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デッキレシピ vol.7「赤無マルス」

13弾で登場したいわゆる「制圧マルス」をメインとしたデッキです。

8月18日に東京で行われた「計略杯」という大会で使う予定でしたが、直前で別のデッキに変更したのでマルスは使いませんでした。その代わりにサブイベントのバトルラッシュで使用しまして、なんと6連勝(連勝記録トップタイ)することが出来ました。(この結果には自分でもビックリです…)

■デッキ内容

・13弾1cマルス→1枚

主人公のカード。序盤からオーブを割っていきたいので、周りの戦闘力を強化出来る13弾のを使っています。

・13弾4-3cマルス→4枚

メインのクラスチェンジ先。盤面の差をつけて毎ターン手札を補充していきます。相手が回避札をたくさん持っていて倒し切るには手数が足りないなど、状況によっては制圧で勝利することも狙います。そして竜特効持ち。

・1弾スターター4-3cマルス→4枚

サブのクラスチェンジ先。相手のデッキによってはこちらにクラスチェンジすることも。低コストユニットがたくさん入ってるので後衛引っ張り効果を発動させやすいです。こちらも竜特効持ち。

と、使い分けのために採用してるようなことを書きましたが、実のところ、4弾の英雄王マルスじゃない理由は単に自分が持っていないからです…。

・13弾4-3cシーダ→4枚

支援力30。主人公以外を撃破したら1枚カードを引けます。そして2c以下を出撃させることが出来ますが、対象はほとんどエリスです。盤面差で勝つためや、魔術紋章等で必殺札が整ったユニットを出撃させることもあります。追加出撃させるタイミングですが、盤面のユニットで対処出来なかった場合に不意打ちで出撃させるなど、状況や相手の判断を見てから行いましょう。また、スターターのマルスにクラスチェンジしてる場合、シーダ出撃→シーダ効果でエリス出撃→マルス効果が誘発して後衛の敵を引っ張り→シーダで攻撃して撃破時効果を狙う、という動きが出来ます。

・2cエリス→3枚

マルスとマリクを+10させることが出来ます。他のユニットを優先して出撃させることが多いので3枚にしています。オームは必殺札が揃ったとか、もう1つ手数が欲しいなど、状況に応じて使いましょう。

・4弾1cマリク→4枚

アタッカー。魔術紋章。マリク→魔法ユニット という順番で出せば戦闘力を上げられます。この効果とエリスの効果で戦闘力50が出せます。

・1cユベロ→4枚

アタッカー。魔術紋章。デッキのおよそ半分を占める魔法ユニットの支援で合計戦闘力70が出せます。1cマルスの効果や4−3cメイの効果を使えば合計戦闘力80も狙えるので、相手主人公の戦闘力が60(1cヴァルハルトや3-2cエリウッドなどの中継クラスチェンジ先、上級の魔法ユニット)であれば撃破圏内なので効果を使うのもアリです。

・3-2cレナ→4枚

1cユニットの必殺札やOC用に1cエフィを回収する役目です。レナ自身は必殺札か4−3cメイの効果を使わなければアタッカーになれないので、必殺札回収用程度に考えておきましょう。

・1cメイ→4枚

4-3cメイのエンジェル用。魔術紋章。

・4-3cメイ→4枚

エンジェルで敵ユニットを効果撃破出来ます。また、「サクサク倒して進むわよ!」で自身を含む魔法ユニットの戦闘力を上げたり、手札を補充出来ます。「サクサク」を使えば戦闘力70、ほとんどの前衛向け上級ユニットに対して同値勝負を仕掛けられます。

・2cゴードン→2枚

低コストながら戦闘力60が出せるユニット。2枚しか入っていないので支援失敗の確率が低いです。

・1cエフィ→4枚

エフィのクラスチェンジ用。支援力30。天空紋章。

・3-4cエフィ→4枚

支援力30。オーバークラスチェンジで出して相手オーブを退避に落としつつ、相手ターン終了時まで戦闘力80のアタッカー(&ブロッカー)にもなります。手札に3-4cエフィが複数枚あり、相手が後衛に攻撃出来なさそうなら、あえて後衛に出してオーバークラスチェンジをするという手もあります。その場合は戦闘力80が無駄になりますし、効果撃破等で狙われたときのリスクが大きいですが、そういう選択肢もあると考えておきましょう。

