2020年9月最近の教室の様子

2015年の9月7日にブログを始めてから5年の月日が経ちました。久しぶりに最新の記事をアップいたします。

自分の娘を家庭環境でバイリンガルに育てるのとレベルも個性も全然ちがう様々なお子さん達をお預かりするのは全く異なること。

開講してから本当に試行錯誤の5年間でした。

娘を育てるのも、バイリンガル育児も最初は何も分からないまま進んできて、今まで20年間英語をずっと人よりも勉強してきた自分の経験を信じて必ず何とかなるという希望だけを胸に今日まで進んできました。

現在、当教室は年齢順に英語力も娘に全く引けを取らないバイリンガルのお子さん達もいらっしゃいます。ですが純粋な日本の英語教育を2〜3年を経てきた小学校2〜3年生の生徒さんが少し会話が出来るようになる手前くらいまで準備が出来てきています。そして小学校1年生前後にはまたビギナーのバイリンガルレベルの生徒さん達が控えています。

元々バイリンガルに近いレベルで入会されている生徒さん達の力をここ1年でグッと伸ばし大きな成果が現れたと自負していますが、元々英語イマージョン教育でないお子さん達も確実に力を伸ばしてきているのは、私自身も大きな励みになっています。

コロナになってからオンライン英会話の時間を増やして、日本の学校を自粛していた生徒さん達がたくさんいて、次々と花が咲くように少しずつ英語でコミュニケーションが取れるようになり、もう自分にとってバイリンガル教育の成功はきちんとやれば確実に芽を出すものであり、何も珍しい、特殊なことではありません。

ただ、英語を本気で勉強した方にはわかると思いますが、英語学習は丁寧に時間をかければずっと残り使えるものになっていきますが、子供だからといって数年やれば即席でバイリンガルかというと、子供時代に自然に覚えた音の知識を改めて文字に落とし込んでいく作業が必要になります。

英語学習は時間はかかりますが、保護者様が教室を信じて、数年かけて通って下さり、そのお陰で今まさに子供達の英語の芽が出ようとしています。

今、私もレベルが上がってきた高学年のバイリンガルの生徒さんの成長スピードに負けないように改めて教育学博士の海外の先生についてアカデミックライティングを勉強しています。

英語ネイティブの夫と協力し、バイリンガルの生徒さんの英文添削に力を入れて、添削の際はきちんとした理由を説明し、生徒さんが自分の力で以後自分の英文を添削していけるように進めています。英文添削は非常に時間がかかる作業ではありますので、それゆえに個別にこのクオリティーで時間を割けるスクールは正直少ないと思います。

私たちが関わらせて頂いた生徒さん達が日本に居ながらも海外の生徒さん達に負けない力をつけて、いつか世界を相手により大きなステージで活躍してくれたら、それが子育ても折り返し地点の私たちの何よりの楽しみです。

きっと更に5年後、私も今よりも英語講師として更に経験をつけていると思いますが。5年後の自分がこの文章を読み返して、それを実現してくれていることを願います。

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