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愛蛇

今、我が家ではカナヘビがブーム。

ヘビと言っても蛇じゃない。
トカゲの仲間の、茶色くて尻尾がながくて可愛らしいあの子。
とっても可愛らしい写真を見つけたので、サムネにさせてもらいました。


引越しをした先が、どうもカナヘビに人気スポットらしい。
息子の小指ほど小さいのから、大人が指を広げたほど大きいのまで、何匹も遭遇した。

初めは怖がっていた娘と息子だけれど、実は両親ともに爬虫類好き。
カナヘビなんか見つけると、両親がキャッキャ言って喜ぶので、いつの間にやら子どもたちも大好きに。
お休みの日は、気温が上がる前に庭でカナヘビ探しが習慣になった。

捕まえたカナヘビは、申し訳ないけれど虫かごに入ってもらう。
テンションの上がった息子が揺すってしまうのを牽制しながら、台の上に鎮座してもらって、ゆっくり観察する。

「この子目を閉じないのかなあ?」
「あ!動いたよ!」
「しっぽ長いねえ」

娘が気づいたことをいちいち報告してくれて、

「め といない!(目、閉じない)」
「うおった!(うごいた)」
「なあいねえ(ながいねえ)」

かたっぱしから息子が姉の真似をする。

家に滞在してもらうのは、せいぜい2晩くらいで、飼い続けはしない。
なるべく弱らせてしまわないよう、家にいてもらう間も驚かさないように子どもたちにも言い聞かせている。


カナヘビのカナは「愛」、可愛らしいというのが語源、とも言われている。
とはいってもこれは俗説らしいのだけれど、確かにつぶらな瞳や長い指、かわいらしい。
そのうえ、家に出る小さな虫も食べてくれるので、わたしにとってはカナヘビ最高!

大事に共存してもらおうと思います。

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