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【記録】不妊治療カウンセリング

こんばんは。
写真は実家に帰った時に撮った海です。
今回は12月は通院を休み、年末に妊活カウンセリングを受けてきたのでその記録を書きます。
カウンセリング:50分1万1千円(諸々の割引を使い9千円台に)
今回は不妊症看護認定看護師の資格を持つカウンセラーさんに相談をお願いしました。

目的


移植が3回連続で陰性になり、残り一回の移植に向け気持ちの整理をしたいと考えた。また、どのような形で残り一回を迎えるか考える為。


申し込み~カウンセリング当日


12/22に1週間後位の候補日を幾つかあげ申し込み依頼をする。先方の可能日がメールで送られてきて、都合の合う日を返信。
移植や採卵のスケジュール・AMHなどの血液検査記録があれば持ってきて欲しいといわれる。カウンセリングの場所・振込先・これまでの経緯などの連絡で、メールやり取りは当日までに5回ほど。


カウンセリング内容


連絡があった都内のミーティングルームで行った。
当日話したことをざっと箇条書きします。

・周囲の人間と不妊治療の扱いについて
不妊治療している事を伝えた周囲の人々は、最初は応援してくれていたが、最近は徐々に声もかけられなくなり、こちらとしては「もう話題に飽きてしまったのだろう」と思ってしまう旨をまず伝えた。
カウンセラーさんいわく、周囲の人間にとっては度重なる通院や服薬・高額な費用など、不妊治療の背景を知らない為、それが当事者へ酷いことを言うことに繋がる事が多いので、その為に「何と声をかけたらいいか分からない」「知らずに言って傷つけてしまうのではないか?」など考えてしまうことが多いとのことだった。

・相談窓口について
公的な窓口でも相談窓口を設けている。
これは厚生労働省→不妊相談→都道府県名で検索すると出てくる。
この相談窓口をお守りとしてもっておくといざという時の相談に使える。
今回のカウンセリングもそうだが、治療する際に相談できる「伴走者」を作った方がいい。

・今後の採卵について
今後採卵をやるかどうかを決めておいた方がいいとのこと。ただ採卵は1ヶ月位で結果が変わるものでもないので焦らず決めてよい。
2年前のAMH値を見せた所「38歳でこの結果はとても優秀。普通は2くらいだがそれよりも高い。このまま採卵しないのはもったいない」と言われた。しかし、今はもう今後は採卵したくない旨を伝えると「今の気持ちは書いて残しておいた方がいい」とアドバイスを受ける。

・ビタミンDは着床のしやすさや免疫性をあげるものなので、今サプリで接種している量で適切か確認する為に、一度血液検査で確認してもいい。

・終結の問題について
終結の考え方として二つのケースを教えてもらった。これは個人情報ではなく、あくまで公開講座などでオープンにされた情報とのこと。
1:移植の最後の受精卵の一つを行わず、ずっと病院に凍結したまま置いておき「ずっとお休み」という形にしてある50代の人。現状では難しいかもだが将来の技術に期待し、そのような形にしている。
2:何回移植しても流産してしまう女性、凍結した受精卵1個だけを残し、それを「こども」とすることにした。更新日を「誕生日」としてお金を払い、ずっとそれを大切に残してある。

・不妊治療のゴールは妊娠や出産ではなく、「幸せになること」。
まれに不妊治療でこどもを授かったが、こんなはずではなかったという人もいる。


感想

・50分のカウンセリング時間は大変短い。今までの状況を文章で送ったが、検査などの紙資料も写メなどで事前にメールで送っておけばよかった。
・継続前提で行われる為、基本的に詳しい事を相談の場合は次回以降に行う形になる。
・今回は不妊症看護認定看護師の資格を持つ、個人経営のカウンセラーさんに依頼した。事前のメール打ち合わせが多く大変だったので、本当に追い詰められる前に予防的に使いたいと思った。カウンセリング経費の説明も強めなので、この辺りが割り切れる人向け。
・内容は大変専門的なので、不妊治療クリニックとは別の角度から妊活を見つめなおすことができた。特に「終結の話」の二つのケースについては目からうろこだった。

カウンセリングについては以上です。
最後に今の心境だけ書いておくと。こどもを授かれるかどうかは「どうしても欲しい」から「結果によってはどちらでもいい」という気持ちにシフトしつつあります。あと一回しか移植する受精卵が残ってないことも含めて、そう考えた方が、今は心境的に楽だからかもしれません。
あくまで今の心境を書いておきました。

読んで頂いてありがとうございました。

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