【Q&A】国試ガイドラインをみてみる(2)
--- ガイドラインを見ると、「応用力試験」の出題数が一番多いんだね。
marcy
そうやね。点数配分的には一番多いけど、応用力試験は特定の科目ではなく、各科目が混ざった問題だから、ここだけ勉強するという感じではないかな。
具体的には、「多職種連携による栄養ケア・マネジメントや、地域の栄養課題の解決を図る上で必要とされる知識、思考・判断力を問う」とされているので、病院や給食の現場、保健所などの場面設定、状況設定がされる。これを、応用栄養、教育論、臨床、公衆栄養、給食の視点から問われるイメージ。各科目を勉強して得た知識を使って、考えて解く問題たちです。
--- じゃあ、あんまり応用力だけの対策ってできないのか。
marcy
もちろん、過去に出題された応用力を解いておくと、なんとなく出題傾向や、問われている内容を理解しやすくはなるよ。これはオススメ。ただし、同じキーワードや内容が問われることはほぼないので、応用力だけの対策を探すよりは、基本科目の理解度を上げる方がいいかな、と思う。
--- 了解です!
marcy
ただ、試験時間はけっこうポイントになるなぁと思っていて。
--- 試験時間?
marcy
うん。国試って、20回試験以降は、全200問・約5時間という設定は同じなんだけど、応用力試験が10問から30問に増えている。で、応用力試験は、状況設定や図表を読み解く時間が必要になるか、実質、1問にかけられる時間が短くなっているなぁと思っていて。
--- 前回、1問につき約1分30秒って言ってたね。
marcy
そうそう。でも午後の試験(栄養教育論以降)は、最後の30問に時間を使うから、結構ペースを上げて解く必要があるなと。ここ最近の試験の難易度でいうと、出題内容より、この問題を解くスピードが必要になっているという点で、むずかしくなった、と言えるかも。
--- じゃぁ、応用力時間を残すために、他の問題をテンポよく解けるようにならないとだね。
marcy
そういうことだね~。けっこう、それが問われていると思う(笑)
あと、点数配分の考え方としては、応用力以外の170問で、合格点(120点)を確実にとるって姿勢が大事だと思う。120/200点(60%)じゃなくて、120/170(70%)が合格ラインだと。これをやったうえでの、応用力対策。
--- なるほどねぇ。この考え方は知れてよかった!
marcy
ありがとう(笑)
つづく。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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