・無1cシェイド→3枚

「イジワルしちゃおうかしら?」で相手の竜人紋章や絆を増やす効果を無効化出来る、いわゆるメタカード。効かないデッキもあるので3枚に抑えてます。そして魔術紋章もあります。また、絆が4枚以上であれば0cで出撃出来るので、手数を増やしたり制圧を狙うときなどに活用しましょう。

・3cヴェロニカ→1枚

相手が効果により出撃させたとき、手札から出撃しつつ1体行動済みにさせる「効果出撃」に対するメタカード。状況次第では普通に出撃させてエリヴァーガルで戦闘力を下げて攻撃することも。ヴェロニカ自身は戦闘力50、効果で敵を-30出来るので、戦闘力80の敵なら十分倒せる範囲です。そして1枚しか入れてないので支援失敗しません。


■使い方

引き直しの基準は制圧マルスがあるかどうかです。相手のデッキが分かっていて、後衛引っ張りが効きそうだと判断出来るならスターターマルスでも構いません。

基本的に後衛に魔法ユニットを並べ、序盤から攻めていくアグレッシブな動きをします。主人公以外のユニットがいたらそちらを優先して狙います。マルスのクラスチェンジ後は低コストユニットを2枚揃えて必殺攻撃をしていきます。攻撃する際は支援失敗の確率を減らすために、マルス以外の退避エリアや絆エリアにカードがたくさん落ちている・置いてあるユニットから優先して攻撃しましょう。

このデッキには魔術紋章がたくさん入っています。攻撃時にめくれるとデッキからカードを引きつつ、手札の不要なカードを捨てることが出来るので、積極的に攻撃していって魔術紋章をめくり、マルスの上級など欲しいカードを引き込み、後にレナで拾える(今捨てても大丈夫そうな)1cのカードや、使わなさそうなカードを捨てていきます。手札入れ替えをしていくとマルスがたまっていくことになりますが、どうしても手数が欲しいときや、オーブの数やマルスの回避札の枚数に余裕があればマルスを捨てても構いません。

絆に置くカードの優先順位は先攻か後攻か、手札の状況がどうか、によって変わるので複雑です。まずはじめの手札を見て、クラスチェンジ直後のターン、つまり4ターン目にどう動くかをおおまかに決めておきましょう。決まったら、そのときに使わないであろうカードを絆に置いていきます。また、ターンが進んで退避エリアに落ちたカードを見ながら置くカードを考え直します。例えば1cのエフィやマリク、ユベロが2〜3枚落ちたなら、あとでレナで回収出来ると踏んで絆に置いちゃっても構わないと判断出来ます。

絆は無色のカードを優先的に裏返していきましょう。表絆が無色しかない…という状況ではほとんどのユニットが出撃出来なくなるので、後で困ることになります。

攻撃の順番ですが、各ユニットの退避エリアに落ちている枚数や絆に置いたカードを見つつ、支援失敗しなさそうなユニットから攻撃していきましょう。単純な枚数としては以下の通りです。(エリスは除いてます)

マルス9>エフィ8、メイ8>その他>シェイド3>ゴードン2>ヴェロニカ1

・主なターンごとの動き

1ターン目(先攻)

絆を増やして終了します。相手が竜人紋章など絆を増やす効果を使ってきそうであれば、シェイドを出撃させて「イジワル」を使っておきましょう。

1ターン目(後攻)

絆を増やしてユベロ、シェイド、マリク、エフィなどを出撃させて攻撃します。相手の戦闘力が40なら、ユベロ以外は出撃時にマルスの効果で戦闘力を+10しておきます。これで戦闘力が並ぶので、撃破出来る確率が大幅に高まります。より確実に合計戦闘力60以上が欲しいとか、魔法支援確率が信用出来ないというのなら、ユベロ出撃時でもマルスの効果を使ってもいいでしょう。

2ターン目

後攻1ターン目と大体同じですが、相手の後衛にユニットがおらず、手札にエリスがあるならエリスを出撃させましょう。マリクやユベロ、シェイドがあるならマリク→ユベロ、シェイドの順で出撃させてマリクを強化させつつ攻撃しましょう。1cエフィやメイは支援失敗しやすいですし、オーバークラスチェンジやエンジェルが主な使い道なので、無理して出さなくてもいいです。ゴードンがいればそちらを出撃させるのもいいでしょう。

