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つぶやき

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大つぶ、小つぶ、いろんなつぶやき
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#ごはん

ごはん雑記 思い出を食べる

今日はオムレツではなく、たまごやきにケチャップ。 「子どもの頃よく朝ごはんに食べたなぁ」と思い出したら、無性に食べたくなったのだ。 思い出の味とかってよく聞きますけど、味って、なにを持ってして思い出されるんでしょう? (脳みそが働いてそうなるのよ、なんて言われちゃったらそれまでなんですけどね) この、たまごやきとケチャップの場合は、どういう類のものであれ、オムレツではなくたまごやきの端っこの方に、こうたらたら〜っとケチャップが添えてあれば、だいたいわたしの思い出の味にな

ごはん雑記 うれしい気持ち

オヤノジコマンで、息子のお昼ごはんはパンケーキでした。 ちぎってはポイ、拾ってはポイ、を繰り返しながらもムシャムシャ食べてくれました。 離乳食ではもうないけれど、「こんなのどうかな」と新しいことをしてみた時ほど無反応だったり嫌がったりして、てきとうにこさえた納豆ご飯の方をおいしそうに食べたりする。 「とほほ……」と肩を落とす自分と、わたしのやったことに対して“反応すること”を求めちゃってた自分がいる。 わかりやすい反応を求めているのは大人、保護者、親の方である。 人は

ごはん雑記 ある日の夜

冷蔵庫にひき肉が残っていて、キャベツをひと玉買ってあった。コトコト煮込むのは薪ストーブにおまかせ。ごはんは日本風の、醤油をかけるバターライスにした。 息子が夕方5時に寝て、夫は出張でお泊り。久しぶりに一人の夜。 「どうしよう……何しよう!?」 と、突然与えられた夜の時間に半狂乱しつつも、お腹いっぱい食べ終わったら、あっという間にまぶたが重くなってきたのでした。

「なんの変哲もない」という癒し

「きみのキッシュはもはや親子丼と同じカテゴリーだ」 と、夫に褒められたのは昨晩の夕ごはんでのことだ。「褒めてるんだよ?」と付け足すあたりが夫らしいが、そう言われなくともア、わたし今褒められたんだわと思った。親子丼はその見た目、香り、食後の満足感、などどこをとっても隙がなく完成されているなぁと尊敬すらしているが、食べ終わる頃にはおなかもこころもすっかり羽衣で包まれるような気持ちになれるのが何よりの効能だと思う。 昨晩つくったのは、摘果メロンのキッシュだ。 ネギ1本分ときの

にぎやかな一人の夜

夫が熱を出したのでポカリスエットを買いに行った。 はじめは手作りしたイオン飲料を飲んでもらい、口に合わなかったらポカリ買いに行くよと断りを入れたがこれは飲めると言うので、1.5リットルのペットボトル1本分つくって枕元に置いておいた。残りが1/4ほどになった頃、やっぱりポカリ飲んでみようかなと小さく言うので、はいやっぱりそうよね。と頷きながら夫のファットバイクをかっ飛ばしてドラッグストアへ向かった。どんなに素晴らしい自然療法だろうと、長年身体に染みついた食べ物と飲み物の記憶と