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無職なのにまだ世帯主の理由

こんにちは。50代元@サラリーウーマンです。4月末で退職しましたので、元が付きました。晴れて無職!日本語教師の勉強に専念しております。

ところが、タイトルにもある通り、なぜか世帯主を継続しています。具体的に言うと、任意継続中の健康保険組合の子どもの扶養者になっているのです。今回は短めに、簡単に事情を説明しましょう~

夫が外で働きはじめたのだが、社会保険加入を自ら拒否る

夫が、数ヶ月前から約20年ぶり?にしてはめっちゃ良い条件で雇用されて働き始めました。最初はパートと同様の労働時間でしたが、どんどん忙しくなり、今は月30時間を超えたり超えなかったりです。労務業務をしていた私は当然、雇用保険や社会保険に入るんだろうなと思って、それとなく聞いてみたらなんと「入りたくない!」と言うではないか。
それも、正社員になると気持ちが縛られるのが嫌という謎理由。

雇用先は、社会保険加入についてはウェルカムな姿勢にもかかわらずです。厚生年金に入りたくないというのは、まあ分かる。天引きされる金額がエグいですからね。でも雇用保険の保険料は微々たるものだし、入っていたら退職したら雇用保険出るし、いろいろ受給出来るし、なぜ入らない?と何度か尋ねると「もう二度と社会保険の事は口にせんといて」と拒否られた。

子ども達の健康保険料を試算してみる

扶養家族がいなければ特に問題ないのであるが、まだ学生が二人もいる。彼らの健康保険は今までずっと私の扶養に入れていた。無職で国保になり、夫も厚生年金に加入しないのであれば、家族一人ずつ国民健康保険に入ることになる(保険料は、実際は親が支払うことになる)ので、住んでいる市町村のサイトから保険料を試算してみた。

すると、なんてことでしょう!一人あたり約1万5千円かかることが判明(汗

あまりに高いので、私が今まで加入していた「協会けんぽ」の任意継続でも試算してみた。※任意継続制度は以下を参照下さい

任意継続にすると、会社が負担していた分も個人負担となりますが、扶養家族分の保険料はありません。国保と比較すると任意継続の方が保険料が少ない事が分かり、私の扶養家族として協会けんぽの任意継続をすることにしました。

※協議の結果、増えた保険料負担分は夫が払うことになった。(金は出すんかーい)

任意継続手続きは面倒だった

二人の子どもの内、ひとりは別居(下宿)をしている為、任意継続申請には、扶養している証明となる書類をいろいろ必要だった。(仕送りしている金額の証明とか、住所の証明など)最初の申請で不備があり、一旦不受理で戻ってきたので、保険証の発行がかなり遅れてしまった。

その時はなぜ私が無職なのにいろいろ手続きをしているんだと、もやっていた。

雇用保険(失業手当)受給申請時のひとコマ

そして先日、ハローワークに初めての失業保険受給申請をしてきた。そこで、登録のために所定の用紙に沢山記入したのだが、窓口の担当者が私の記入結果を見て、質問してきた。

「えーと、既婚で配偶者がいらっしゃって、◯◯さん(←私)が今もお子さんの扶養者で合ってますか?」
「はい、そうです」
「そうですか、わかりました」

あきらかに、表情が怪訝であった。。

そうでしょうね!私だってようやく世帯主を交代してもらえると思ってた!

夫の言い分(社会保険に入りたくない)をもう少し掘り下げてみよう。

「社会保険に入って、正社員扱いになってしまったら、自分は責任感が強いのでパートの身分と違って簡単に仕事を切り上げて帰れなくなる。今までの個人事業をする時間が取れなくなる」
「(仕事の責任が重くなるから)これ以上時給も上げてもらいたくない」

私には理解が出来ない。教育費や住宅費のピークが過ぎた今だから、「ああそうですか」とやり過ごせるけれど、30代と40代、私はそれを背負ってやって来たんだから。ほぼ同じ年齢なのに、まるでZ世代のような夫だと思った次第です。


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