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音楽の遍歴⑥-ジャズ(ボーカル)編

皆さんこんにちは。

今日は音楽遍歴のジャズ(ボーカル)編です。
聴きはじめた当時、レコードは欲しいものの、まだ就職したばかりで給料も高くはありません。住宅補助があったとは言え生活はなかなかにきついものでした。
そこで当時まだたくさんあったレンタルレコードを借りてはカセットテープにダビングして聴いていました。
その頃既に”ジャズ名盤”的な括りで発売されていたものが多くあったので先ずはお試し…ということでそういうオムニバスベストを借りては聴いていました。
なのでクラシックほど全く何も知らない状態ではなかったと思います。
それでもやはり札幌音蔵で聴かせてくれるレコードはいいものばかりでした。特にクラシックと違いモノラル時代であっても編成がシンプルな分、LPでさえあれば充分に楽しめます。どころかあえてモノラル録音の方が迫力、カタマリ感があり好きだというファンの方も多いですね。

そんな中から好きなミュージシャンとともにアルバムを紹介していきたいと思います。


・ナット・キング・コール(1919-1965)

ジャンルを超え世界中で最も尊敬するボーカリストです。
元々はジャズピアニストだったそうですが、サッチモやチェット・ベイカーなど楽器奏者が歌ってみたらめちゃくちゃ上手かった…という例がジャズには多いですね。
CMはじめいろんな場面でよく使われるので若い方でもいくつかの曲は聴いたことがあると思います。
娘のナタリー・コールも父のカバー集などを出した有名なシンガーソングライターでした。かなりのヘビースモーカーだったようで45歳の若さで肺がんにより亡くなりました。もう少し長生きしてもっとたくさんの作品を残してほしかった。

大好きなアルバム
彼の声に酔いしれます

・エラ・フィッツジェラルド(1917-1996)
・ルイ・アームストロング(1901-1971)

エラ&ルイのコンビが好きなので2人を並列で紹介します。
ジャズボーカルのデュエットでダントツで好きなのがエラ&ルイのコンビアルバムです。もう全曲ハズレなしの最高傑作!
何十年聴いても飽きることはありません。
なんと表現したらいいのか…田舎のおばあちゃんの家に遊びに行った時の心地よさのようなんです。すんごいテクニックなんですがそんなことは全く感じさせずに歌に没頭させてくれる安心感に包まれます。

ジャズ史上最高のデュエットアルバム
ルイ・アームストロン(サッチモ)はトランぺッターとしても
最高のプレイヤー

・ヘレン・メリル(1929-存命)

”ニューヨークのため息”として親しまれる独特な発声法で知られます。親日家で2度目の結婚後は日本に住んでいたこともあります。クリフォード・ブラウンとの共作はJAZZボーカル不屈の名盤です。とにかく艶っぽいんです。大人の音楽ですね。アレンジは若き日のクインシー・ジョーンズ。94歳の現在も存命だそうです。

「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」
ため息のような声をオンマイクで録音
聴いていると耳のあたりがくすぐったくなります

・サラ・ヴォーン(1924-1990)

中学校の英語の教科書に何故かサラ・ヴォーンのエピソードが登場したことを覚えています。日本へも来日しライブを行っています。女性JAZZボーカルを代表する技量と声量は何十年でも聴き続けられます。60年代以降はポップスにもチャレンジしますが評価は得られず不遇の時期も経験します。しかしジャズボーカリストとしての実力は円熟味を増し1982にはパブロ・レコードから「枯葉」を発表、スイングジャーナル誌のジャズ・ディスク大賞を受賞し日本でも高い評価を得ました。若い頃とはまた違った魅力を存分に堪能できます。

「サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」
ヘレン・メリルのものと双璧、不屈の名盤
そして、同月に録音されています

如何でしたでしょうか?
ぼくはボーカルはオペラよりもジャズの方が圧倒的に聴いている比率が高いです。
特に50年代後半から60年代初頭のオンマイクで録られたものは大好きです。

#ナット・キング・コール #エラ・フィッツジェラルド #ルイ・アームストロング #ヘレン・メリル #サラ・ヴォーン


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