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セリス主人公デッキ(レシピカード)の解説

今回はセリス主人公のデッキを解説します。構築内容はこんな感じです。

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文字だけでは分かりにくいので、実際にカードを並べます。

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5-4cセリスのスキル「聖王光臨」を使って特殊な勝ち方を狙うデッキです。相手のオーブを減らしながら周りのユニットも倒しておき、最後は表絆を5枚残しつつセリスが未行動のまま相手ターンを耐え切らないといけないため、使いこなすのはかなり難しいです。


■各種カードの説明

・1cセリス→1枚

主人公のカード。表の黄色絆が2枚以上あれば自ターン中50となります。つまり2ターン目以降は50で攻撃が出来ます。ノーコストで上がるのは強力ですね。

・3-2cセリス→4枚

中継でクラスチェンジする上級。3c以下の味方を+10出来るので、自身を強化して70で攻撃したり、他の3cで50の魔法ユニットを強化して後衛を60で攻撃することも出来ます。また、このデッキにおいては4-3cリーフがいれば自動的に70となるため、5-4cにCC出来ない場合はリーフを出撃させて70〜90の2回攻撃を叩き込む選択肢も取れます。

・5-4cセリス→4枚

言うまでもなくこのデッキの主役。コストに関係なく味方を+10出来るので3-2cの効果の上位互換ですね。そして黄色の味方が出撃したときに裏向きの絆を1枚表に出来ます。1ターンに1枚とは言え、これのおかげで絆を裏返す効果を積極的に使うことが出来ます。具体的には、エダ、リノアン、リーフのBS辺り。そして絆を5枚裏返してセリスを行動済みにすることで勝利する「聖王光臨」。自身の絆を表返す効果を上手く使ってコストを確保し、勝利を目指しましょう。

・1cユリア→2枚

低コスト後衛向けユニット。聖血紋章持ち。効果で絆のカードを退避に送りながらデッキからカードを絆に引き込めますが、このデッキにおいて常に絆に置いておきたいカードはリーフのBSぐらいです。絆に置いた支援力30のカードを退避に送って後のデッキ支援力を上げるということも考えられますが、逆にデッキの支援30を減らしてしまったり、セリスを絆に埋めてしまう可能性もあるため、ほとんど使わなくていいでしょう。5-4cユリアの回避札として使うのが主な役割かと思います。ただ、序盤に後衛を攻撃出来るユニットが欲しいのと、後攻になったときなど聖血紋章で絆の枚数差を巻き返したいこともあるでしょうから、3〜4枚に増やしてもいいかなと思います。

・5-4cユリア→3枚

黄色の絆を2枚裏返す必要がありますが、裏絆を一気に3枚退避に送りつつデッキから3枚補充出来るため、実質絆を1枚表返しつつ、BSを呼び込めます。これでリーフやジャムカが出れば敵を動かしたり回避不可で攻撃出来るため、運任せではありますが強力です。さらに絆に置かれた枚数分戦闘力が上がるので、90で攻撃出来ます。

・4-3cリーフ→3枚

たびたび書いてきましたが、BSで敵を移動させることが出来ますし、自身が戦場に出ていれば黄色の絆が全てリーフのBS扱いとなるため、出してよし、絆に置いてよし、の便利カードです。また、絆加速しつつ味方を強化出来るため、セリスの効果と合わせて戦闘力の低い味方を十分なアタッカーにすることも可能です。

・3-2cリノアン→3枚

手札を入れ替える効果を持っています。これで5-4cセリスやその後のターンに使いたいカードを引き込みましょう。また、絆が6枚以上あればターン終了時に絆を1枚表返すことが出来ます。セリスの効果と合わせて2枚表に出来るので、聖王光臨のコストがより確保しやすくなります。

・3-2cエーディン→3枚

主人公のカードを回収+強化出来ます。が、それよりも後衛を攻撃したりマジックシールドを使うのがメインです。これを使うと味方は1cの敵の攻撃で撃破されなくなります。低コストを展開しつつ強化して攻撃してくるデッキに対しては非常に強力な効果です。注意すべきは起動効果であること。忘れがちなので、出撃させたらとりあえず「マジックシールド使います!」と言っておきましょう。

・4-3cジャムカ→3枚

敵を撃破したときに絆を2枚裏返して2体まで撃破出来ます。上手くいけば相手の盤面を一掃出来るので強力です。が、ジャムカはBSの方が重要なカードかなと思います。ジャムカが絆に置かれたターンは相手の主人公以外は全員回避不可になるので、相手のユニットを減らしたいときには非常に便利です。ジャムカが2枚あれば1枚を絆に置きつつもう1枚を出撃させて攻撃し、最大3体倒すことも可能です。

・0cシグルド→3枚

コストが0のユニット。ということは、絆コスト分出撃させてもまだ出撃させられます。相手ターン終了まで味方を+10出来るので、攻防ともに役立つ効果です。また、ターン終了時に退避に送られつつ1枚引くことが出来る(言うまでもなくこのデッキではセリスが常に存在するため、確実に引けます)ので、出撃したシグルドの分、手札が補充されます。このカードを出撃させるタイミングは3つあり、まずセリスの受けを堅くしたいとき、それと手札入れ替えをしたいとき、最後に5-4cセリスにCCしたターンに絆を1枚表返しておきたいとき、です。例えば3ターン目までにリノアンやエーディンの効果、リーフのBSなどを使っている場合、裏絆がかなり多い状態になります。しかし4ターン目にCCしつつシグルドを出撃させられれば表返すタイミングが1回増えるので、その後の絆を使う動きにもかなり影響が出ます。出撃させる理由とタイミングをよく考えたいカードですね。

