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Mapbox導入事例まとめ

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Mapboxの導入事例を紹介した記事をまとめたマガジンです。
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#スタートアップ

地図を使ったストーリーテリングで湿地帯を救う - カナダの小学生によるプロジェクト | Built With Mapbox

カナダ・オンタリオ州ダラム地区のとある小学7年生(*1)のクラスは、地図を効果的に活用することで、保護されている湿地帯を守りました。彼らは、ダフィンズ・クリーク湿地帯における州政府の開発計画に対して、その計画が中止されるほどの十分な市民の反対を集めるために、ストーリーテリング・マップを作成しました。 *1 日本では中学1~2年生に該当 DDSB@Home小学校のアリソン・エルウッド先生は、7年生のオンライン授業で、地元の開発問題を調べることで興味を持たせる方法を探していま

仮想世界(メタバース)に建物を建設する - Earth2.io | Built With Mapbox

Earth2.ioは、第二の地球をコンセプトに、ユーザーがバーチャル空間上の土地を売買したり、入札したりすることができる未来型のサービスです。Earth2のユーザーは、この新しい仮想世界に"足を踏み入れて"、土地を所有することができます。そんなEarth2.ioは先日、MTS(Mapbox Tiling Service)を使った新しいマップとヒートマップをリリースしました。Earth2では、Mapbox GL JSと最新の衛星画像、そしてTemporary Geocoding

インタラクティブな座席マップでイベントチケットの購入体験を高める - StubHub | Built With Mapbox

StubHubは、世界中の27,000以上の会場で開催される1,000万以上のスポーツや音楽、演劇などのライブイベントのチケットを個人間で売買できるプラットフォームです。COVID-19によってイベントが中止されていた期間中、StubHubのチームは、MTS(Mapbox Tiling Service)とMobile Maps SDKを使って独自のインタラクティブな座席マップを再構築しました。これによりStubHubでは、ビジネスの成長に追いついていなかった古い技術的負債を軽

不動産業界でMTSが選ばれる理由 - MTSを使って位置情報データの活用を促進する | Mapbox Tiling Service(MTS)

不動産業界では、不動産の売買に関する意思決定にデータ可視化・分析マップが利用されることが多いです。その際、マップに求められる特徴は、不動産に関するデータが詳細かつ密度が高く、日々の意思決定に役立つよう最新のものであるということです。 米国だけでも、1億5500万の不動産区画と16万6000の地域があると推定されています。さらに区画データには、詳細な境界線や所有者情報、売買証書や抵当権、差し押さえ状況などの不動産に関するメタデータが含まれています。また不動産周辺の近隣データに

世界中のすべての木をマッピングし、あらゆる土地所有者がCO2排出枠取引に参加できる社会へ - NCX | Built With Mapbox

NCX(旧SilviaTerra)は、毎四半期アップデートされる米国全土における森林の精緻な測定データをもとに、透明性が高く公平な排出枠取引(*1)のメカニズムを開発することによって、森林を活用した炭素市場(カーボン・マーケット)へのアクセスを民主化することを目指しています。 *1 温暖化ガスの排出を削減する手法の一種。森林保全や再生可能エネルギーの導入など他の場所で実現したCO2の削減・吸収の量を購入することで、地球全体としてCO2を削減したとみなす。(日本経済新聞「排出

スマートウォッチ × 地図でフィットネスやアウトドアスポーツに革新を - Suunto7 | Built With Mapbox

スポーツウォッチなどを提供するフィンランド発の精密機器メーカー「Suunto(スント)」は、昨年2020年に同社初のプレミアムスマートウォッチであるSuunto 7を発表しました。Suunto 7はGoogleのWearOSを搭載したスマートウォッチですが、MapboxのMaps SDK for Androidを活用することで、特にオフライン環境下でのアウトドア・アクティビティでも高機能でUXの高い地図を提供するための、革新的な機能を備えています。 本記事では、Suunto

