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宜野湾市:自動販売機を活用した見守り #794

noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、話題があれば雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

久しぶりに見守りの話題です。

沖縄県宜野湾市で認知症の人が安心して外出できる街づくりを目指し、自動販売機を活用して見守る取り組みが進められています。

見守りは過去からGPSやBluetoothやらなんやらツールを活用して検知するシステムが取り上げられていましたが今回のは意外にシンプルで今までなぜ思いつかなかったのかと思う自動販売機の活用です。

日本の自動販売機の数は異常なくらいあるそうで、海外ではありえないようです(海外だと機械ごと盗まれるか、バールでこじ開けられお金が盗まれるため設置しないと聞いたことがあります)。

今回の自動販売機を活用した見守りシステムは、認知症の人に500円玉大ほどの小さな発信タグを携帯してもらい、受信機が設置された自販機の近くに来ると位置情報が家族に通知される仕組みとのことです。

仕組みとしては今までのものと何ら変わらないのですが設置の気軽さで言えばデメリットはコストぐらいで非常に良い取り組みだと思います。

宜野湾市ではすでに市内の自販機20台に受信機を取り付け、登録した8人がタグを携帯して運用を始めているそうです。

そして今後は受信機を市内全域のおよそ250台に増やすことを目指し、民間の事業者と連携するようです。

見守りの賛同する企業や団体はあると思いますし、こういった見守りの取り組みに参画してもらいやすいと感じました。

最後まで見ていただきありがとうございました。

街中の自動販売機が認知症を見守る 認知症の人の居場所を自販機が探知 台数増加で迅速な捜索を

出典 TBS

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