【初心者大歓迎】THE BIG FINAL観戦バイブル
こんにちは、marbleです!
いよいよ今週末、THE BIG FINAL〜最高の最終戦〜と名を打たれた、J1リーグ第34節 横浜F・マリノス 対 FC東京 が行われます。
一位と二位の直接対決が最終節で実現!これ以上ないシチュエーションです。動員数72327人を誇る"要塞"日産スタジアムでさえチケットはソールドアウト。注目度の高さがうかがえます。
そこで今回は【THE BIG FINAL観戦バイブル】と称して、
・『普段スタジアムに行かないからどう盛り上がったらいいのかわからない…』
・『マリノスのサッカーを知りたいけど、知る機会がなくて…』
そんな観戦初心者、マリノス初心者の人たちに、この機会を、より楽しんでもらいたい!と思い、この記事を書きました。
前半はマリノスのサッカーについて、後半は当日の楽しみ方について話します。少し長い記事ですが、どうぞ気軽に読んでいってください!それでは行きましょう!
1.マリノスのここが面白い!
今、マリノスはJリーグでも最も注目度の高いチームの1つです。
その1番の理由は、昨シーズンからアンジェ・ポステコグルー監督(愛称:ボス)のもと取り組んでいる超攻撃的サッカーです。
マリノスはそれまで "堅守"を武器にしたチームでしたが、ここ数年で改革を行い、自分たちがゲームを支配するサッカーに移行しました。
ゲームを支配って、どうやって??
めちゃくちゃ簡単に言うと、
自分たちがボールを持って攻め続ける!
ということです。ボスが目指しているのはそこです。
そのため、マリノスは自陣深くからでもパスをつないでいく傾向にあります。自分たちのゴールの近くでボールを回す訳ですから、リスクは高いです。昨シーズンはここでミスが多く、簡単にボールを失って失点することが多くありました。
しかし、今シーズンは選手もそのやり方に順応してミスも減り、失点も20点以上減りました。
それに加えて攻撃力にも磨きがかかり、リーグ戦33試合で得点がなんと65点!!1試合平均にすると1.97点ですから、ほぼ毎試合2点決めている計算になります。
今週末もたくさんのゴールを期待しましょう!
2.この選手がすごい!
続いて、今のマリノスを牽引する選手を簡単に紹介していきます。まずはこのブラジル人トリオ。(下画像左から)エリキ、マテウス、マルコス・ジュニオール!!
◉マルコス・ジュニオール
マルコスは、マリノスの攻撃に欠かせない"スペシャルな"存在です。現在得点ランキングトップの15点とその得点力もさることながら、相手のマークを剥がし味方からパスを受け、攻撃を組み立てる能力に優れています。観戦時には、マルコスがどれだけ動いてるかを見てみても面白いかも。
またその見た目ゆえ、ブラジルでプレーしていた頃から「クリリン」という愛称で親しまれ、得点した際のパフォーマンスでは「かめはめ波」や「気円斬」などの技を披露することも!
マルコスが点を決めたらパフォーマンスにも注目です!
◉エリキ
エリキは、8月にブラジルの強豪パルメイラスから期限付き移籍で加入した選手です。それまでマリノスで絶対的エースだったエジガル・ジュニオ(16試合11得点)が負傷離脱し、その穴を埋めるべく加入しました。彼の武器は身体能力の高さとスピードで、加入後初ゴールはオーバーヘッド!(下動画)
その後も得点を量産し、リーグ戦11試合7得点と大暴れ。川崎との大一番でも2ゴール1アシストの大活躍です。この勢いで次の試合でも決めてもらいましょう!
ちなみに、エリキの顔に手を当てるゴールパフォーマンスは3本指で「W」を表していて、大切な奥さんとお母様の頭文字から取ったそう。人柄まで素晴らしい選手です!!
◉マテウス
マテウスは、エリキと同時期に名古屋グランパスから期限付き移籍で加入した選手です。持ち味は爆発的なスピードと当たり負けしないフィジカル、そしてパンチ力のあるシュートです。そのパンチ力を生かしたゴールがこちら!(53秒〜)
マリノスへ加入してからの得点はこの1点にとどまっていますが、チャンスを演出する回数はチームでも圧倒的に多く、チームに欠かせない存在になっています!
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続いて今Jリーグで1番旬な男、仲川輝人(愛称:テル)です!
マリノスに加入したのは2015年。他クラブへの期限付き移籍を繰り返していましたが、昨シーズンにマリノスに復帰すると、シーズン途中から主力の座を掴み取り、今シーズンに覚醒。怪我での欠場1試合を除き、全ての試合で先発出場しています。
161cmと小柄ながら、強いフィジカル、スピードを生かしたドリブルを武器に今季リーグ戦15得点10アシストという大車輪の活躍で、なんとどちらもリーグトップの数字!!
彼無くして今のマリノスの順位はないと言っていいでしょう。
テルのゴールを厳選した動画をTwitterに上げているので、ぜひ!
テルは、先ほど紹介したエリキ、マテウスとともに3人で前線からプレスをかけ、相手のやりたいことをさせません。この3人がサボらずに走り続けるから失点数も減っているのです。こんなスピードのある3人が襲ってくるなんて、相手からしたら嫌で仕方ない…笑
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続いては、マリノスの守備を支えるゴールキーパー、朴一圭(パク イルギュ)(愛称:パギ)です!
