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2020年(後半)のゲームを振り返る その2

これでラストです! 10月〜12月に遊んだゲームについて書きつつ、終わりには1年間の総括も書きます。


■スーパーマリオブラザーズ35(スイッチ)

9月のスーパーマリオ35周年ダイレクトでマリオ3Dコレクションなどと同時に発表された本作。簡単に説明すると、テトリス99のマリオ版、マリオのバトルロイヤルゲームです。それだけ聞くと「さっさとゴールすれば勝ちなんだろう?」と思われるかもしれませんが、全然違います。本作は妨害のあるスーパーマリオです。

流れとしては普通にゴールを目指して面を進んでいき、次の面もまたゴールを目指して進み…の繰り返しなのですが、道中でコインやアイテムを取ってコイン(20枚消費でアイテムボックスが使える)を稼いだり、敵を倒して他のプレイヤーにお邪魔の敵を送りつけたり…と単なるスピード勝負にはなりません。妨害が飛んでくると本来あり得ないところでクリボーやノコノコが大量に歩いてきたり、ハンマーブロスや、なんとクッパまで普通にその辺に現れます。それらをかいくぐりながらゴールを目指し続け、タイムアップにならないように生き残ります。

これがまたアツい! 1ミスすれば即終了なので普通に攻略するだけでもしんどいのに、その上妨害が飛んでくるから難易度はさらに上昇。「こんなもん出来るかよ!w」と笑ったりキレたりしながらもアイテムを駆使したり、ダメージ覚悟で突っ込んで強引に突破したり、まるでマリオメーカーのめちゃくちゃな面を攻略するかのような気分が味わえます。まあ、あちらと違って面の形自体はオリジナル版と変わらないので、こっちの方がだいぶマシではありますが。

ニンテンドースイッチオンラインに加入していれば誰でも遊べるので、加入してる方は一度遊んでみることをオススメします。ちなみにこれも3月までの期間限定なので、遊ぶならお早めに。


■ロックマンX Dive(iOS)

カプコン台湾が制作したロックマンXのソシャゲ。3月下旬にアジア各国でリリースされていましたが、日本では10月下旬にようやくリリース。制作チームが海外だからとか翻訳の都合とかもあったんでしょうけど、日本だけこんなに遅れるのはなんか納得がいかない…。

ロックマンXシリーズはナンバリングの567があまりにもひどい出来だったので、好きなシリーズながら全く期待しなくなってるんですけど、これも一応遊んでみることに。いざ遊んでみるとしっかりロックマンXとして作られていて、アクション部分に関しては特に文句はありませんでした。しかし、メニュー画面の構成など何がどこにあるか分かりにくい作りだったり、ミッション達成報酬の受け取りも複数箇所あってなんじゃこりゃ…という作り。まあその辺に目をつぶれば割と良いゲームだと思いますが…実は変なところに問題点があったりします。

まず本作はゲームの素材(敵キャラの3Dモデルとかステージの建造物、背景など)のほとんどが過去作の流用です。そして主にPSPのイレギュラーハンターXが元になっているのでかなり古いしX1のものばかり。音楽に関しても同じく。新しい素材が少なく景色にバリエーションが無いため、手抜きかと思ってしまいます。また、キャラクターに関してもコマンドミッションを含めても数が少ないため、無印ロックマン、DASH、ZEROシリーズからも引っ張ってきています。コラボで少しずつ増やしていくなら分かりますが、いきなりXシリーズ以外からたくさん登場してるのはちょっと違和感があります…。このように深刻な素材不足が見られるため、遊んでいても新鮮味に欠けます。

また運営もけっこう謎で、ツイッターではなくスタッフのフェイスブックの方で情報が先に公開されてたり、台湾が先で日本は少し遅れての公開など、妙な部分が目立ちます。普通こういうのは同時公開じゃないのか…? と。

とは言えそこそこ遊べるゲームなので、興味のある人は一度遊んでみてはどうでしょうか。自分は遊ぼうと思えば遊べるんですが、端末の発熱がすごくてバッテリー消費が激しいのと、なぜかときどきアプリが落ちてしまうため、まともに遊べないので遊び続けるのを断念しました。たまにログインしてデイリーミッションをこなしたり、ガチャを回したりしてるだけですね…。


■五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分出来ない。(iOS)

ロックマンX Diveと1日違いでリリースされた「五等分の花嫁」のパズルゲーム。この夏にマンガを一気に全巻読んでハマったこともあり、これも遊んでみました。ブロックを指でなぞって同じ色を複数繋げると消えてスコアを獲得、条件を満たせばステージクリアというシンプルなパズル。分かりやすくて面白かったです。

