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生きやすい街づくりを考える #283

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事をもとにテーマを決めてまとめていますので宜しければご覧ください。

こちらは愛知県豊田市での取り組みですが、認知症の人の社会参加に向けた各地の取り組みを紹介し、誰もが生きやすいまちづくりを考えようという催しが開かれました。

福祉施設で開かれた催しはNHKの主催で開かれ、地域の福祉関係者や高校生などおよそ20名が参加され、その中では認知症の人が能力を発揮できる環境を作ることが大切だという意見などが出されました。

この中で豊田市では介護事業者が子ども食堂で認知症の人に調理や盛りつけを担ってもらう取り組みを進めていること、また新潟市では認知症や引きこもりの人などさまざまな境遇の人が思い思いの時間を過ごすことが出来る農業用ハウスを設けたり、京都市では認知症の人に公共交通機関で外出を楽しんでもらおうと駅のそばに定期的にカフェを開いたりしていることも説明されました。

調べてみると社会参加の形は様々あり、ちょっとしたボランティアから、ものづくり、野菜作りから収穫して道の駅で販売して賃金を得るようなところもあるそうです。

まずは認知症の人が何もできないと決めつけない事、やりたいことを一緒に考えてみること、そして一緒にやってみること、それにより前向きな雰囲気が醸成されることで認知症があってもなくても関係ない共生社会の実現に近づくのではないのかなと感じた記事でした。

認知症の人社会参加へ 生きやすい街づくり考える 愛知豊田

出典 NHK

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