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高齢者見守り

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2023年2月の記事一覧

北見市のヘルプカード #195

北海度の北見市の取り組みが認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの取り組みを募集する「認知症とともに生きるまち大賞」にて表彰されました。 認知症になってからも、行きたいところに自由に、安心・安全に外出できる地域を目指す取り組みが行われています。認知症のある人が「自分なりの望み」「ちょっと人にわかってほしいこと」「お願いしたいこと」を記入した「希望をかなえるヘルプカード(希望のカード)」をつくり、地域全体で生かす活動です。希望のカードは当事者、家族、福祉関係者にとどまらず

SOS模擬訓練とVRを合わせて #182

山口県宇部市の西宇部地区の認知症SOS模擬訓練が西宇部ふれあいセンターで開かれました。中・高生を含む住民61人が参加し、認知症の人への接し方などを学びました。主催は地区のボランティア団体・よりあい処西ケ丘です。 こちらの団体は統合型地域スポーツクラブとしても登録しており定期活動でスクエアステップを実施したり、イベントでサポーター養成講座なども行っております。 市高齢者総合支援課、西部第1高齢者総合相談センター、在宅介護サービス・ツクイ宇部厚南などの職員が講師やスタッフとし

熊本市 見守りGPS #162

見守りGPSの話も久しぶりになります。 秋のアルツハイマー月間時には非常に多く取り組みがされ、ニュースになりますが色々な時期に話題になるのも良いですね。 さて熊本では2021年に認知症やその疑いがあり、行方不明として警察に届け出があった方は県内に193人いらっしゃったようです。 お一人紹介されていますが熊本市西区のアルツハイマー型認知症の女性(62)は、普段散歩が趣味で、午前と午後の1日2回、つえをつきながら自宅周辺を歩いておられます。1回の散歩で山道を7~8キロ歩くため

見守りとレンタサイクル #159

見守りにBLEタグを用いることは過去取り上げましたが、それに加え市内の見守りカメラへの検知器の設置、さらにレンタサイクルに検知器を載せてタイムリーに察知するなど町ぐるみの取り組みの内容です。 それもそのはずで、昨年2022年8月に公募型プロポーザルを実施し、ALSOKの企画提案が選定されており施行予定額(予算額)は2767万2000円です。デジタル田園都市国家推進交付金(デジタル実装タイプType2)が活用されており規模が大きい町ぐるみの取り組みです。 具体的には兵庫県加