見出し画像

最近の地震報道を受けて: 医療従事者の視点から考える防災と備え

近頃、テレビでは巨大地震の注意喚起が頻繁に報道されています。
宮崎県や関東での地震、そして関西でも揺れを感じる機会がありました。

これらの出来事は、私たち医療従事者にとって、災害時の対応を再考する重要な機会となりました。


病院での対応:

  1. 患者さんの安全確認

  2. スタッフステーションへの集合

  3. 対策の検討

  4. マニュアルに沿った患者さんの避難誘導

しかし、実際のわたしの現場では

様々な課題があります


  • 高層階にある病棟からの避難

  • 自力歩行が困難な患者さんの移動

  • 地下階にある検査室からの脱出

  • スタッフ不足時の対応

想像してみると、現実的に、全員が安全に避難することは、
困難であることがわかります。
ただできることは、そのときに可能な限りのことをするだけ。

災害時には、状況によったらトリアージをして、
平常時とは違って、
大多数を救うことが重要になるので、
苦渋の判断ですが、多数のスタッフが必要になる重症患者は病棟に
置いて行かなかればなりません。

私の正直な気持ちは、災害時に職場は避けたい。。。


発災時は、地元にいること、娘や家族と一緒にいれることです。
職場での発災は、災害レベルにもよりますが、
しばらく帰宅できないことを覚悟しなければならないので。

そして、わたしには基礎疾患、脳血管の難病(もやもや病)
があるので、脱水状況になることは脳卒中の症状を引き起こすリスクもあるので、適宜水分摂取は必須です。
あと高血圧にならないような生活習慣。

これらの課題を踏まえ、私たち一人一人ができる備えについて考えてみました

  1. 家庭での備蓄確認・屋内の整理整頓

    • 食料や飲料水のストック

    • 災害時用トイレの準備

    • 高いところに物を置かない

    • 家具の補強、倒れやすい物の近くで寝ない

  1. 避難計画の見直し

    • ハザードマップの確認

    • 家族との情報共有(特に子どもとの対話)

    • 避難経路の確認と玄関への掲示


  1. 防災グッズの点検
    ・防災グッズは玄関にまとめる。

  2. 通勤時の常備品、携行品:
    ・軽食、飲料、モバイルバッテリー、携帯トイレ、笛付きキーホルダー、歩きやすい靴、ウェットティッシュなど、しばらく帰宅できない想定で準備。

結論として、日頃からの備えが最も重要です。
この機会に、皆さんも防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。

個人的には、この連休を利用して以下のことに取り組む予定

  • 災害キットの見直し

  • 部屋の整理整頓

  • 英検の試験勉強(10月に試験、全然進んでいません💦)

災害への備えと同時に、
日常生活の充実も大切にしていきたい
と思います。

こちらが毎日声日記、英語音読でスタエフで配信している
放送になります。
上記の内容も話している放送回になります。
よかったらお聞きください。
スタエフのアプリで1.5倍速程度で聞くのがおすすめです。

久しぶりの投稿になりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございます。

更新は不定期ですが、
みなさまのいいねが励みになります。
これからも細々と記録用として継続していきたいと思います。



いいなと思ったら応援しよう!