10回目移植①最後の移植周期
お久しぶりです。
今日、8ヶ月ぶりに移植周期開始の為、リプロ東京に行きました。
8ヶ月ぶりですが、特に「お久しぶりです」の言葉もなく、淡々といつも通りの採血・内診・診察の流れでした。
保健適応の事も一言もなく(笑)淡々と今回の方針は、ピシバニール療法・2段階移植(胚盤胞2個移植)の自費診療での移植に決定しました。
説明は2階の診察室で行われ、特に今回初めて行うピシバニール療法については、医師の先生から丁寧に説明がありました。
⭐︎ピシバニール療法とは?
・40年ほど前から日本にある治療法で、元々はガン患者用の治療法。接種すると体調がよくなるという事で用いられていた。今はガン患者向けにはこの治療はされていない。
・リプロでは全検査をやりつくし、複数回の移植を行なっても陽性反応が出ない人向けに行っている。移植した受精卵を異物と捉えないよう、働きかけてくれる効果をもつ。
・リプロでのデータだと、陽性になる確率は大体40%ほど(全年齢のデータ)
・1mmの注射器の細い注射針で、一箇所に10個ほど接種する。
移植当日までに受ければよいそうで、1週間後の診察日でこれを受ける予定です。
今回の移植で、通院による不妊治療は終わりの予定です。勿論、PGT- Aもやってみたかった。でも既に約500万程失い、これ以上確実ではない事に高額のお金をかけるのは怖い。貯金がじわじわと目減りしていく恐怖。資金的にも気持ち的にももう限界。
通院休みにしていた数ヶ月の間で、ずっと終結に向けて気持ちの整理をつけていました。今までこどもをずっと望んでいたけど、いない世界も大きく広がっている。だからどちらでも大丈夫だと。
通院休み中に弟や妹のこどもと遊ぶ機会があったのですが「私にはこどもがいなくてつらい・苦しい」という気持ちはなく「やっぱりこどもは好きだな」という想いでした。だから多分、大丈夫なのかなと思えました。
凍結した受精卵の更新が8月だった事、今年になってから漢方を変えて身体づくりをしてきて、少しづつ血流や体調が良くなってきたことを踏まえて、ずっと足踏みしていた最後の移植をしようと、迷いながらの一歩を踏み出しました。
またぼちぼちとnoteで、その時その時に感じた想いを書き留めたいと思います。
※写真は通院休みの時に行った等々力渓谷です
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