3ターン目

マルスをクラスチェンジさせます。出来ない場合は魔術紋章でマルスの上級を引き込む可能性にかけて、他のユニットを出撃させて攻撃しましょう。相手主人公のクラスチェンジが遅かったり、上級になると撃破するのが大変そう、今のうちにオーブを割っておいた方が良いなど、状況によってはあえてクラスチェンジせずにユニットを並べて攻めるのもアリです。

4ターン目

退避エリアにあるカードを確認しつつ、3-2cレナとユベロ、マリクなどを一緒に出撃させ、それぞれの必殺札を回収して必殺攻撃で攻めていきます。既に必殺札が手札にあり、3-4cエフィが手札にあり、かつ次のターンに余裕が出来そうなら、1cエフィを回収して次のターンにオーバークラスチェンジを狙うのもいいでしょう。単に手札補充のために何かを回収するというのもアリです。どうしても撃破したい敵がいるなら4-3cメイを出撃させてエンジェルで撃破しましょう。敵前衛に戦闘力60以下のユニットがいるなら4-3cシーダを出撃させて攻撃しましょう。

5ターン目以降

盤面が優勢または後衛の敵を放置しても良さそうなら、エフィをオーバークラスチェンジさせます。この辺りから手札が枯渇してくると思うので、エフィを出さない場合はあえて絆を増やさずに手札を温存しておく選択肢もあります。必要に応じて4ターン目のような動きをしましょう。


■使ってみた感想

マルスは今までほとんど使ったことがなく、特に使いたいとも思っていなかったのですが、13弾の制圧マルスを見たときに初めて「使ってみたい!」と思ったので使い始めました。はじめは屍兵を使って盤面有利を取ったり屍兵将出撃からの制圧を狙う構築にしていましたが、すぐに「これじゃダメだ」と感じたので、他の方が使ってる構築を真似して使い続け、自分に合うよう調整していき、この構築に至りました。

まず上級が8枚あり、魔術紋章がたくさん入っているので、他のデッキと比べてかなり最速クラスチェンジしやすいです。そして序盤からガンガン攻めるタイプなのが自分にも合っていて使いやすいです。

ですが、必殺札を揃える、メイやエフィを揃えるなど、複数枚のカードが必要になるので状況に応じてどれを揃えるべきか考えるのが難しいです。魔術紋章で捨てたり絆に置いたあとで再び引いて「あ、さっきまで持ってたのに!」となることもしばしば。とは言え「状況に応じて動きを変える」ことは嫌いではないですし、なんとなく感覚で使うことが出来るので個人的には気に入っています。


■採用候補に挙がったカード

2cゴードンの枠はいろいろ候補があり、ゴードン以外では主に2cボーイ、2cカシム、2cジェイク、4-3cシオンのどれにするか悩みました。

2cボーイは魔法ユニットがいれば戦闘力60になるという効果で、このデッキでは簡単に条件を満たせるため妥当なところなのですが、他の魔法ユニットと同時に出撃するタイミングが無さそうなので候補から外しました。また、ゴードンや後述するカシムを優先したい理由として、飛行特効を入れておきたいというのもありました。

2cカシムは下級を戦闘力50から攻撃出来るのでユベロなど堅いユニットの対策にもなるんですが、終盤でくさりそうなのと、ゴードンなら序盤から終盤まで表絆が1枚あれば活躍出来るので、ゴードンに軍配が上がりました。

2cジェイクは戦闘力50、射程3、シーダの効果で出撃出来るしシーダがいれば+10、と強いことばっかりなんですが、相手が後衛に置かなければ途端に無力化するのがネックでした。

4-3cシオンはメイと違ってこのカード単体で撃破出来ますし、戦闘力90を出せるので非常に強力ですが、絆の消費が大きいのが手軽ではなく、感覚的にこれ以上無色を増やすと絆管理が大変だと思ったので採用を見送りました。

他にも、レナに関しては4-3cの方が相手の退避エリアをリセット出来るのでメタカードとしても便利なのですが、4ターン目の動きを考えたときにレナだけ出すのが強くなく、それなら3-2cと1cを出しつつ回収して即必殺攻撃で攻めのテンポを緩めない方がいいだろうと判断して3-2cを選びました。


以上でマルス主人公デッキの解説は終わりです。

決してこの構築が完成形だとは思いませんし、15弾、16弾でまた赤のカードが増えますし、今後もいろいろと試して使っていこうと思います。

かなり長くなりました、読んでいただいた方、ありがとうございます!




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