クリエイティブな地図で解決する海洋プラスチックごみ問題 - 世界海洋デーを記念して | Mapbox Community

オランダのNPO「The Ocean Cleanup」は、海のプラスチックを除去することを使命としています。The Ocean Cleanupの目標は、既存の海に浮遊しているプラスチックを除去することと、そもそもプラスチックが海に入るのを防ぐことです。本記事では今月6月8日の世界海洋デーを記念し、The Ocean Cleanupが作成した4つの強力なマップを通して、海洋プラスチックごみ問題における課題とその解決策について探っていきます。 The Ocean Cleanup

世界各地の情報格差が一目でわかる。ネットワークパフォーマンスの可視化マップ - OOKLA | Built With Mapbox

MapboxとOoklaは先日、世界中のネットワークパフォーマンスに関するデータを可視化したマップ「Ookla for Good Global Network Performance Map」を発表しました。このマップは、インターネット接続の性能を分析するWebサービス「Speedtest.net」を提供するOoklaとMapboxのパートナーシップにより、Ooklaが公開しているオープンデータを、Mapbox Tiling Service (MTS)のスケーラブルな処理能力

50億を超えるランニングやサイクリングのアクティビティを3D地形上にマッピング - Strava | #BuiltWithMapbox

Mapboxを導入いただいている、ランニングやサイクリングなどのアクティビティを記録するサービス 「Strava」にて、自分のアクティビティを3Dで見ることができるようになりました。Stravaの有料ユーザーは、ウェブサイトのパーソナルヒートマップ上で、丘陵や谷の起伏に沿って描かれた過去のアクティビティのルートを驚くほど詳細に見ることができます。 Stravaの有料ユーザーは、サイドバーで「3Dモード」を有効にすることで、Stravaにアップロードしたすべてのランニングやラ

バーチャルな地球における土地売買を可視化するヒートマップ - Earth2.io | Built With Mapbox

バーチャル空間に第二の地球として開発された仮想世界「Earth2.io」において先日、MTS(Mapbox Tiling Service)を用いた新しいマップとヒートマップがリリースされました。 Earth 2では、現実の地球全体と地理的にリンクしたデジタルグリッドレイヤーが作成されており、ユーザーはタイルという形で仮想の土地の所有権を主張できます。また、Earth 2のプラットフォームでは、世界中のあらゆる仮想の土地を検索、購入、入札することができます。ユーザーは売却を見

3Dマップで東京ドーム87万個分を超える土地の購入体験を向上 - LandSearch | Built With Mapbox

不動産用地を購入する際、購入者は土地のサイズや形状、地形などの情報からすばやく土地の価値を評価する必要があります。そんなニーズに応えるため、不動産マーケットプレイス「LandSearch」では、数10万件かつ1,000万エーカーを超える売地を3Dマップを用いて掲載しています。 LandSearchでは、3D地形マップに加えて、FEMA(米国連邦緊急事態管理局)が公開している洪水マップやUSGS(米国地質調査所)が公開している水源マップなど、土地売買に役立つ地図データを購入者

ヨーロッパの世界遺産を巡る旅をWebマップで - ユネスコ | Mapbox Community

パンデミックの影響で、世界遺産をオンラインで体験してもらうことの重要性はますます高まっています。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)のチームは、世界遺産のような特別な場所や地域をコロナ禍でも人々に知ってもらい、歴史や文化を伝えるために、Webマップを使った新しい体験を構築しています。 ユネスコの起源は、約1世紀前に国際連盟によって設立された国際知的協力委員会にまで遡ります。その使命は、後世のために重要な場所を保護・保存することへと発展し、現在のような大変動の時代において、そ

安全で楽しい登山を支えるデジタルマップ - オフラインマップとリッチな地図UI | 導入事例 - 株式会社ヤマップ

登山ではこれまで、紙の地図を携帯することが必須でしたが、近年ではスマートフォンの普及に伴い、デジタルマップを利用する登山者が増えています。携帯性に優れ、利便性の高いデジタルマップですが、安全で楽しい登山を支えるためには、電波のない環境においても登山に必要な情報をわかりやすく表示することが求められます。 株式会社ヤマップ(以下、ヤマップ)が提供する登山アプリ「YAMAP」は、電波が届かない山の中でもスマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプ