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合格率10%以下!?一発試験で運転免許を習得!ストレート合格するためにやったこと

いずれ移住したいと思っているので、その第一歩として、先日一発試験で普通自動車運転免許(AT)を習得しました。受けた場所は、府中運転免許試験場です。

運転免許を習得する際、指定自動車学校に通うか、免許合宿に行くかの2パターンだけかと思いきや、実は「運転試験場で一発試験を受ける」という方法もあります。

私は非公認教習所で運転指導を受けつつ一発試験に臨み、免許を習得しました。習得するまでの期間は2ヶ月ちょっとで、費用は約20万円程度。全て一発合格だったので自動車学校で習得することを考えるとかなり金額を抑えて習得できました。

値段の話をすると「非公認教習所、安くていいじゃん!」と思われる方もいるかもしれませんが、一発試験の場合は、合格率が10%とかなり低く、試験を受ける度に試験費用がかかります。
また、試験中は助手席に警察官を乗せるという非現実な状況に耐えなければならないので、全人類にお勧めできるわけではないです。

ネット上でも「非公認教習所には通わない方が良い」「逆にお金がかかった!」などのマイナス声が多くあるので結構ビビる人もいるかもしれませんが、ちゃんと対策すればしっかり合格できると思います。

実際、私自身が今回仮免・本免全てストレート合格することができたので、合格するためにやったことをシェアしようと思います。


「一発試験」合格までのスケジュール


免許習得までの流れはこんな感じです。
私は時間的な融通がかなり利くので、約2ヶ月で習得できました。会社員だと練習時間が取りずらいと思うので、もう少し時間がかかると思います。

4月28日:初回練習開始
5月2日:仮免許学科→合格 (※この日に実技試験日の予約)
6月5日:仮免許実技→合格
6月14日:本免許学科→合格 (※この日に実技試験日の予約)
6月22日:特定講習を受講
7月7日:本免許実技→合格

ちなみに、非公認教習所の場合は、学科試験対策はテキストとDVDが配られるだけで授業はありません。全て自分1人で勉強することになります
個人的にそこはすごく良いポイントでした。毎回教習所に通うの、ダルいですしね。
しかし、運転練習するために少し遠い練習場まで行かなければならず、移動時間は結構取られました。私が通ったところは無料送迎してくれてたので、車の中でテキスト読んだり、学科の勉強時間に当てたりしました。

そして、運転指導してくれる先生は、ガチでいろんな人が多かった……。経営者の方や芸能関係の方、公認自動車学校で働いていた方など年齢も20代から60代までまじで様々。先生の相性は正直あると思いますが、基本的に皆様いい人で嫌な先生はいませんでした。

先生の質はすごく大事だと思うので、気になる非公認教習所があれば、事前に口コミなどをチェックしてみてくださいね。

学科試験対策(仮免許・本免許)

さて、学科試験の対策について書いていきます。
学科試験に関しては、仮免許も本免許も特に変わらないのでまとめて書かせていただきます。

すでに免許習得している人と話すと「学科試験なんて余裕でしょ」「俺、勉強しなくても受かったよ」なんて声もあるかもしれませんが、絶対に絶対になめちゃあかん!

私が受けた感じだと、仮免学科試験は4割程度の合格率で、本免許は8割くらいの合格率。試験に落ちている人もいるので、事前勉強してしっかり対策した方が良いと思います。

やったことは

  • 教科書を1周読む

  • アプリで問題を解く

  • 料理やお風呂やジム中はYouTubeで勉強

  • 教習所で渡された過去問を解く

この4つ。
アプリやYouTubeで無料で学べるなんて、今の時代は本当に便利で感激。
特にアプリは移動中も手軽に問題解答できるので、入れて良かったなと思いました。

アプリの画面

間違えた問題にチェックをつけたら、その部分だけ抽出して出してくれる機能もあるし、本当に便利!ありがとう!

勉強時間が中々取れない人や、不安な方は、「裏校」と呼ばれる試験当日に学科試験の講習をしてくれる場所もあるそうなので、そちらも調べてみてくださいね。

仮免許実技試験対策

正直、実技試験はほとんどの人が受かりません。私が受けた回だと、大体8人受けて3人程度の合格率。

実技試験の場合は一回落ちると、再度予約する場合1ヶ月以上待つこともあるので、できることはしっかりやった上で試験に臨んだ方が良いかと思います。

私が受かるためにやったことは、

①必ず2回は、試験場コース開放日に練習に行く。
②試験当日、集合時間早めに行って試験コースの確認をする。

これについては以下で詳しく説明していきます。

①必ず2回は、試験場コース開放日に練習に行く。

私が通っていた教習所からは元々「試験場コース開放日に試験場で練習してくださいね」と案内されていました。

試験中に走る道を実際に走れるので、一発合格したいのであれば、事前に2回は試験場コースで練習した方が良いと思います。

なぜ2回を推奨するのかというと、府中運転試験場の場合試験コースが4パターンあるのですが、その全て回るとすると一回の練習時間だけでは足りないからです。

ただ、この試験場の練習コース、本当に×100予約が難しい!!!
試験場コース開放は土曜、祝休日限定&完全予約制。予約は1ヶ月前から取れるので、練習したい1ヶ月前に電話をかけるのですが……電話が繋がりません。
受付開始時間直後に電話かけて、1時間半電話し続けてもつながりませんでした。電話線自体、1個しかないようです。
「一生かけ続けていればいつか繋がる」と念じながら電話かけまくった結果、1時間半後に繋がりました。

