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意外と知られていない【サイバー・エンジェル】

皆様、おはこんばんわ。魔王式です。

今回は儀式フェスで使用した【サイバーエンジェル】についてご紹介したいと思います。

【サイバーエンジェル】はコレクターズパックー閃光の決闘者ーでカテゴリ化した「サイバー・エンジェル」と名のついたモンスター群で属するモンスターは全て光属性・天使族の儀式モンスターで統一されています。

それでサイバーエンジェルって? いう方はこのカードを見たら思い出すんじゃないでしょうか。

よくドライトロンと宣告者で相手の妨害しまくるデッキがMD初期にて流行っていたデッキの一つですね。その潤滑油となったのがこの弁天。

サイバーエンジェルのレベル6儀式モンスターの特徴として自身がリリースされたり儀式召喚をするとサーチ・サルベージをする効果を持っています。
特に手札・フィールドのドライトロンモンスター、または儀式モンスターをリリースして特殊召喚するドライトロンと相性が良く、天使族をサーチできるので相手を封殺する

崇高なる宣告者や神光の宣告者をサーチしてきます。

となれば・・・

おいおいおい、どうせ【サイバーエンジェル】っていってもどうせデクレアラーで蓋するデッキか~?

と思う人がいるかもしれませんが

そんなのは【サイバーエンジェル】なんて言わないんですよ。
【宣告者】です。

【サイバーエンジェル】だったらサイバーエンジェルを活かさないといけませんよね。

というわけで今回使用したデッキを紹介したいと思います。

意外にもサイバーエンジェル儀式モンスターはカテゴリがある儀式モンスターの中では多い部類なんですよね。

そして効果をよく見ると強力な効果を持っています。
まずはレベル8儀式モンスター
サイバー・エンジェル-荼吉尼ー


儀式・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2700/守2400
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の儀式モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):自分エンドフェイズに自分の墓地の、
儀式モンスター1体または「機械天使の儀式」1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

もう一枚の
サイバー・エンジェル-伊舎那ー

儀式・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2500/守2600
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送らなければならない。
(2):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて相手モンスターに攻撃できる。
(3):1ターンに1度、自分フィールドの「サイバー・エンジェル」儀式モンスターを対象とする相手の効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地の儀式モンスター1体を選んでデッキに戻し、
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。

この2枚における強さというのが
(1)の
「儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドの○○1枚を墓地へ送らなければならない。」
という効果。
この効果というのは相手プレイヤーに墓地へ送ることを強要する効果であるので完全耐性を持っている効果のモンスターすら除去できてしまう効果なんです。
儀式召喚に成功した場合で名称ターン1もない強力な効果であるものの、墓地へ送るモンスターや魔法・罠は相手プレイヤーが選ぶことになるため、複数枚あれば除去したいカードが残ってしまったりするので融通が利かない場面も出てしまいます。
特に伊舎那に関しては(1)の効果に相手がチェーン発動したカードも墓地に送れてしまうため、なかなか扱いづらい効果になってしまっています。

そして、最上級の
サイバー・エンジェル-美朱濡ー

儀式・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3000/守2000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×1000ダメージを相手に与える。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):1ターンに1度、フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分の墓地の儀式モンスター1体をデッキに戻して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

儀式召喚したら特定の相手モンスターを破壊してダメージを与える効果。
2体いれば2000ダメージに3000×2回攻撃なのでワンキルできます。

また、レベル6のサイバーエンジェル儀式モンスターである

韋駄天をリリースしたら自分フィールドの儀式モンスターの攻守を1000あげる効果が決まれば4000×2でこれまたワンキルが決まります。

サイバーエンジェルのフィニッシャーというわけです。

ただし、今回のフェスにおいてはこの効果は活用できそうにないです。
というのもこのフェスではエクストラデッキに入れられるカードがだいぶ限られており、そのカードが残っているという可能性が低いのです。

ならば、サイバー・エンジェル-荼吉尼ーで戦っていくのか

実は隠れた強力な効果を持っているカードがあるんですよ

それが

この

サイバー・エンジェル-那沙帝弥ー


です。

儀式・効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1000/守1000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
(2):自分の儀式モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の「サイバー・エンジェル」モンスター1体を除外し、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、対象のモンスターのコントロールを得る。

