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音楽史について

皆さんこんにちは。
今日はクラシックを聴いていくにあたりとても参考になる音楽史についてお話をします。
とは言っても学校の授業ではありませんのでごく簡単な年表を軸にして分かりやすく進めていきたいと思います。


さて、皆さんはどんな風にクラシック音楽を聴いていますか?
白状すると、ぼくはこれまであまり深く考えずに好きなものを無作為に聴いてきました。
はじめはギターをやっていたので弦楽器を中心に、次はピアノ…という具合でした。
ただ今は時間的余裕ができたこともあり、もう少し自分の好きな音楽の背景やその時代にどんな出来事が起きていたのか?…そんなことに思いを馳せながら聴いてみたいと思っています。
これまでもクラシック関連の本は何冊か読んだことがありますが、演奏家個人に関するものやアルバム紹介が殆どでした。音楽史に関するものも買いましたが内容が堅すぎて全然頭に入ってきませんでした。そこでもっと分かり易く音楽の歴史を知りたいと思い立ち「クラシック名曲全史」という本を読んでみました。選んだ理由は下で紹介する”年表”です。
そうそう、こういうのが見たかったんだ!…という的を得た作りなんです。

・作曲家年表
クラシックを聴き慣れないうちは「作曲家年表」などで視覚的に確認をしながら聴き進めていくと理解が深まります。
どこの国の人なのか?いつの人だったのか?ベートーヴェンとモーツァルトはどっちが年上なんだ?…ということを年表で理解できると違いますね。
※添付の表は松田亜有子さんの本に付いているものです。
国別、年代別にとても分かりやすくなっています。
…社会経済の歴史が見えるかは別として、とても面白い本です。

縦軸が年度、横軸が国籍
そして色別にバロック以降をが一目でわかります
作曲家同士の相関関係図
とても参考になります
本自体も3回程読んでいますが、この表裏の年表をいちばん
見ていると思います

また、裏面の「作曲家の系譜」と併せて見るとより理解しやすくなります。
バッハからはじまり、20世紀初頭のラヴェルやドビュッシーへと続きます。

・レコード棚の順番
最近、レコード・CDの棚の順番に悩んでいます。
これまでは作曲家を無視しあくまでも演奏家の楽器別、年代別に並べてきました。演奏家で聴きたいものを選ぶことが圧倒的に多いからです。しかし趣味嗜好も変化したこともあり、この年表を見ていると作曲家の年代別の方が分かり易いのではないだろうか?…と考えはじめています。
ぼくがオーディオの師匠と勝手に思っているGRFさんはレコードレーベル別、作曲家順にしているそうです。
…悩ましいところです。
この件はそのうち改めて記事にするかもしれません。


最後はちょっと脱線してしまいましたが音楽史のお話…如何でしたでしょうか?
兎にも角にも五味康佑がかつて書いていた通り一枚でも多くレコード・CDを聴くことこそ大事なんだと思います。

それではまたお会いしましょう。

#音楽史 #作曲家年表 #松田亜有子

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