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後期の結果次第で人生が変わる!1日1日を大切に頑張ります!

VOL34.投手内野手  西原 豪 (にしはら ごう)背番号0・2年目

Profile
2004/1/21生れ 19歳 175㎝/77㎏ 右投/左打 広島県出身 長崎創成館高

 高卒1年目、18歳で入団した昨年は32試合に出場し打率.200・5打点の成績を残した。守備はショート、セカンドを目指したが、リーグでも打撃上位に位置するレギュラー陣を崩すことはできなかった。彼は高校時代、シュアでパンチ力のあるバッティングが注目された、が、独立リーグのレベルの高さに直面。シーズン後は1ヵ月半ほど、広島カープの選手も利用するアスリートジムでトレーニングに励み、2年目に備えた。
 彼は2年目の前期、5試合の出場にとどまり打率は.200。6月25日終了時点では出場7試合で13打数2安打の打率.154、打点2、盗塁1、三振1、失策1となっている。「思い描いたバッティングができていません。練習でできている自分のバッティングが力んでしまったり、技術面や精神面から思うようにできず、出場試合自体が少なくなり、与えられたチャンスに上手く打てていません」。それこそが彼が抱える課題でもある。現状を語る口調は淡々とし
ながらも悔しさは隠しきれない。


後期開幕戦でバットを振り込む豪選手

 彼は現在、守備面ではサードの練習に力を入れている。コーチからマンツーマンでショートバウンドの捕球の指導を受け汗びっしょり。「サードを獲りたいです。サードを守っている大城選手に勝ちたい」。ただ、去年練習していたショートとは諸々の距離感に違いがあるため、「実戦を重ねながら感覚に慣れていかねばならない、それが守備の課題です。首脳陣からもアドバイスを頂いているので、何とか自分のものにしたいです」。

打率3割 レギュラーを獲る!

 今シーズンもあと2ヵ月半足らずで、「後期にレギュラーを獲ることが第一目標です」と豪選手。続けて「後期だけをみて打率3割を残したい。1試合1本の安打を目指します」。それにはリーグの打撃部門上位に入っているチームメイトに分け入っていかねばならない。「タイトルを競っている選手が多いですが、そこに勝たないといけない」。タフな闘いになるのは誰よりも彼自身が知っているに違いない。
 一方、彼には1つ上で1年早くパイレーツに入団した実兄の西原凜選手がいる。その凜選手は前期終了後、自由契約となり退団した。「自分は入団した時から兄を兄ちゃんとして見たことはなく、(同じ内野を守る同士による)1人のライバルであり1人の仲間という感じでした。ファンの方は西原兄弟と見ておられたし、(両親等の)家族もそう思っていたかもしれませんが…、自分は自分のことで精一杯ということもありますしね(苦笑)。今後は応援して頂いているファンの方々に何とか恩返ししたいと思うだけです」。さらに「今は今のことに集中したいです。後期にどんな結果を残すかでその後の自分の人生も変わると思います。上に行けるよう1日1日を大切にしたいと思います」。

ひとくちメモ
趣味:映画鑑賞・サウナ
血液型:A型
愛称:ごう
好きなタレント:新木優子
好きな食べ物:肉
苦手な食べ物:トマト

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