インターナショナルスクールのWritingセミナー
今日はインターナショナルスクールで長年教えてこられた先生によるワークショップがあり参加させて頂きました。
主なテーマとしては年齢別による読み書きの習熟度をある程度計ることでした。
4技能全てが同じレベルというわけでもなく、子供の発達具合などを長期的にある程度知ることは親御さんの不安を少し軽減してくれます。
今日は先生も教える時に参考にされてきたというBonnie Campbell Hillさんの「Supporting Your Child's Literacy Learning A guide for parents」という本と、チェックポイントや、声がけのヒント集などを頂きました。
お子さんの状態を的確に把握して、適切なレベルの教材を使うというのは、なんてことないようですが、実は中々保護者さんには難しい部分もあり、プロを上手に利用していただきたいと思う点でもあります。
時にして、親御さんのこうあってほしいという願いが、現状のお子さんのレベルとあっていなかったりして、そこで躓いてしまったりするポイントになったりもするからです。
ありがちなのは、与える本のレベルがお子さんのレベルより上すぎる、などです。お子さんは自分から分からないとは中々言わないので、分からないまま読み進めていて、内容は全く抜けている、、、ということもあります。
順調にいっていれば、お子さんの英語力が上がっているのが常に目に見えているはずなのでもしそれが止まっているようならば勇気を持ってプロに相談していただければなと思います。
インターの先生には中学に入ってから、いよいよ英語のWritingは本格化すること。学校のWritingのカリキュラムは正直ハードであるけれど、その代わり、ここで頑張ると海外の大学でのWritingやエッセイはかなり楽になるとのことでした。小学校で積み上げた英語力を中学では応用編に入っていく感じです。インターでは、中学からレポートやプレゼンの授業が少しずつ本格化すると思います。
先生から具体的にいただいたアドバイスとしては
・子供にあったレベルで楽しめるテーマを書かせる、バラエティーを持たせる
・書いて書きっぱなしにしないで、きちんと応えてあげること、などです。
「Supporting Your Child's Literacy Learning A guide for parents」では子供の年齢別にざっくりと読み書きに関する特徴が書かれています。資料によると子供の読み書きは中学生が終わるまで伸び続けます。1言語でも完成させるのに15年はかかるということです。
子供の脳が急に発達している間は、語学の伸びも著しく、また中学生というのは語学を完成させるには大変重要な時期でもあります。体の発育が緩やかになると同時に言葉の方も落ちいてくるのかなと思いました。
まさにバイリンガルは1日にしてならず、と感じました。
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