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片かげり

こんにちは!今日はやけにピンクピンクしております。ヘッダーも病んだようなピンク、躑躅もピンクですし、最後に登場する少女もピンクです。

春ですね(*´-`)


去年植えた躑躅が
見事につぼみをつけました(*´-`)


飯を食ふ錆びし口もと片かげり

(めしをくふ さびしくちもと かたかげり)

季語は「片かげり」、「片陰」です。失礼な一句となりましたが、他人から見たらわたしだって同じだろうと思って詠みました。

感染対策もどこまでやるのか、他国では感染対策も重篤化しないなら緩めています。

わたしも少しくらいなら大丈夫と思います。でも、職場が職場ですし、立場上、政府から「マスクはのけていいよ!」と言われるまで着けるしかありません。

口うるさいわたしの顔を見るやいなや、俄にマスクを装着する輩たち。さぞや陰で噂話をしていることでしょう。

でも、忖度しない。注意する理由をきちんと付け加えて、毎度、注意をするわたしです。

同僚の看護師にも容赦がないわたし。さぞやウザいと思っていることでしょう。

でもですね。マスクの下で「ウザい」と言っていると、マスクを除けた時にもそんな顔になってくるんですよ。

食事中、マスクを外した同僚の顔、とっても失礼ですが、口元が錆び付いています。

人の振り見て我が振り直せではないですが、人の錆びた口元を見て、自分の口元も錆びていないか要確認です。

なんて、いつも好き放題に喋っているので、口も口元も錆びる暇なしです(笑)。

なんて、ちゃんと経年劣化しております。


こんなぷりぷりの口元に
戻りたいよ~


陽炎やもの憂い顔の猫のよこ

(かげろうや ものういかおの ねこのよこ)

季語は「陽炎」です。猫の顔って何とも云えない表情です。ましてや春なのか、夏なのか分からない天気の日には、猫は物憂い顔して寝ています。

いや、他の家の猫は知りませんが、我が家のマールはそんな顔してますね。

その物憂い顔を見ていると、こちらまでその物憂い感じが移ってしまい、ふたりでダレ~としてしまいます。

このままふたり揃って、陽炎みたいに消えてしまえたらいいのになあ。

と、ふたりで消えようかと思ったのですが、ここで俳句の先輩より突っ込み。こうなりました。

陽炎やもの憂い顔の猫の午後


ゆらめく街