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国内マルチリンガル教育での日本語維持

久しぶりの更新になってしましました💦
英語教室運営で毎日必死に生きております。中々noteの更新に手が回りませんが、note読者の方もフォローしてくださっている方が徐々に増えていて、今後、更新頑張っていきたいと思うのでよろしくお願いします!!!

さて、めいぷるえいごの教室は今夏休みに入っております。
我が家で国内インターナショナルスクールに通っている娘も夏休みです。

娘がインターナショナルスクールに通学するようになってから、日本にいるものの英語の使用率が生活の9割近くを占めているような感じで、日本語の読み書きの継続は必須です。

インターナショナルスクールも色々特色がありますが、英語が完全に優位なインターナショナルスクールに入学するとお友達との会話もほとんど英語になり、我が家の様に親のどちらかが英語ネイティブだったりすると家での会話もほとんど英語になってしまいます。

予想はしていましたが、(だからこそ小学校だけでも日本の公立に通わせたのですが)何もしないと漢字の読み書きもどんどん衰えてしまいます。

こんな環境の中で、きちんとした日本語を育てるのは(我が家の場合は特に日本語の読み書きに関して)想像以上に大変なものです。

今回の夏休みは取り組みとして私が使いやすくて気に入っているシリーズ、中学の歴史 ひとつひとつわかりやすく。とSNSなどでも人気が伺える論理国語に挑戦してみることにしました。

娘は日本の歴史や世界史はインターナショナルスクールでざっくり英語で学習済みの状態になりました。

そこで、本当に歴史としてはさらっと復習で良いし、漢字の勉強という位置付けで中学の歴史をひとつひとつわかりやすく。 に取り組んでもらっています。


やってみると、英語で学習した登場人物(例えばチンギスハンとかフビライハン、フランシスコザビエル、足利幕府など)や用語があるみたいで、全部基本英語で覚えているので日本語との発音の違いに大ウケしたりしながら楽しくやってもらっています。

用語も全部英語で覚えているので、日本人の人と会話してても、話が通じなくなりそうだな。。と思い😅 せめて世間一般の人が覚えている常識的な事項だけは日本語でしっかり押さえた方が良いのではないかと思っています。

歴史のテキストは読み方を知らない漢字も結構出てくるので、音読しながら回答してもらっています。もう中学3年生なのですが、まだ親の前で音読してくれるので、私が普段生徒さんに音読をさせているのを見ているからかもしれませんが、まだ可愛いなぁ😍と思ってしまいます。

社会に関しては、私も一度社会や歴史の内容を整理して英語で生徒さんと会話していきたいという動機もございます。

もう一つは話題の論理国語に取り組んでみたくて、ただ結構難しいと聞いていたので思いっきりレベルを下げて小学校4年生から。これも漢字を書く機会と割り切ってやらせています。


英語では文法という科目があるという感じで、結構多大な時間をLanguage Artsという科目に費やします。ここで英語という言語の構造を学んでいくのですが、この科目なしに正しい英語を書くのはネイティブスピーカーでも難しいと思っています。

というのは、英語は口語と書き言葉が大分かけ離れているので、話すだけでなく、書く練習も相当必要だからです。そうしないと大人が書くようなわかりやすい論理展開のあるしっかりとした文章は書けません。

なので、思い返すと自分が子供の時、そういう論理的な言語の訓練は日本語では受けてこなかったなと思います。

論理国語を少し娘とやってみて、なるほど、これは英語指導にも使える方法だなとすぐに思いました。

子供の書く英語の文章は、当たり前ですが、情報が少なくシンプルな文なので読み手にわかりやすいように詳細を加えていくように繰り返し指導する必要があります。論理国語ではその手順が細かく説明されているように思えます。

最近は、大学の入試も総合選抜の選択肢が増えているので、他教科も少しずつ勉強して、年齢が上がってきた生徒さんのためにワンストップでお役に立てるように情報収集を続けていきたいと思っています。


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