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高齢者見守り

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2022年12月の記事一覧

見守りシール #104

以前にも触れました「見守りシール」です。 簡単に振り返りますと、行方がわからなくなった認知症の人を見つけた際にスマートフォンでQRコードを読み取ると家族などに自動でメールが送られるもので、今回は岐阜県各務原市で内容を学ぶ講座が開かれました。 現在岐阜県内では各務原市を含めて22の自治体でこの見守りシールは導入されているそうです。岐阜が42市町村ですので半分以上が使われており、非常に根付いているのが良いと感じました(2022年11月30日現在)。 一方で全国で見ても255

見守りステッカーの効果 #97

見守りのステッカー、シールなど自治体の取り組み紹介は良くしますが効果や活用出来た事例ももっと紹介した方が良いですね。 事例を見た人が、「こうやって役に立つんだな」「自分の市でも始まっていたな」「あのステッカー、シールそういえばつけている人さっきいたな?」「でも今は特にお困りごとはなさそうだな」などが当たり前になってくるとぐっと取り組みの意味は高まる気がします。 下記の話題でも議員さんの気づきからしっかりとつなぐことが出来た事例ですが、このステッカーは過去この方が議会で提案

見守り さらに追加 #83

見守りへの取り組みが追加でありましたので2つ紹介します。 北海道厚真町と香川県高松市です。 厚真町は、実証実験として認知症の人を探すために大手通信会社が開発した専用のアプリの導入を活用して行われました。 認知症の82歳の男性が行方不明になったという想定で実験は始まり、アプリを使って、男性の写真や身長、体重などの情報が参加した町の職員や消防や警察の担当者のスマートフォンに届けられたようです。 ある地域の警察の方のお話を聞きましたが、ぜひ対象となるご家族がいた場合1枚でいい