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境界線をうろつきたい

noteを始めてみることにした。
いつかやろうと思いつつ、手が出なかったのには理由がある。
どんなテーマで書くのか決まらなかったからだ。


私はフリーランスでSEOライティングやコピーライティングの仕事をしている。ネットビジネスの世界の隅っこにいるので、一応ブランディングとかも学んだ。

SEOもブランディングも、ブレをなくすために不必要なものを削ぎ落すという側面がある。キーワードに潜む検索意図を読み取り、その意図に合う内容を書く。自分の資質から売りにしたいものを選び、それを中心に打ち出す。
検索意図やセールスポイントからズレるものは取り除く。広く浅くより、狭く深く。それがネットビジネスの手法である。


しかし、仕事を離れて私が好きなものは雑味のあるものばかりなのである。色々な側面を持ったもの。境界線を行ったり来たりするような、曖昧な、いい加減なもの。あちら側とこちら側とつなぐもの。境目そのものを無効化してしまうもの。


SNSやnoteも、仕事の一環として考えるなら、それでもテーマを選び取らなくてはならない。何にしようか一応まじめにいろいろ考えた。


でも結局やめた。取り敢えずテーマを決めず書き始めることにする。だってめんどくさいんだもん。


境界線を軽やかに行ったり来たりしたい。昔からそう思っていたのだと思う。そこに私は自由を見ていたのだ。やっぱテーマは決めない。始めてしまうことの方が大切だし。後で決めるかもだけど。


とは言え、やはり興味があることについての記事が多くなると思われる。ことば(言語観・外国語)、音楽(ロックンロールなど)、料理(作るのも食べるのも)、筋トレ、薬機法。そんな話を中心に、これから書いていってみようと思います。よろしくお願いいたします。

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