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新興市場トレンド変わり目で要注意

2016年11月から右肩上がりを続けていた新興市場ですが、ここにきてトレンドが変わってきています。以下はマザーズ指数の日足チャート。

3/15(水)に25日移動平均線を下回り、三連休前の本日3/17(金)時点では25日移動平均線がレジスタンスラインになっています。そしてJASDAQスタンダード指数もマザーズほどではないもの、「290」付近をピークに下降傾向です。

これまで継続して上昇していたで、急落する可能性もありますね。まだ収益力が安定化していないながら、テーマ株で急騰しているPER高めの銘柄などは、特に気を付ける必要がありそうです。

マザーズ指数失速の引き金をひいたのは、指紋認証などの生体認証機器を取り扱うディー・ディー・エスだ。特段の材料が見当たらないなか、同社株は後場に出た大口の売りで急落。制限値幅の下限(ストップ安水準)まで下げ、下落率は23%に達した。
急変は投資家心理を冷やし、中小型株全般に売りが波及。マザーズの主力銘柄の一角を占めるそーせいグループ株が6%近く下げるなど、指数の重荷となった。「重要な海外イベントを間近に控え、個人は個別銘柄のちょっとした動きにも神経質になっていた」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)という。

引用:株続落、マザーズ指数失速に透ける気迷い|日本経済新聞

一昨日のディー・ディー・エスのストップ安は驚きました。自分は逆指値を設定していたので事なきを得ましたが、PERが異常に高くなっている銘柄は要注意のようです。


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