到着が、10時。

盛岡ごはんを楽しもうと朝食を抜いてきたので、お腹もペコペコです。ホテルに荷物を預けて、情報収集を開始しました。👂✨

「すみません。白龍(ぱいろん)と言うお店で、ジャージャー麺をいただきたいのですが」

場所や時間を調べてもらうと、やはり営業時間外。🕙

「どこか、盛岡お勧めグルメはありませんか?」

ホテルマンの女性が丁寧に教えてくださったのは、『ベル』というハンバーグの店でした。🔔

歴史っぽくないなぁ… と感じて、人気なんですか?と返すと、「お客さまはよく行かれますよ」との答え。

この『ベル』とは、びっくりドンキーの前身なんですね。東京のチェーン店かと思うほどいっぱいありますけど、実は盛岡が発祥とのこと。

なかなか早い時間から開いているので、『ベル』でモーニングをいただくことに。

店のある大通という道まで、歩いてゆきました。

岩手、いや盛岡、、、、

盛岡グルメと言えば『三大麺』が有名ですけど、実は小洒落た洋食屋さんも多いようです。

えーっ、可愛い😍❤️ と思う店が目に入り…

盛岡を歩いて、ガイドブックでは分からない素敵な発見をひとつ、見つけました。👀✨

つづく。→

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