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【ブックレビュー】頭の中を『言葉』にしてうまく伝える。〜with 雑なイラスト

こんにちは。野崎です。

自粛が続いている今日この頃ですが、日頃できない事ができるチャンスと思い、本の断捨離&むかし買った本を読み返しております。

▼今回読んだ本はこちら
頭の中を『言葉』にしてうまく伝える。 著者 山口謡司さん

この本を購入した理由は大きく2つ。

①まるで無印良品のようなシンプルな表示のデザイン
②帯に書いてある『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』と言うメッセージ

にココロ踊らされてポチった記憶が有ります。

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冒頭の『はじめに』を読んだだけで、地下鉄大江戸線の階段を一気にかけ上がったかのような疲労感に襲われると同時に、筆者の想いがグサグサと胸に刺さって来ました。

例えばこんな文章。
『どんな考えも、言葉にして外に発信しなければ、考えていない事と同じで、なんの意味も価値も生まないのです』

ド正論すぎて『はい』としか言えません。と同時に自分に当てはめた時はどうなのかと。。序盤から刺激を受けました。

筆者が大学の教授と言う事もあり、学生とのコミュニケーションや古典・漢詩を例に出しながら【思考の可視化】【思考の言語化】【語彙力の高め方】【相手への伝え方】【わかりやすく説明する技】を第6章に分けて綴っております。

その中でも心に残った事ベスト3を雑な手紙メモと一緒にアウトプットさせていただきます。

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①『中庸』と言う儒教の教え

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相手の立場になって考えるといっても完全に相手と同化する必要はありません。むしろ自分らしさが失われてしまい疲れちゃいますよね。
 儒教の教えの中に『中庸ーちゅうよう』と言う言葉があります。
人との人間関係おいて、同化しすぎず否定しすぎず極めて自然体に程よい状態に心の中を保ちつつ相手と向き合う事。そうする事で相手の反応にイチイチ心が揺れ動く事も無くなります。
 感情移入しすぎずフラットな状態で客観的に物事をみるスタンスを心がけようと改めて気づかされました。

②稟(ひん)を大きく

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言葉を発すると時には反論を得る事もあるでしょう。それで心が折れてしまっては前に進む事ができません。その時に本書では稟(ひん)を大きく持ちましょうと述べております。
『稟ーひん』とは情報を受け止めるための自分の心の中にある器を意味します。情報化社会と言われる現在で自分にとって本当に必要な情報なのかを、見極めるアンテナを貼りつつ、アンテナを通じて自ら仕入れた情報を咀嚼できるように意識したいものです。

③ばかにできないオノマトペの刺激

話は遡ること小学校の国語の時間。
教科書に載っていた『宮沢賢治ーやまなし』と言う作品に『クラムボンはぷかぷわらったよ。』と言う言葉があり20年以上たった今でもはっきり覚えております。
(クラムボンって何やねんと言う疑問はいまだに残りつつも)
この”ぷかぷか”と言う言葉は状態を音で表すオノマトペです。
 
テレビCMや日常会話にもオノマトペがたくさん使われていているなと改めて感じました。日常で触れる情報にどんなオノマトペが使われており、どんな気持ちになったのか私なりにアンテナを貼って生活してみようと思った次第です。

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以上の3点が中でも記憶に残っている事になります。久しぶりにペンを手にとったので手がつりそうになりました(反省)

文字を書く事も思考が整理されていいと本書で述べていたので、あつあげは日記を昨日から始めております。

これから経済が元に戻り、自粛生活をふと振り返った時に『ちゃんと家にいたよと言う事実』はもちろん大切ですが、この時期だからやれた事・感じた事を記録として記していくのが目的です。

◎あつあげ流新しい事の見つけ方3原則
・無理して新しい事をしない
・日常の小さな事をひろう
・頑張りすぎない

◎例えばこんな事
・セブンに売ってた新商品のスイーツ食べたよ
・新しいyoutuberのチャンネル登録したよ
・noteで新しい人をフォローしたよ
・いつもはプロテインを水で割るけど今日は豆乳割りにチャレンジしたよ

などなどお家にいながらも自分の価値観をアップデートし、新たな気づきを得られるよう、中庸を保ち稟を大きくアンテナを貼りたいものです。


最後までご覧いただきありがとうございました
じゃぁ、またね〜。👋









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