・0cレヴィン→3枚

シグルドに続いてこちらも0c。出撃時にデッキトップ4枚を公開してレヴィンの下に重ねます。そして重ねたうち黄色のカードは出撃フェイズ中、手札のように扱い出撃させることが出来ます。つまり手札がレヴィン1枚だけの状況でも、そこから更に出撃させたいユニットを引き込めるわけです。この効果で0cシグルドが出た場合、何も考えずに出撃させてもいいでしょう。ターン終了時に1枚引けるので出撃で消費したレヴィン1枚分が補充されます。ただ、レヴィンは0cだからといって闇雲に出撃させていいわけではありません。CCターンなど出撃コスト分を全て使う・使っている場合は無駄になります。1〜3ターン目や5ターン目以降に何か出したいけど出せるユニットがいないという場合に使うのが適切かなと思います。注意すべきは、「出撃させることができる」なので、これでセリスや場にいるユニットの上級を引いたからと言ってクラスチェンジが出来るわけでは無いことです。つまり、セリスやレヴィン、場にいるユニットばっかりめくれたら損になるということでもあります。

・1cシャルロー→3枚

ライブ要員。そしてシャルローが前衛にいれば主人公の戦闘力が+10されます。相手としては無視出来ない存在でしょうから、実質的にセリスへの攻撃をそらすことが出来ます。聖王光臨を発動するターンに戦場に残っていると心強いですね。

・1cアルテナ→4枚

支援力30、天空紋章。BSでユニットを移動させることが出来ます。絆に置かれたときに発動するので、絆フェイズに移動させられるカードと考えていいでしょう。ユリアの効果でも狙うことが出来ますが不確定なので最終手段と言ったところでしょうか。このタイミングで移動させたいことなんてそうそう無いんじゃあ…? と思われるかもしれませんが、後述するマーニャやエダを前衛に動かしたり、後衛で耐え切った射程2以上持ちのユニットを前衛に動かして相手の後衛を攻撃したり、聖王光臨を狙う直前のターンにセリスを後ろに逃がすといった使い方が出来ます。

・1cフュリー→4枚

支援力30、天空紋章、運び手持ち。

・2cマーニャ→4枚

支援力30要員。…だけではありません。2ターン目にセリスがCC出来ない場合のアタッカーにもなります。攻撃した後に後衛に下げられるので、耐え切れば次のターンに味方を+10出来ます。地味ながら非常に強力な動きが出来ます。

・3-2cエダ→3枚

支援力30の上級アタッカー。絆1リバースで戦闘力70になれます。また、マーニャと同じく攻撃後に下げられるので、相手の攻撃をエダに向けさせたり、前述したアルテナのBSで移動させて再び攻撃、といった動きも出来ます。


デッキのほとんどのカードが3枚ずつになっていますが、これは状況に応じて欲しいカードが違うため、いろんな種類のカードを入れて対応力を高めてるからかなと思います。


■このデッキの支援力(主人公の1枚は除く)

支援力+30→15枚(天空紋章8枚)

支援力+20→34枚

支援力10が無いので弱くはありませんが、支援力30の数は普通なので強くもありません。しかし、セリスやシグルド、リーフやマーニャの効果など強化手段がたくさんあるため、攻撃の際は十分な戦闘力が出せると思います。


■戦い方

・1ターン目

特に何も出撃させません。相手後衛に戦闘力が1cユリアと同値かそれ以下のユニットがいれば出撃させて倒しましょう。

・2ターン目

セリスをCCさせます。CCさせない場合はマーニャを出撃させて攻撃しつつ下がりましょう。

・3ターン目

相手の盤面とCC状況次第で変わります。出撃の候補はリノアン、エーディン、エダ辺り。手札に5-4cセリスが無ければ手札に持ってくるよう動きます。退避にセリスがあるならエーディンで回収、無ければリノアンの効果でデッキから引き込むことを期待しましょう。相手が低コストを展開してくるようであれば、退避にセリスが無くてもエーディンを出撃させてマジックシールドを使いましょう。どちらも無ければエダを出撃して攻撃します。相手の戦闘力次第で効果を使うかどうか考えましょう。シグルドがあればとりあえず出撃させておき、セリスの受けを上げたりカードを引いたりしましょう。どれも無いならレヴィンを出撃させて選択肢を増やしましょう。相手の後衛に敵がいる場合は、射程2以上持ちのユニットを出撃させて、相手の戦闘力次第で3-2cセリスの効果を使って攻撃しましょう。

・4ターン目

セリスをCCさせます。無ければリーフを出撃させて攻撃したり後衛の敵を引っ張って倒します。後衛の敵はジャムカを出撃させたり、3ターン目と同様に3c魔法ユニットを強化して倒しましょう。ここでも選択肢が無ければレヴィンを出撃です。次の相手ターンに複数展開されそうな場合は、CCしつつシグルドを出撃させて受けを固めるのも手です。

・5ターン目以降

大抵は3〜4c帯のユニットを展開させることになります。裏絆が複数あって表返したい場合や高戦闘力が必要なときには5-4cユリアを出撃させてもいいでしょう。

・その他

基本的に聖王光臨を狙いますが、どうしても耐え切れそうにないという場合は普通に攻撃しまくって勝つというのも手です。(通常の勝ち方が別の手というのは変な話ですが…)オーブや回避札に余裕があれば聖王光臨狙いでいいかなと思います。また、聖王光臨を狙うときは間違えてセリスで攻撃しないようにしましょう。表絆が5枚あってもセリスが行動済みでは効果が使えないので注意です。


はじめにも書いたように、使いこなすのは難しいですがやれることが多いのでなかなか飽きない、使い込みがいのあるデッキだと思います。特殊な勝ち方が出来るという面白さもあるので、ぜひ使ってみてください!

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