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後衛向けユニット主人公デッキの作り方 その2


お待たせしました、前回の記事から大幅に遅れての後編となります。

この後編は当時(2018年9月)書いた記事を元に加筆・修正しており、前編、後編で掲載したデッキはあえて13弾時点でのカードプールで作りました。あれから300枚以上カードが増え、より使いやすいカードも出てきて状況が大きく変わっている部分もあります。それを踏まえた上で参考にしていただければと思います。


その1はこちら。


おそらくこれを読んで、実際にデッキを組んでみて、ほとんどの方が感じたことと思いますが、はっきり言って「これじゃ勝てない」し、「上手く回らない」です。

具体的に何が問題かというと

・戦闘力が低めなので、耐久力が無く、敵ユニットを倒せない

・手札が減っていく

・全体的にユニットが弱い

この辺りでしょうか。前回の記事では各ユニットのスキル等については省いたので、当然と言えば当然です。単にそのステータスのユニットと退避エリアから回収出来るユニットを適当に入れただけでは上手く戦うのは非常に難しいでしょう。

ではどうすればいいのか。順に説明していきます。

まずは戦闘力の低さをカバーすることについて。

戦闘力の低さは支援力で補うにしても基本的に+30が限度です。+40以上となると特殊な支援スキルになり、使いにくかったりシンボルが限定されてたり、高レアリティのカードだったりするので簡単には入れられません。1c弓の攻撃紋章(攻撃時+40)をたくさん入れれば解決かと思いきや、今度は防御面が下がりますし、低コストのカードが増えるため、後半、高戦闘力の敵に対処しづらくなります。

なので支援力で補うのではなく、必殺攻撃で合計戦闘力を上げたり神速回避で攻撃を防ぐことを考えましょう。必殺と回避の回数を増やす、つまり主人公の同名カードをたくさん入れたり、効率的な絆コストで退避から回収出来るユニットを入れることで受け攻めが強くなります。また、無2cシャロンのようなオーブを追加する効果も強力です。単純に耐久力が上がることに加え、オーブ破壊による手札補充の機会も増えるため、とりあえず入れておいて損はないでしょう。

そしてユニットにもよりますが、自身の効果で戦闘力を上げられるユニットを主人公にしましょう。前回の記事のトップ画像に載ってるオフェリアやグレイがまさにそうですね。他にはパントとルイーズのように、夫婦やきょうだいなど繋がりがあるユニットであれば何らかのシナジー(相乗効果)があり、戦闘力を上げる効果を持ってることもあるので、関連するキャラの効果をよく見て入れてみましょう。

とは言え自身の効果で強化出来ないユニットもいるので、そちらに関しては主人公以外で戦闘力を上げられるユニットでサポートしてあげましょう。11弾の無4-3cマルスとクロムは戦場に出すだけで主人公の戦闘力が自ターン中+10され、また彼らも戦闘力70の前衛アタッカーなので、非常に使いやすいです。


次に、手札が減っていくということについて。

絆を置いて、ユニットを出し、それが撃破され、また絆を置いて、ユニットを出し…とやっていくと手札が減っていきます。絆の枚数はある程度まで増やしたいし、スキルを使ってどんどん裏が増えていき、また追加しなければならない状態になります。

なので手札を増やす手段が重要となります。

手札を増やす方法としては、基本的にオーブを破壊されることで増えたり、ライブなどで退避エリアから回収することがあります。

ですが、オーブ破壊には限りがありますし、ライブは絆を2枚裏返して1枚回収なのであまり効率がよくありません。できれば1枚裏返して1枚増やしたいところです。

13弾4-3cパントなど、敵を撃破したときに絆を1枚裏返して1枚引くことが出来るので効率がいいです。また、回収対象や条件が限定されますが、3-2cクラリーネや13弾4-3cレナなど1枚の裏返しで1枚増やすことが出来るカードも良いですね。ややコストが重いですが、一度に2枚回収出来る3-2cマリアやエレンも悪くないです。


最後に、全体的にユニットが弱いということについて。

例えば、いくら戦闘力70のユニットが3体も4体も並んでいたとしても、相手も同じような戦力を並べて攻撃してきたらすぐにやられてしまいます。ここは更に戦闘力の高いユニットを使っていきましょう。

具体的にはシリーズ恒例のクラス、マムクート(竜)のキャラです。

だいたい各作品に1キャラずつなので少ないですが、どれも強力なユニットです。赤→チキ、青→ノノとンン、紫→ファとミルラ、この辺りですね。

彼女らの特徴として、絆の枚数が多ければ戦闘力が上がるというもの。つまり、ゲームの終盤になってようやく活躍出来るということです。原作でも終盤に出てくるのでまさにピッタリの効果ですね。

また、絆エリアに干渉する効果も持っています。ノノ、ンン、ミルラであれば絆のカードを手札に戻したり、ファは絆をデッキの一番上に置いたり、チキは絆を更に増やしたり、など。ここではノノ、ンン、ミルラについて言及します。

裏返した絆カードは基本的には使い物になりません。ゲームが進むと8枚…9枚…10枚とどんどん増えていきます。その分出撃コストが高いユニットをたくさん出せますが、そう上手く手札が揃うとは限りません。

そこで先ほど挙げたノノたちの出番です。使わなくなった裏の絆を回収することで再利用出来るうえ、手札も増えます。彼女らのシンボルを使う際にはぜひとも入れておきたいですね。


というわけでデッキを改造した結果がこちら。

※よく見たら49枚しかありませんでした…。あと1枚は1cセーラを追加です。

前よりはマシになったんじゃないかなと。

ただ、これでもまだまだ改善の余地があるので、あとは自分で考えたり、上級者の方に訊いてみたりして、いろんなカードを試してもらえればと思います。

(2019.6.9)デッキレシピの不備について追記しました。

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