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発散できない不安や怒りを抱えて苦しい人へ

「誰々にこんなことされた!」とか、
「誰々にまた裏切られるんじゃないか?」とか、、
不安や怒りは際限なく湧き出てきて、あっという間に膨れ上がる。

辛くて、苦しくて、なんとかしたくて、でもどうにもならなくて。

でもね、そこに目を向け続けていても、苦しむのは自分だけなんだ。
彼らはそんなことをひとかけらも知らずに、何の悪気もなく、のうのうと生きている。

いくら怒りを抱えても、いくら恨みを募らせても、彼らには痛くも痒くもないし、悔改めることなど決してない。

なぜなら、人の気持ちは『その人だけのもの』だから。

他人が介入して思い通りにすることなどできない。
そして、心の中を覗き見ることもできない。
人の心を知りたいと切望すればするほど、そのジレンマに苦しむ。

そんなどうしようもできないものに思い悩むより、
自分を幸せにするのに一生懸命になった方が良い。

何をすれば喜ぶのか?何をすれば楽しいのか?
一番自分を分かっているのは自分。
簡単に幸せにしてあげられるのも自分だけだ。

それでも、どうしても、ネガティヴな感情が消えない時は、逆にネガティヴを利用してやる。
怒りは行動をおこすための原動力にできるし、
不安は起こって欲しくない現実を回避するために備えることができる。

周りに『好き』を散りばめよう。
楽しいこと、心地よいこと、笑えること。
自分のために、自分が幸せを感じられる時間で埋めるようにしよう。


今悲しみや苦しみに囚われている人が、一日も早く解放されることを願っています。

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