ただ問題があって、キャラクターのデザインが以前見たアニメと少し違ってるのがなんか気に入らなかったり、ロックマンX Dive同様に端末の発熱がひどくてバッテリーの消費が激しいのが致命的で、遊び続けるのを諦めました…。

パズル自体は面白いですし、オリジナルストーリーなどもあるようなので、まともに遊べるならぜひ。


■SEKIRO(PS4)

友達が布教したいということでサイファ交流会のじゃんけん大会の景品に用意してくれたものでしたが、なんと自分が勝利し入手してしまいました。GOTY(ゲームオブザイヤー)エディションが発売する時期で購入を予定してたので、ちょうど良かったです。

遊んでみると確かに難易度が高い。まともに戦うとしんどいなー、アサシンクリードみたいに暗殺も出来るのかー…と思いながらやってると、ボスがめちゃくちゃ強い。というか硬い! 2つあるゲージのうち1つは削れるけど、もう1ゲージまではさすがに…と思って粘っていましたが、流石にしんどくなって諦めました…。そのことを友達に伝えるとディスコード越しに見本を見せてくれて、まさかの方法に驚きつつ、その通りにやると簡単に突破することが出来ました。その後も一人でそこそこ進めることが出来たのですが、またしてもボスで詰まってしまい、もうやる気が無くなってしまって放置…という状態です。

攻略のヒントが少なすぎるうえ、分かっても「こんな情けない涙ぐましい努力をしないと突破出来ないのか…」とうんざりしてしまうので、たぶん自分には合わないゲームなのかなと思いました。友達には申し訳ないですが、またやる気が出てくるまでは封印ですね…。


■通路(Tsuro)(Steam)

何かみんなでやれるゲームは無いか、と話しているときに友達が発見したもの。いわゆる「チクタクバンバン」のようなゲームで、線が描かれた板を盤面に配置して自分のコマを動かしていきます。見たまんまですが、コマは描かれた線の通りに動きます。そうやって線を繋げていき、最終的に線が途切れて端に着くか、他のプレイヤーとぶつかったらその時点で終了です。最後まで生き残ったら勝ち、長い線を作った人が勝ちなどルールもさまざまです。

シンプルで分かりやすいのでオススメです。CPUと対戦も出来るし、同時に8人まで対戦も出来ます。が、人数を増やすとカオスなことになります…w そしてゲーム中の翻訳された文章や言葉もなかなかシュールですw


■ルーンファクトリー4スペシャル(スイッチ)※いっせいトライアル

以前から面白いと聞いてたし、フォローしてる人がめちゃくちゃ推しているので気になってましたが、いっせいトライアルでようやく体験。遊んでみると雰囲気は悪くないし会話がサクサク進んで快適。が、非常に長ったらしい。それが終わってチュートリアルで動き回ることになるんですが、そのころには疲れて「もういいや」ってなっちゃいましたね…。来年には5が出ることが決まってるし、今無理に4をやらなくてもいいかなぁと思って特に買うには至りませんでした。


■サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜(PS2)

サクラ大戦1をようやっと終わらせたので、勢いで3も始めました。1から舞台が大きく変わって今度はパリの街。キャラクターや背景等のデザイン、音楽など全体的に雰囲気も変わりましたが、遊んでみると「ああ、サクラ大戦だな」と感じられました。しかし華撃団のメンバーは1よりもかなりクセの強い個性派揃い。まずはじめに出会うエリカからしてぶっ飛んでます。そしてグリシーヌ、ロベリアもなかなか強烈。唯一まともそうなのがコクリコというのは意外でしたね…。ゲームの難易度は1と同じぐらいなので少し気楽にやれます。途中で放置してるのでいい加減再開したいところですね。


■ゼルダ無双 厄災の黙示録(スイッチ)

9月に突然発表され、めちゃくちゃ喜んだタイトル。2014年に発売されたゼルダ無双はめちゃくちゃハマりましたし、個人的には同年発売のスマブラforよりも高く評価してたので、今回もかなり遊ぶし高評価をつけるに違いない! 約束された神ゲー! 

…と思ってたんですが、ちょうど発売日が新サクラ大戦の舞台とかぶってて、すぐには遊べなかったんですよね。そして帰宅してから遊ぶかと思いきや…なんと舞台の感想をツイッターで漁りまくったり、余韻に浸ってばっかり。やっと遊び始めたかと思ったら、何面か遊んでやめる程度。早く続きが見たい! ってほどでも無く。それでもけっこう遊んでコログの森をクリアしたところまでは進みましたが、それっきり…。舞台を観た影響で新サクラ大戦の2周目を始めちゃったりするし、アマゾンプライムビデオ(とdアニメストア)に再加入してアニメばっかり見始めるし、優先度が一気に下がってしまいましたね…。