パギは、昨シーズンまでJ3(当時)のFC琉球でプレーしていましたが、高いポテンシャルを買われマリノスに移籍。J3からJ2を経験せずにJ1挑戦と、まさに飛び級昇格。
開幕当初はベンチメンバーでしたが、第5節に初スタメンを飾ると、トリコロールの新守護神としてスタメンに定着しました。
彼の特徴は、セービング能力、パススキル、飛び出しの判断力です。マリノスはディフェンスラインが非常に高いので、守備時にはディフェンダーの背後に大きなスペースができます。そこをカバーするのがキーパーであるパギの役割です。(下動画を参考までに。)
今週末は彼のセービングだけでなく、パスや飛び出し、またディフェンスラインの高さにも注目してみてください!
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最後に、我らがキャプテン、濱の舵取り喜田拓也(愛称:キー坊)です!
キー坊は小学生の頃からマリノスで育った、生え抜きの選手です。25歳と若手ながら、外国籍の選手も多いチームを1つにまとめる偉大なキャプテンです。試合前のロッカールームでもチームを鼓舞し、試合中も常に声を切らしません。
また、豊富な運動量を生かし、中盤で相手の攻撃の核となる選手を潰す役や、味方が攻撃参加した時のカバーリングなどを非常に高いレベルでこなす、替えのきかない選手です。地味なプレーではありますが、チームへの貢献度は間違いなくナンバーワンでしょう。
「彼と共にリーグを制覇したい。」
そう思わせてくれる選手です。
以上、選手紹介でした!本当はもっともっと紹介したいのですが、とんでもない長さなってしまうので、要望があればまとめます笑
3.試合を盛り上げよう!
さあ、ここからは観戦時の応援についてです。まず、大前提として言いたいのは、
「観戦の仕方は自由だ」
ということです。もちろん、マナーを守った上でですが、これといって決まり事はないので、自分のしたいように応援しましょう。それを踏まえた上で、僕なりに紹介していきます!
3-1.選手紹介を盛り上げよう!
マリノスには、ホームゲームの試合前にめちゃくちゃカッコいい選手紹介があります。そんな選手紹介を、みんなで盛り上げましょう!
選手紹介の曲が流れ始めたら手拍子!!
完全ホームの雰囲気を一緒に作れば、相手選手もやりにくくなりますし、マリノスの選手の気持ちを高ぶらせます!
選手の名前が読まれたら「オーレ!」!!
声を出すと、不思議と自分のテンションも上がってきます。試合前からMAXで!!
「民衆の歌」を大合唱!!
選手紹介が終わると、レ・ミゼラブルの劇中歌「民衆の歌」を歌います。モニターに歌詞が出ますから、初めての方でも安心!(一回くらい予習してリズムを覚えておくとよいです!)
みんなの気持ちを1つに!恥ずかしがらずに大きい声で!
3-2.チャントを歌おう!
チャントとは、サポーターが歌っている応援歌のことです。どのチームにもたくさんのチャントがありますが、マリノスのチャントは、他クラブのサポーターさんからもかっこいいと言われることが多いんです!
そんなチャント、一緒に歌いたくないですか??
『でも、たくさんあるんじゃ今から覚えても間に合わないよ…』
そんな心配いりません!超お仕事のできるハマトラ様が、歌詞カードのPDFを作ってくださいました!
これを印刷して持っていけば、歌詞を覚えてなくたってその場で歌えます!!(セブンイレブンで印刷すると綺麗に印刷できます!)
サポーターの中心部の人たちがどれを歌っているのかを聞いて、一緒に歌いましょう!!ノリノリでいきましょう!!
3-3.選手のプレーに応えろ!
実はマリノスは、走行距離、スプリント(ダッシュ)回数が共にリーグトップなんです!
・走行距離→1試合平均116.674km
・スプリント回数→1試合平均192回
優勝争いをしているのも頷けますね。
そんな選手達の原動力となっているのが、僕たちサポーターの声援なんです。
マリノスの選手達は本当によく走ります。テルの紹介の時にも言いましたが、前線から全力でプレスをかけ続けます。しかも90分間。
決して体力だけで走っているわけではありません。気力で走ってるんです。だから見ている僕たちも、選手が全力でボールを追いかけている時や、体を張って守備をしている時は、
「いけーーー!!!」
「がんばれーー!!!」
「ナイス〇〇ーー!!!」
と、大声で後押ししましょう。それが、選手の「あと一歩」につながります。僕たちの声でボールを奪えるかもしれません。サポーターは選手のために!!
4.最後に〜最高の場所へ〜
ここまで読んでみて、いかがだったでしょうか?少しでも魅力を伝えられたなら、書いた甲斐がありました。
最後にみなさんに、1つだけ伝えたいことがあります。
散々ニュースなどで報道されているので、知っている方も多いと思いますが、マリノスとFC東京の勝ち点差は3。得失点差は7あります。「4点差以上で負けなければいい」という条件です。
ですが、これだけは知っておいて欲しいのです。
選手達は守りに入るつもりはないし、サポーターもそうです。あくまで勝ちにこだわります。
長い時間をかけて、今のスタイルを創り上げてきました。
サポーターも、選手も、監督も、スタッフも、自分達がやってきたことを信じています!だから、
マリノスは攻め続けます!最後の最後まで!!
頂点に立つために!
最高の場所へたどり着くために!
皆さんの応援が必要です!
みんなで笑って終わりましょう!読んでいただきありがとうございました!
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