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終わる二月に想うこと

今日は確定申告に行ってきます。


老鶯ろうおうや訳知らずとも今日も鳴く


鳴く理由、飛ぶ理由、生きる理由、知らなくても、今日も美しく鳴く鶯を詠みました。

わたしも、難しく物事を考えたりせず、ただ気持ちよく鳴けるといいのですが、どうにも「我」が出てくるとダミ声になります。

ここで俳句の先輩より突っ込み。どうも説明くさいと指摘がありました。


老鶯やあさって向きて今日も鳴く


いかがでしょう~


涙色重ねかさねて二月


何てことないわたしの日常。仕事から帰ってきて、お風呂に入って、絵筆をとる。

淡く色を重ねているうちに、気づけば二月も終わろうとしています。ちょっと乙女。


人の世や風にゆらりと梅月夜


人の世なんてものは、所詮は、風にゆらりと梅が揺れる月夜のようだ。

微かな梅の香りがしたかしら、あらっ、月が綺麗ねえ。そんなことを言っているうちに、一生が終わっている。そうならいいなあ。

ふと、思ったことを五七五にしました。



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燃える棚田です(苦笑)。

昨日の棚田が残念な棚田でしたので、今日は情熱的な棚田にしてみました。

棚田シリーズはあと一回です。