15時くらいにかけたらすぐに予約取れたなんて人もいるので、受付開始時間より少しずらして電話をかけてもいいかもしれませんが、予約が埋まっている可能性もあるので、そこはご自身の判断にお任せします。

試験場を回った練習後は、地図の中に自分がどこでミスしたのかを書き込んでいました。(ボロボロだし、字が汚くてすみません)

ミスりそうな箇所を事前に把握できることが試験場コース練習の一番のメリットなので、しっかりと書き込んでおいた方が良いと思います。

②試験当日、集合時間早めに行って試験コースの確認をする。

余談ですが、私は毎回実技試験日は午後に予約し、早めに到着し、府中運転試験場の地下1階の食堂でカツ丼を食べるという行事を1人でしていました。

仮免許試験日は、集合時間の30分前に教室に入ったんですけど、そしたらなんと、当日の試験コースが表示されていたんです。

私の時は「Bコース」と書いてあったので、それに気づいてから集合時間までずっとBコースの経路確認と、気を付けるポイントを復習していました。

試験当日は警察官を乗せて運転します。
この異常な事態にものすごく緊張するので、あらかじめ走る道がわかっていた方がリラックスできるでしょう。

因みに、仮免許試験後は、落ちた人はフィードバックをいただけるのですが、合格者にはフィードバックがありません。
私はガチ勢だったので「もっとこうした方が良いトコロなどはありますか?」って食い気味に聞いたら、のちほど試験官から少し呼び出され「ブレーキが急なところがあるので、そこは気をつけてください」と言われました。

ここで改善点を聞いておくと、本免許の実技試験で注意すべきポイントもわかるので、聞いて良かったなと思いました。

本免許実技試験対策

さて、いよいよ本免許の実技試験です。
この試験もかなり合格率が低く、10%くらいと言われています。
(因みに、試験日までに特定講習を済ませておくと、当日中に免許を交付してもらえるので特定講習は受けておいた方が良いと思います)

仮免許を習得してからは、基本的に府中試験場周辺で教官と集合し、実際の試験コースを回るような練習内容になっているので、ある程度慣れている状態で試験に挑めました。

試験当日は、路上試験をしてから、転換・縦列駐車の試験を行います。

路上試験の対策でやったことはこの2つ。

①事前に習った注意ポイントを手帳にまとめ、ギリギリまで読む。
②試験日前日に、方向変換・縦列駐車を自主練した。

詳細は以下にまとめます。

①事前に習った注意ポイントを手帳にまとめ、ギリギリまで読む。

「左折で左に寄る時に葉っぱに触れたら減点」「自転車を抜けずに落ちた人がいた」など、今までの練習で注意を受けた箇所や、減点ポイントなどを手帳にメモして当日持っていきました。

待機所で電子機器は使えないので、メモは手帳にしておいた方が良いと思います。

路上試験は、基本的に前回落ちた人が最初に試験を受けるようなので、初めて本免許を受ける時はわりと待ち時間があります。

その時間を決して無駄にせずに、復習に時間を割いておくと良いと思います。

②試験日前日に、方向変換・縦列駐車を自主練した。

通っていた教習所では、1回90分間だけ縦列駐車と転換の練習をさせてれました。
試験日前日にこのバックの練習をさせていただいたのですが…………私……本当にバックが苦手すぎて……………練習中も中々上手くできませんでした。

正直、路上の練習を一回減らし、その分をバック練習に変えてもらうように交渉すれば良かったです。
もしくは、事前にYouTubeなどでイメトレをしてから練習に臨むべきでした。
もし過去に戻れるなら、練習前にたくさんYouTubeを見て予習しておきます……。

全く上手くいかなかったので、その日の夜に広い駐車場まで車で行って夫と自主練しにいきました。

夫よ、22時過ぎまで練習に付き合ってくれて本当にありがとう。

この自主練をしなかったら、正直受からなかっただろうなと思います。

ガクブルしながら受けましたが、なんとか無事合格して一安心。

鮫洲試験場vs府中試験場


都内には、鮫洲試験場と府中試験場があるのですが、私は鮫洲の方が若干家からは近いのですが、予約のしやすさから府中試験場を選びました。
試験日予約のしやすさは事前に教習所などに確認したほうが良いかもしれません。

学科は予約不要なのですが、実技の試験は、1回落ちてしまうと次の予約が1ヶ月以上先になってしまいます。
自宅に車がある方は、自主練をしたり、できる限りの対策をした上で実技試験に臨んだ方が良いと思います。

もし落ちてしまったな場合は、次の予約日を待っているのではなく、キャンセル確認をして試験日程を早める方法もあるので、こまめに電話して確認し、なるべく早く受けれるようにすることをお勧めします。

最後に


いやぁぁぁぁぁああ、ほんっとうに受かって良かった!!!!

個人的には、費用も安いし、すぐに免許が取れたし、個別で練習時間調整してくれるところがすごく良かったです!

一発試験、最高!

が、しかし!
全ての人に一発試験をお勧めできるかと聞かれたら、そうではないのが正直な感想です。
やはり、絶対に免許が取れるという保証がないので、運転に自信がない人は費用が逆にかかってしまう可能性もありますし、運転試験場での試験は自動車学校よりも審査基準が高いと言われています。

普通に、自動車学校や免許合宿に行く方が無難だとは思います。

でも一発試験は一発試験なりのメリットも大きいので、今回のブログは、いちプラスの声として受け取っていただき、ご自身で説明を受けた上で判断いただければと思います!


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