ジェフ期待の外国人ストライカー、交渉破断
ミラソルが保有しているファブリシオ ダニエルがジェフ千葉と合意寸前だったが、本人が日本行きを望まなかったために交渉が破談になったそうだ。正直、本人が望まないのであればジェフとしてはどうしようもないので仕方ない話と済ませるしかない。
一方で気になった点があったので、記事に残しておきたい。
ファブリシオ ダニエルは今季、ブラジル1部・アメリカMGへレンタル移籍して22試合3得点。年齢は24歳で身長は181センチ。年齢的には他の外国籍選手とのバランスを考えれば妥当なもので、もちろん即戦力志望ではあるが実績を残した選手を獲得するのは予算的に厳しいのかも知れない。
私が気になったのはプレー面。左利きのアタッカーという点でサウダーニャと重なっており、プレー集を見ていると最前線で攻守の起点になるタイプというよりもシューターやゴールゲッターという印象を受けた。
ワンタッチゴーラーが希望であれば、無理に新外国人ストライカーにこだわらずに山形を退団したヴィニシウス アラウージョ(昨季37試合14得点)にオファーした方が良いのでは、と感じた。
櫻川ソロモンや川又堅碁のような空中戦に強いタイプよりも、どちらかと言えば得点数を稼げるタイプを第一として考えている印象があり、これは正直意外だった。
ユンジョンファンのサッカーでは電柱タイプが必須であり、実際に彼の下でエースになった杉本健勇(187cm)も豊田陽平(185cm)も空中戦に強いワントップタイプだった。その意味で新外国人ストライカー候補が181センチのゴールゲッターで、プレー集を見ていても空中戦に強い・体の強いといった印象がなかったこと違和感があった。
引き続き、外国人ストライカー交渉は続くと思うが、鈴木GMがアビスパ福岡に獲得したストライカーを見ているとJリーグ初挑戦の外国人ストライカーよりもどこかでJリーグを経験している選手の方が良い目利きが出来ているように感じる。コロナ渦でもあるため、個人的には過去にJリーグを経験しているストライカーの獲得を期待したい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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