どの効果も強いです。
ライフ回復もできるし、攻撃も止められるし、相手モンスターのコントロールも奪うことができる。

さらに強いのがいずれの効果も名称ターン制限がないこと

まず出してライフを回復して、他の自身のモンスターでリンクモンスターをリンク召喚して墓地に那沙帝弥を落とせば、墓地で(3)の効果を発動し、サイバーエンジェル儀式モンスターを除外して相手モンスターのコントロールを奪いながら特殊召喚。再度ライフの回復をして、またリンク召喚して墓地に送れば相手モンスターと墓地の儀式モンスターが存在する限り(3)の効果を使うことができます。

一気にライフも回復できれば相手モンスターを奪うことで実質的な除去ともなり、こちらは強力なリンクモンスターを並べることで相手のライフを削ることができるというわけです。

今回のエクストラデッキは制限されていますが、無制限の場合はそのような運用が可能というわけです。

つまりこういうことです。

儀式フェスにおいても少なからずその動きは可能なのでこの那沙帝弥を主軸として相手のモンスターを奪いながら戦う戦法で臨みました。

対戦リプレイや動き方などに関してはこちらの動画をご確認してください
ニコニコ動画→https://www.nicovideo.jp/watch/sm43066044

YouTube→https://youtu.be/1JPAu8__BH4


使ってみた感想

以前にあいうえおシリーズにて那沙帝弥を主軸にした構築で戦ったことがあったので回し方の難しさはそこまで変わりませんでしたが、やっぱりエクストラデッキに縛りがあるため思うような打点を確保するのが難しかったです。

また、【ヌーベルズ】においてヒエラルキアぐらいしか回答がなく、突破が困難でした。また、効果の対象にならないブルーアイズカオスAMXドラゴンを突破するということも大変でした。

根本的な問題として
①儀式の下準備が使えないというところ。
②ドライトロンの効果を使うとヒエラルキアが使えないということ。
この2つの問題がとてつもなく厳しかったです。

儀式召喚しないことには回りませんのでそれができないとなるとパワーが3分の1ぐらいになってしまいます。
ドライトロンを使った場合除去として使うヒエラルキアが使えないとなると神巫をリリースしたときの効果も狙えず後続の確保もしづらくなるため、入れないほうがよかったと思いました。

効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻1900/守2900
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの天使族モンスターを3体までリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
さらに、この効果を発動するためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2体以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3体:自分はデッキから2枚ドローする。

リリースする天使族の数によって追加効果がある効果で、場に出した神巫や弁天をリリースすれば相手のカードを破壊しつつドローや弁天たちの効果を使うことができます。メインフェイズにしか発動できないものの相手ターンでも発動できるため相手の展開に合わせて破壊による妨害やドロー、エスケープリリースなどに使います。レベルも9ということもあって儀式の素材になりやすいですし、レベル9を活かしたジェネレイド、天使族を活かすなら代行天使と幅広く使うことができます

よかった点としては相手も儀式モンスターがフィールドに残ることが多いので那沙帝弥で相手の儀式モンスターを奪うことでリンクネフティスを出しやすかったことです。


リンク・効果モンスター
リンク3/炎属性/鳥獣族/攻2400
【リンクマーカー:左下/下/右下】
儀式モンスターを含むモンスター2体以上
(1):このカードは、このカードのリンク素材とした儀式モンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2体以上:このカードの攻撃力は1200アップし、効果では破壊されない。
●3体:このカードの攻撃力は1200アップし、効果の対象にならない。
(2):このカードがEXモンスターゾーンに存在する限り、
相手はメインモンスターゾーンの「ネフティス」モンスターを攻撃対象に選択できない。

このカードもなかなか突破することが難しいのです。
素材にした儀式モンスターの数だけ効果が付与されて戦闘・効果・効果の対象にならないと効果が付与されていき、全部付与できたとするなら突破するのは難しいでしょう。

ただし、ヌーベルズには突破される!

ミラジェイドのような対象を取らない除外やリリースされたり、一滴などには弱いのでせっかく出したのに・・・ってことが多々あります。

こういう出すのが一手間かかるモンスターを出せたときはやっぱひとつの達成感みたいなものがありますね。

そんなところでしょうか。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。



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