W~君と僕の世界~

このドラマは、結構前からタイトルをいろんな所で見ていて、いつか見てみたいと思っていて、寝かせてしまってた作品ですw


W~君と僕の世界~


イ・ジョンソクさん演じるカン・チョルは、かつては射撃の金メダリストで、JNグローバルの共同代表。
9頭身と言う完璧なモデル体型と天才的な頭脳を持ち合わせた、大人気マンガ「W」の主人公。

ハン・ヒョジュさん演じるオ・ヨンジェは、ミョンセ病院胸部外科のレジデント二年目。
母に勧められ医大に進学し、人気漫画「W」の作者で漫画家の父を持つ。


ストーリーは……

研修医として平凡な日々を送っていたヨンジュは、ある日父親が作業場から忽然といなくなったことをアシスタントから知らされ、父親の作業場に向かい探していると、父親の作品で大人気ウェブ漫画の「W」の絵の中に吸い込まれ、その世界に入り込んでしまう。
そこでヨンジェが出会ったのは、幼い頃から理想の恋人として思い描いていた「W」の主人公チョルだった。
その日以来、現実と漫画の世界を行き来するようになり、自分の正体が明かせないものの、次第にチョルへの思いが膨らんでいくのだった。
一方、ヨンジェのことが気になり始めたチョルは、ヨンジェの正体を探ろうとするが、その過程で自分のいるこの世界が漫画であると知ってしまうのだった・・・


もうね設定からわかる通り複雑なんです。
途中飛ばしてみちゃうとワケわかんない展開になってしまいます。
なのでこれからもし見るって人がいたら、飛ばしてみないでほしいw
2話くらいなら飛ばしてみてもと思ったら、大間違い。
もうその時点で、ストーリー上の設定の変化や話が戻ってたり・・・何らかのイベント的なものがあったりw
ちょっとだけ、「偶然見つけたハル」的な要素もあります。
(両方見た方だとわかってもらえるかも)
あたしは両方見ました・・・が、両方自分が漫画の中の人物だと気づいてしまうシーンがあるんです。
その切なさは、「偶然見つけたハル」の方が切ないかも……
ちなみに「偶然見つけたハル」は、個人的にもう一度みたい作品の一つです。
この作品は本当に行ったり来たりで複雑にストーリーが進みますが、最後まで見てほしい展開です。











ここからネタバレ……










久しぶりのジョンソクくん。
いつぶり?
「ピノキオ」見て以来だと・・・一年ぶりくらいかな。
「君の声が聞こえる」もそうだけど、若い頃のジョンソクくんは本気でかわいすぎて悶えるんだけどw
何この生き物!?現実に存在しとる?って思ったもん。
そしてこの作品で見たジョンソク君は、「ピノキオ」から2年後の作品というのに、ちょっと大人の雰囲気が出てきてて……ねw
さて……
作品自体は、ラブとサスペンスっぽさもあり見ていてどんどんストーリーに引き込まれていきます。
ラブの行き先も気になるところではあるのですが、先の読めない変化の多い展開と、現実世界と漫画の世界が交差して、目が離せなくなります。
韓国ドラマって個人的感想ですが、結構ストーリーにハマるまで話数を見ないといけないものが多いんです。
最初から「これ好き!これみたくなるヤツ!」ってあんまりならなくて、だんだんじわじわ来るものが多いです。
韓国ドラマ見ている他の方も、「韓ドラは最初は我慢」という名言をいってましたw
確かにウマイこと言うな…と思ったほどです。
が、この作品においては、全くですね。
最初からこれどんどん見たくなるヤツ!って思いました。
ちなみにジョンソクくんはきれいなお顔立ちだし可愛いとは思ってますが、そこまで好きというわけではありません。(何かゴメン…)
そればっかりは、仕方ないんです。
誰でも個人的に好きな役者さんいるだろうし。
作品としては好きだけどその主役がめっちゃ推しというわけではない人もいると思います。
その類いなんですよね。
で、話は戻って……
この作品で、そこまで泣けるシーンってなかったんですけど、ただ最後だけは泣きました。
それはチョルがバス停で倒れたシーンをヨンジェが見てしまったシーン・・・ではないです。
そこでは泣きませんでした。
その後、父親が漫画の世界で消滅したシーンです。
あのシーンだけは、泣けました。
娘を思って、自分を犠牲にし消滅することを選び、チョルを解放してあげて、チョルとの幸せ父親として最後にしてあげたということです。
勝手な推測ですが…
ヨンジェが幼い頃から今まで、そんなに父親らしいこともしてあげられず心も弱く、離婚してしまい何もできなかった。
「W」が現実世界と繋がってしまったのもすべて父親のせいであると思います。
そのせいで、ヨンジェも危険な目に遭ったりもしたし……
いろんなことを思い返し、現実世界に戻っても、自分が人を殺してしまったことを抱え生きてもいけないし、あの作品の産みの親としてヨンジェの父親として、責任を果たそうとしたのではないかと思いました。
そして一番は、ヨンジェの幸せを願ったんだと思います。

さてここで、問題がひとつ。
主役として役目を終えたチョル、現実世界にやって来ましたが・・・
残されてキャラもそれぞれの道を歩み続けてるだろうし、「完」で本筋は終わったでしょう。
どうやって、漫画の世界から出てきたか。
そしてこれからどうやって生きていくのでしょうかね・・・
すごい疑問ですね。
戸籍もなくカン・チョルなんて名前も、「W」が有名な現実世界では名乗りいづらいし…
そして父親は今後どういう扱いになってしまうのだろうか…
失踪になるのか…
見ながらいろんな大どんでん返しを期待してましたが、安定というか想定内なエンディングだったので…
実は全部が、お父さんが描いた漫画の話だったというオチだったら…とか思ってたんですが。
いわばすべては、父親の作品を読んだヨンジェの物語的なね。
日本ではよくある設定ですよねw
でもまぁ、最後まで一気に走れたので楽しかったです。
話数は多いですが、面白かったので良き。


今回の推しは……イ・シオンさん演じるアシスタントのスボンです!
いいキャラでした。
本当に毎回毎回いいキャラでいてくれたお陰で、なごみましたw
彼のキャラがあったから、サスペンスなのに少し和ませてくれたんですよね。箸休め的な存在でした。

そしてイ・テファンさん演じるドユン!
いいキャラなのに出番少なめで残念です。
チョイチョイだけど、都合いいときだけ駆り出されてる感…
今回カン・ギヨンさんも、出番少なめ。
特に後半は現実世界より、漫画の世界多めだったからなぁ…
キャラとしては、珍しく薄かった…です。

なかなか見れてない作品が多いなか、やっと一つ…です。
まだまだたくさんあるので、どんどんいい作品に出会うつもりです!


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