ゲーム自体は面白いし、アクションが無双に変わりはしたものの、グラフィックがそのままなこともあってしっかりゼルダ ブレワイの雰囲気が出てますし、決して悪くはありません。ただ、個人的に発売するタイミングが非常に悪かった…。これは自分でも予想外でしたね。


■リングフィットアドベンチャー(スイッチ)

2019年に発売されたものですが、話題になってからはお店で全く見かけなくなりました。たぶん見かけたのは発売から1、2週間ぐらいの間だけじゃないかな…。かなり遅れて気になりはじめて、何度もニンテンドーストアの抽選に応募するも全てハズレ。お店で見かけるようになっても、「こういうゲームはダウンロード版がいい」とこだわってニンテンドーストアで買えるまで粘りました。そしてついに今年の11月に注文することが出来ました。

いざ届いてやってみると…めちゃくちゃキツい!! Wiiスポーツとかあれぐらいの運動量かなと思ってましたが、これは想像以上。いい運動になるどころかガチの筋トレですね。まあなんとかついていけてるので先へは進めるだろう…と思いきや、いちいち広い部屋にスイッチをドックごと運んだりするのが面倒で、2回ぐらい起動したっきりになりました…。

ある程度は続けられそうだと思いながらも、環境のせいで遊べない(遊ばない)のは非常にもったいないし、やっと手に入れたのに2回でやめるのかよって話でもあるので、なんとか遊ぶように頑張りたいとは思っています。


■サクラ革命(iOS)

このゲームに関してはこちらで詳しく書いています。

いろいろと酷評されていますが、個人的にはストーリーがすごく面白くて、キャラも個性的で魅力があり、バトルもなかなか楽しめてるので、システム関連の不満さえどうにか改善されれば一気に良くなると思っています。


以上で10月〜12月の分は終わりです。どれもそれなりに面白かったですが、9月以前と比べると「特にこれ!」っていうのは無かったですね…。たぶん、クリアしたり満足いくまで遊んだりしてないからかなと思います。ゲーム以外のいろんなものに浮気してしまったというのも大きいですし。


■2020年のゲーム総括

というわけで今年遊んだゲームについて4つの記事(この記事含む)で紹介してきましたが、その中でも特に面白かった、よく遊んだゲームを挙げていきます。

その前にまず今年遊んだ本数は…52本でした! なんと1週間に1本は遊んでる計算になります。内訳は以下の通り。

1月〜3月→16本
4月〜6月→10本
7月〜9月→16本
10月〜12月→10本

綺麗に16と10が交互に続いてますね…w ちなみにこれは過去の記事で紹介したDLCを抜いた数字です。具体的にはFE風花雪月やアサシンクリードのやつ。また、記事では紹介してきませんでしたが、体験版や一応DLして触ったけどまともに遊んでないやつなんかも含めるともう少し増えます。含めたら60〜70本ぐらいになるんじゃないかな…。

そして52本の中でも特に良かったゲームは…
「新サクラ大戦」
「あつまれ どうぶつの森」
「ゼノブレイド ディフィニティブエディション」
「プリンセスコネクト! Re:Dive」

の4本です。

もはや言うまでもありませんが、新サクラ大戦は今年の自分に大きな影響を与えたタイトルです。他のゲームやアニメに触れるきっかけにもなったし、舞台を観にいくことにもなったし、人生を変えてくれた作品と言っても過言ではないかなと思います。この4本の中でさらに1つと言われたら間違いなくこれを選びますね。

あつ森は世界的にも話題になりましたが、個人的にはいつも通りのどうぶつの森といった感じで、周りの盛り上がりに触発されて島を綺麗に作り上げたりもせず、マイペースで遊んでいました。遊ばない時期もありましたが、季節イベントが近づいたら再開してましたし、なんだかんだでやってしまうし日課をこなすだけで楽しいゲームですね。

ゼノブレDEはようやくしっかり遊び終えることが出来た、という気持ちが大きいです。Wii、3DSと2回挫折、放置してしまって申し訳なさを感じていたので、無事にクリア出来て本当に良かったと思います。

最後にプリコネ。年明けに「ふーん、あっそう」と興味も持たなかった自分が、まさか約半年後にドハマりするとは思ってもなかったですね。そしてサイゲームス(というかプリコネのチーム)の開発力の高さがよく分かったし、ほぼ全てのソシャゲのUIを過去にするほど素晴らしいUIは衝撃的でした。他のソシャゲ制作会社はぜひともこれを参考にして、より遊びやすいゲームを作っていただきたいですね。


以上で2020年のゲームに関する記事は終了となります。たくさんの長文記事となって読むのが大変だったと思いますが、読んでいただきありがとうございます。そしてこれらを読んで各タイトルに触れていただけたなら幸いです。

2021年もいろんなゲームに期待しつつ、遊んでいきたいですね。

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