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診断後支援外来(心理師外来)とは? #694

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

医療や認知症領域にも関わっていると最近出てくるのは「診断後支援」というワードです。

その名の通りの支援なのですがその部分に特化した外来を有償で実施しているクリニックがありました。対象が目的などが詳しく書いてあります。

対象
・認知症と診断されたが、今後どう生活すればよいかわからない。
・高次脳機能障害と診断されたが、今後どう生活すればよいかわからない

・費用3,000円(30分)※税別/保険適応外

実施の目的として、認知症は早期診断等が進んできているがそれが「早期診断、早期絶望」にならないようにするため診断直後のケア「診断後支援:Post-diagnostic support」が重要ということです。

そしてこちらでは公認心理師が、一緒に療養計画を立てていくという取り組みをしています。

具体的には、まず認知症や高次脳機能障害と診断された方本人のライフレビュー(生育歴、家族歴、職業歴などの聞き取り)を行い、パーソンセンタードケアに基づくアセスメントを行います。

認知症についての基本的な知識の理解を促し、どんなケアを受けたいか話し合います。どんな非薬物療法が良いかケアマネージャーやリハビリスタッフと情報共有します。

さらには、スピリチャルケア、意思決定支援:ACPも行っています。

最後に「本人ミーティングなど社会参加も進めます」とあり多種多様な内容です。

全国ではまだこのような外来は多くないと思いますがこれから新たな薬剤も発売される中、こういった場のニーズは増えてくるのだろうと感じました。

最後まで見ていただきありがとうございました。

診断後支援外来(心理師外来)

出典 ふくろうクリニック

よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。