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ヨーロッパ珍道中 フィレンツェ編2

2010.12.14
朝起きて朝食をいただいた。窓から見えるドゥオーモが最高だ。

今日はウッフィッツィ美術館へゆく。
ボッティチェリのビーナスの誕生、が展示されていた。美術の教科書で見たやつだ、、とふんわり感動した。
彫刻もたくさんあり、その中に全裸の男性で、なかなかないポージングの彫刻があったりして、不謹慎ながら笑った。モナが、ぼそっと「このひとの、小さいね」と言ったのにも爆笑だった。
なんかごめんなさい。。

フィレンツェの街をてくてく。

その後、サンスピリト教会へ。
閉まる寸前だったので、入れてラッキーである。
シンプルな外観ながら、中はしっかり装飾がほどこされた教会だった。

近くで昼食を食べ、ミケランジェロ広場へ向かう。
天気も良くて気持ちがいい。
フィレンツェの街を一望できる素晴らしい場所である。ドゥオーモを遠くに見ながら、ブラックチェリーのジェラートを食べた。
なんとも気持ちがいい。

ミケランジェロ広場に向かう道中。
広場からの景色。絵画のようだ。

そこから、市場に寄ったり、ブランド品店をチラ見したりして過ごし、スーパーで夕食を買い、ホテルに戻った。

今日は夜に時間があったので、1人で夜の街に出てお酒を買ってきた。
未成年と勘違いされないかヒヤヒヤしたが、無事購入でき、ホテルの屋上でドゥオーモを見ながら、1人飲みをした。
本当にフィレンツェとドゥオーモが好きだなぁと感じた。

恋である。

2010.12.15
今日は9時に起き、ノッヴェッラ教会へ。
十字のキリスト木画が印象に残った。

そこから、歩いて中央市場へ向かう。
ここは、肉や魚、野菜や果物、チーズ、ハムなど色々な食材が売られている。
見ているだけで楽しい。
チーズ屋さんの店員が日本人女性だったので、色々きいてチーズを購入した。が、日本に帰ったらカビだらけだったので、皆さんが購入される時は真空パックしてもらうといい。
(私はできるのにしなかったのだ。笑)

市場を後にし、ツィアータ教会をみたり、色々フラフラした。
実はフィレンツェの名所は結構見てまわってしまったため、あてもなくふらついていたのである。

そんな時に、ふと思いついた。
ドゥオーモに登った時に見えた、小さな青い球体の建物。あれはなんだろうと思ったのだった。
モナにその旨を伝えて、究明しに行くことにした。
ピザ屋でお昼を食べ、いざ向かう!

ありました!これこれ。なんだろ〜

近くで見ると、ピンクとブルーの色使いで綺麗だ。
とりあえず中に入る。
入場料は5ユーロであった。
なぜか、入るまでが異様に厳しく、カメラや携帯の持ち込みが不可である。

中に入ってやっとわかった。
ユダヤ教会だったらしい。
生まれて初めてユダヤ教会の中に入ったが、かなり印象的だった。
六芒星のマークがあちこちにあったし、キリスト教会とは違う雰囲気でこれはこれで素敵だなと思った。

人が信じるものはいろんな形があっていいと思う。
認め合うことが大事だな。

究明が済んですっきりし、あとはお買い物したりしてフィレンツェの日々が過ぎていった。
明日はナポリへ向かう。


ナポリ編1へ続く。

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