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2022シーズンジェフ千葉の新戦力について【高木俊幸&風間宏矢】

MF 高木俊幸(30)

◆シーズン成績

2021シーズン:19試合1得点3アシスト
キャリアハイ:30試合9得点4アシスト(2012年)
通算成績:251試合34得点(J1)/30試合6得点(J2)

◆レギュラーポジション(過去10年)

CF:3試合
OH:37試合
LSH:72試合
RSH:3試合
CH:2試合

◆プレースタイル

ドリブラー
(2012年J1リーグ9位)(2014年J1リーグ10位)(2018年J1リーグ11位)

◆ジェフで望む姿

30試合6得点3アシスト(2018年)

ACLに5度出場、ステージ優勝2回、カップ優勝1回(得点王)、ACL制覇(最優秀ゴール賞)など十分すぎる実績を持ってジェフに加入した高木俊幸。昨季からコンディションも戻っており、2018年のセレッソ大阪のような高木無双を期待したい。個人的にこのオフ最も獲得して欲しかった選手の一人なので、キャリアハイの10得点まで期待している。

特にジェフは為田大貴を放出してからドリブラー不在であり、ドリブルという点で高木への期待は大きい。ただ、ポジション的にはジェフ期待の見木友哉と重なっており、併用の形になる可能性もある。イメージ的にはまず見木のバックアップ兼ジョーカーからレギュラーを狙う形となるか。

試合が膠着した状態でスピードのあるドリブラー高木が投入できれば、ドロー試合を勝ちに持ってくるケースも増えるはず。流れを変えるドリブラーという意味ではサウダーニャもいるので、カテゴリを下げたとは言え出場機会が爆増するということはないのかも知れない。ただ、怪我や年齢の面も考えると無理にフル回転させるよりも選手生命が伸びる可能性もある。

かつては村井慎二や谷澤達也が、少し前までは為田大貴が左サイドのドリブラーとして躍動したが、今年は高木俊幸のドリブルが左サイドを制圧する姿が多く見られそうだ。

MF 風間宏矢(28)

◆シーズン成績

2021シーズン:42試合5得点9アシスト
キャリアハイ:42試合10得点6アシスト(2020年)
通算成績:275試合43得点(J2)/13試合0得点(J1)

◆レギュラーポジション(過去10年)

CF:51試合
OH:25試合
LSH:11試合
RSH:111試合
CH:17試合

◆プレースタイル

チャンスメイカー(パスレシーブ)
(2021年リーグ6位)(2020年リーグ7位)(2018年リーグ8位)

◆ジェフで望む姿

42試合10得点10アシスト

風間宏矢の特徴として、ドリブルやキック精度の良さもあるのだが、パスレシーブが非常に高いところ。良い位置でボールを受けるのが上手い。もしくは高い位置でボールを預けられる信頼がある。これはラストパスを多く繰り出すチャンスメーカーによく見られる現象で、2012年~2021年の間でJ1でパスレシーブ1位は中村憲剛と家長昭博がほぼ独占している(2013年は同タイプの柿谷曜一朗、2019年は規格外FWのジョーが1位)。

実際に風間のアシスト数は2年連続チームトップ。ジェフでもゴールに多く絡むことが期待できるだろう。さらに遠征続きの琉球で2年連続全試合出場というタフさがチームを助けてくれるはず(この点は船山放出時に懸念していたところだが、よりタフな選手の獲得で穴埋めした)。2022シーズンは期待値を込めて二桁得点&二桁アシストを達成してもらいたい。

ポジションとしては、船山貴之が抜けた右のシャドーに入ることが予想される。最終節ではサウダーニャがプレーしており、まずはここのレギュラー争いになるだろう。サウダーニャ覚醒をジェフサポとして期待したい気持ちはあるが、まずは実績のある風間がリードする形になるはず。いずれにしもてワントップ&ツーシャドーで30得点、それくらいのノルマは勝手に課したい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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