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配偶者向け海外赴任前研修

昨日は夫の会社の「配偶者向け海外赴任前研修」に参加しました。
Zoomでしたが、9~16時までのなかなかの長丁場…でも、配偶者向けにもこのような研修をしてもらえるのはとてもありがたかったです。実際に参加してみても、すごく有意義だったなぁと感じています。

海外での健康管理

前半は、赴任後の医療面や安全面で会社が提供するサポートについての説明。24時間メールや電話で日本人医師にアクセス可能とのことで、持病で通院していることもあり、こういう情報はとてもありがたいです。

異文化コミュニケーションと子女教育

後半は、何カ国も駐在帯同経験のある講師の方が、異文化での生活や子女教育について話してくださいました。こちらも知りたかった内容…!今回はアメリカ駐在だけが対象ではなかったため、一般的な内容ではありましたが、インターナショナルスクール、現地校、私立校、日本人学校など様々な選択肢について説明がありました。

うちは娘が年長で、秋に渡米するといきなり小学生になってしまう(向こうは9月始まり)ので、大丈夫かなぁと心配しています。おそらく現地校に入り、土日に日本語補習校という感じかなぁと思っています。まだ現地の情報収集をほとんどしていないので、これから色々調べたいと思います。

印象的だったのが、「様々な選択肢があるが「正解」というものはない。その子その子に合わせて各家庭で方針を決めていく必要があるが、いつでも方針転換は可能」という言葉です。「早く一通り調べて決めていかなきゃ!でもうちの子大丈夫なんだろうか…ドキドキ」という今の状態ですが、あぁそうか、いったん決めてやってみて、合わなければ変えていいんだな、と気が楽になりました。でもこれって駐在に限ったことじゃなくて、人生全般にもいえること。あせらない、あせらない。

波は何度もやってくる

「渡航前→渡航直後→その後と、気分のアップダウンの波は何度もやってくるが、だんだん小さくなっていく。だれにでもあることで、ダウンしている時、自分に適応力がないからだと落ち込む必要はない。出口は必ず見つかる」という力強いメッセージ。学生時代、ドイツに留学したときのことを思い出しました。あの時は自分ひとりだけで、自分で決めて行っていたので、その波すらも楽しんでいたような気もします。今回は自分で選んだわけではなく、場所も選べず、さらに子連れという点で難易度が高いと感じていますが、落ち込んだらこの話を思い出したいと思います。

他の駐在家族との交流

今回の研修で一番有意義だったのは、他の駐在家族と交流できたことです。全部で20名前後の方が参加されていましたが、小グループに分かれてディスカッションする時間もあり、私はたまたま以前にノースカロライナに行ったことがあるというご夫婦とあたり、現地の情報も少し伺うことができました。今まで横のつながりがなかったため一人で不安になっていた面もありましたが、ここにいる人全員が同じように心配しながら準備を進めているのだと思うと、「一緒に頑張ろう!」という連帯感のようなものも芽生えました。

先に書いた「年長の娘が現地でいきなり小学生になってしまう問題」も、ネットで調べると事前にオンライン英会話を習わせたなどの体験談も多く、あせって英語教材を取り寄せたりしていました。でもあまり無理強いしたくないな、、というのが本音で、今日聞いた話でも「子どもはあっという間に慣れる。半年もすれば英語をしゃべっている」とのことなので、やはり今の段階で色々あせるのはよくないな、行った先で子どもの様子を見ながら臨機応変にやっていこう、と思うようになりました。

さて、今回の研修でかなり不安が軽減したので、あとはやるべきこと(主に情報収集)をひとつひとつ進めていくのみ。来月末には夫が渡米してしまうと思うとかなり憂鬱…!ですが、周りのサポートも得ながら一歩一歩進んでいきます。

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