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わたしの弟

今日は、雪国の新潟県に住んでいる弟を詠んでみようと思いましたが、ネタがすぐに尽きました。

この姉弟の距離感が、ネタの量や質とも関係ありそうです。

天気予報では新潟はまたもや大雪でしたが、雪男としてちゃんと務めを果たしているのかしら。


雪国の娘と恋し棲家とし

(ゆきぐにの むすめとこいし すみかとし)

弟は真夏のオーストラリアで出会った、豪雪地帯の新潟出身の娘さんと結婚し、そのまま新潟へと移住しました。

今では台風よりも雪に慣れたようです。結婚したらローンで早々と家も建てて、しっかり雪国に根をおろしたようです。


雪おろし慣れし弟縁者なし

(ゆきおろし なれしおとうと えんじゃなし)

両親ともに地元の人で、親類や縁者の多くもみんな地元に散らばっています。そんな中、弟は新潟へ行きました。

血縁のある親類縁者はいませんが、嫁さんの縁者がたくさんいます。なので、縁者なしというより血縁者なしですね。

血縁ってウザいと思っていましたが、感染が蔓延し、内に籠るようになると意味が違ってきたのかなあ。

でも、わたしの親類縁者は、わたしの仕事が看護師なので、ささっと退きました。

年寄りの癖に逃げ足は素早い、わたしの親類縁者でした。


降る雪にまわれ右する猫の尻

(ふるゆきに まわれみぎする ねこのしり)

昨日、外が静かだと思ったら雪が降っていました。その時の情けない猫の姿です。


雪の朝まわれ右する猫の尻

こっちもいい気がするなあ。



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夕暮れ時の近所の風景です。だいぶ、建物がありえない形になっています。

植木や家のうしろの木々、今回は余白を意識したのですが、単なる塗り残し状態です。