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積読(ツンドク)ひとの深層心理 〜本好きが教える積読解消テクニック〜

「買うときは読みたかってんけど、時間経ったらなんかもうええかな…」

「ん〜、読まなあかんねんけど、なんか読む気が…どないしょ〜(汗)」

「うわぁ〜、読んでへん本、めっちゃあんのにまた新しい本買ってもタワー(… )」


どれもネガティブな発想ですよね。


でもほんとにそうですか?


わたしはこうです。

「めっちゃスキ!ずっと見とけるわ〜」

ちょっと何言ってるかわかんないですね…

と思ったそこのあなた!

毎月の本の購買数約5〜6冊、毎月の積読本数1〜2冊。

順調に(?)積読数が伸びているわたしが、積読への想いの丈と解消法を熱く語りたいと思います!


積読本の魅力

もともと惹かれて買った本たち

自宅に積まれていくまっさらな本たち。

なぜ自宅に積まれていくのか?

それはほとんどの場合、「買ったから」に他ならないですよね。

じゃあ、なんで買ったん?と聞かれたら??

興味、関心があった、読んでみたいと思ったから、お金を出してまで手に入れた。

そう、いま自宅で積まれている本たちは、もともと自分が惹かれて手に入れたものなんです。


まだ知らない、でも知りたかった知識の塊

積読本は買ったけど読まなかった。もしくは途中まで読んでそれっきり。

「いつかまた読むだろう」と、本棚にも片付けず、平積みされた状態ではないですか?

うちはそんな状態です(汗)

でもこの状態って裏を返せば、自分の興味関心の塊が、伸ばせば手の届く範囲に。

この状態って出不精なわたしにとっては、とてつもなく嬉しい状態です!!


自分専用図書館

積読本に限らず、自宅本棚の本、全てはわたしだけの本。

自分の興味関心だけで構成された「自分専用図書館」です。

その中でも積読本は、まだ開拓されていない未開の地に眠る宝の山。

これがワクワクせずにはいられない、めっちゃスキな理由です。


あ、ちなみに。

アイキャッチ画像のようによそ様宅の積読状態は「めっちゃスキ」とは言えません(断言)

正直な気持ちはこうです!

「うわっ、めっちゃ散らかってるやん。ちゃんと片付けたらええのに…」


はい、この上なく自己中ですね。


私たちは自分の家の積読状態が好きなんです。他の人の本たちは、自分の興味関心の塊ではありませんから…(汗)

同じように、他人の家の積読状態を「散らかってる。」と思うだけの方は多いのではないでしょうか?

100人いれば100通りの蔵書があり、自分専用図書館があります。

一つとして同じものは存在しません。

これを「好きにならずにはいられません!!」


積読本解消テクニック

そうは言っても、積読本って、ず〜っとツンドクままにしておくの?

いえ、読みたくなったら読めばイイんです!


いつでも手に届く範囲にツンドク

積読本は、自分が「読みたい」と思った時が、読み始めるには最高のタイミング。

いつでも手に届く範囲にあればタイミングを逃すこともありません。


ブックカバーは外しておく

本を読む時には、ブックカバーをかける派ですか?わたしは「かける派」です。

手指の脂で紙を汚したくないと、どうしても思ってしまいます。

それでも積読本は全てブックカバーを外した状態にしています。

理由はもちろん、「本の顔」が見えるように。

本を買うときのポイントは、もちろん中身。

でも、書店で偶然見つけた「気になる」本は、中身ではなく外見(デザイン、帯)に少なからず惹かれたのでは?

その「気になる」姿をいつでも見られるって、幸せを感じませんか?


少しでも読んで「ムリ」と思った本は片付ける

一度本棚に片付けられたら本たちには、自分の知識や興味が本のレベルに追いつくまで待ってもらいましょう。

ツンドク状態の本は、今の自分が「ちょっと興味がある」本に。

「読んでみたけどあかんわー」な本はそっと本棚の奥深くに眠ってもらいましょう。


積読本を見ているだけで幸せな気持ちになるだけではなく、本の表紙やタイトルから「知識欲」も得られます。


積読状態を悲観せず、好きな本たちに囲まれた、素敵な生活を楽しんでもらえたらなと思います!

有料記事について調べていて思いました。有料記事は書き手が作品に価値を見出している。他方、サポートは読み手が作品に価値を見出している。自分以外の人から認めてもらえる、そんな文章をこれからも。