体験型イベントファンが観るべき映画5選(とその他おススメ)

「体験型イベントファンが読むべき小説5選」を先日公開しまして、「映画版も作っとこう……」と使命感に燃えました。とはいえ、映画の方は若干門外漢ですので、ぜひとも皆さまのオススメお教えてください。

SAW

ホラー映画のなかでも「シチュエーション・スリラー」として超有名な本作。グロテスクな描写もさることながら、最初に置かれた状況――目の前にしたい、自分は足首を鎖でつながれ――の中から何とかして脱出しなければいけない!というのはまさに謎解きイベントの文脈。っていうかむしろ、みんなも手首とか足首とか繋がれる系のイベント、やったことあるっしょ?私も作ったわ。

CUBE

謎の立方体の部屋に閉じ込められた男女。助かるために命を懸けて次の部屋へ、次の部屋へと進んでいく――。リアル脱出ゲーマーが閉じ込められたい空間No.1(当社調べ)(ただし流血はNG)はまさに本作。こんなに立方体をガンガン詰んだり、**を****ことなんて出来ないので、夢のまた夢。一瞬先は殺人トラップという究極の緊張感のなかで味わう、命を懸けた脱出ゲーム。落ち着いて素数を数えるんだ。

es[エス]

有名な「スタンフォード監獄実験」という心理実験をモチーフにした映画。参加者を「看守」と「囚人」に分けて模擬刑務所で生活をさせると、そもそもは等しい参加者だったはずなのに、次第に役割に沿った様子を見せていく――。体験型イベントファンや体験型イベント制作者としては、各種心理実験について興味を持つことも多いでしょう。ガチでマジでヤバい実験ではなく、仕組まれたゲームとして監獄実験があったら楽しいんだけどなあ。(海外ではあるって噂聞いたんですけど、英語を学ぶべきか……)

ドッグヴィル

とある山奥の村に逃げ込んできた主人公の女性。彼女をかくまう村民たちだが、閉鎖的な村の環境の中で次第に――という話は普通に面白いんですが、見るべきところはそのセット。だったっぴろい倉庫?のような空間に、白線が引かれ、少し家具が置かれただけで表現された「山奥の村」。舞台演劇の簡素なセットと言えばそうなんですが、胸が躍りますよ。白線で舞台を表現するのは、本で言えば「演じられたタイムトラベル」、体験型イベントでいえば「WAR→P」であったりもしますね。

レディ・プレイヤー1

ちょっと毛色が違うけれど、VRゲーム系ではこれ以上にやりて~~~っていう作品を思いつかなかったんだ……。“オアシス"という全世界規模のVRワールド、そこに隠されたゲーム制作者の宝<イースター・エッグ>。こんなの面白くないわけがないじゃない。はやくオアシスの世界が出来てほしいし、VR世界でこんなに自由気ままに冒険をしたいなあ。結局VRの進化が進みに進めば体験型イベントはそっちに吸収されていくんじゃないかしらね。宝探しさせてくれ~~~~!!

オマケ

私が個人的に「体験型イベントを作ろう!」とか、「体験型イベントを語ろう!」と思うときに頭に沸いてくる作品という観点でのピックアップでした。

VR系であれば、やっぱり「サマーウォーズ」もいいし(あっちはゲーム感が薄いのでまたちょっと違う)、SNSを駆使して謎を解く「search/サーチ」も最高にARGって感じだし、ワンシチュエーションムービーって言う観点で言えば「キサラギ」「ショウ・マスト・ゴー・オン」(舞台だ……)「ラヂオの時間」、去年話題をかっさらった「カメラを止めるな」もみんな好きですよね。

……「マダム・マーマレードの異常な謎」?知らない子ですね……。

皆さんからおススメされたやつ(※増えたら随時追記します)

GAME

unknown アンノウン

Hardcore Henry(邦題:ハードコア)

運命じゃない人

キャビン


三月ちゃんをいろんなイベントに出張させることが出来ます。ヤバそうなイベントに自分で行く気はないけど誰かに行ってきてほしいときに使ってください。